東京スカイツリーからの夜景を背景に“歌舞伎”を堪能

現在、東京スカイツリー天望デッキ フロア350「SKYTREE ROUND THEATER(R)」にて上映されている『東京スカイツリー(R)天望歌舞伎』がすごい。

そもそも「SKYTREE ROUND THEATER(R)」とは、東京スカイツリー天望デッキ フロア350の窓ガラスの上部、横幅約110メートル、高さ約2メートルを巨大なスクリーンに見立てて映像を映し出すショーで、プロジェクションマッピングを駆使したダイナミックな映像と臨場感溢れる音響が夜の天望デッキを劇場に変化させる。

この巨大なスクリーンを使用した『東京スカイツリー(R)天望歌舞伎』は、株式会社ファーンウッドの監修の下“歌舞伎本来の芝居小屋の再現”を目指して旗揚げされた平成中村座とのコラボレーション。外国人にもなじみ深いロックの名曲に合わせて中村勘九郎が獅子の舞を披露してくれる。本企画のためだけにアレンジされた豪快な“毛振り”や、エアギターなどを組み込んだ舞がロックと融合し、魅力のあるショーとして完成しているのだ。

また、ショーの後半には平成中村座のニューヨーク公演などをコラージュ、中村勘九郎の父である十八世 中村勘三郎、弟の中村七之助との親子競演が実現するなど歌舞伎ファンにも楽しめる内容となっている。

地上350メートルの天空の舞台で歌舞伎の新たな魅力を堪能できる『東京スカイツリー(R)天望歌舞伎』をぜひご覧あれ。