長澤まさみが堂々たる歌声で熱唱「‟セリフ”として見ている人の心に届いたら」 映画『SING/シング』本編映像を一部公開
(C)Universal Studios.
3月17日公開のアニメーション映画『SING/シング』から、長澤まさみが歌声を披露する日本語吹き替え版の本編映像の一部が公開された。
『SING/シング』は、『ミニオンズ』、『ペット』のユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントによる作品で、第74回ゴールデングローブ賞で2部門にノミネートされた。動物だけが暮らす世界を舞台に、取り壊し寸前の劇場支配人バスター・ムーン(コアラ)が開催したオーディションに参加する、極度のアガリ症のシャイなティーンエイジャーのミーナ(ゾウ)、ギャングファミリーを抜け出し歌手を夢見るジョニー(ゴリラ)、我が道を貫くパンクロックなティーンエイジャーのアッシュ(ヤマアラシ)、25匹の子ブタ達の育児に追われる主婦のロジータ(ブタ)、貪欲で高慢な自己チューのマイク(ハツカネズミ)、常にパーティー気分の陽気なグンター(ブタ)らの姿を描く。オリジナル版には、マシュー・マコノヒー、 リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、トリー・ケリーといったキャストが参加している。
日本語吹き替え版には、内村光良(コアラのバスター・ムーン役)ほか、長澤まさみ(ヤマアラシのアッシュ役)、スキマスイッチ大橋卓弥(ゴリラのジョニー役)、トレンディエンジェル斎藤司(ブタのグンター役)、MISIA(ゾウのミーナ役)、大地真央(ヒツジのナナ・ヌードルマン役)ら総勢11名が声の出演を果たしている。公開された映像は、長澤演じるヤマアラシのアッシュが歌うシーンだ。本編で流れる楽曲は、フランク・シナトラ、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、スティーヴィー・ワンダーなど、グラミー賞受賞総数100を超えるそうそうたるアーティストたち。
公開された映像では、長澤が劇中唯一のオリジナル曲「セット・イット・オール・フリー」を披露している。アッシュは彼氏と一緒にオーディションに応募したものの、1人だけが合格してしまい、浮気されてしまう。傷心しながら本番のステージで披露するのが、「セット・イット・オール・フリー」なのだという。失恋を乗り越えようとするアッシュの想いをつづった力強い歌詞と、爽快なサウンドが合わさったロックナンバーを、長澤は熱唱。本シーンを振り返り「あまりシャウトするような歌を普段歌わないので、挑戦だったのですが、思いっきり演じてなんとか形になったかなと思います。彼女自身が自分の殻を破って曲を作り上げるというストーリーになっているので、それに自分も気持ちが乗れたかなと思いました」とコメント。さらに、「アッシュのその時の気持ちを歌っている歌なので、ただ一つの”歌”という感じではなくて、”セリフ”として見ている人の心に届いたらいいなと思いました」とみどころを語っている。
(C)Universal Studios.
長澤自身も事務所のオーディションの際、自己アピールとして歌を歌った経験があるという。当時を振り返り、「別に得意ではなかったんですが…そこでまんまと音程を外してしまって歌うことの難しさを知りました。その時の恥ずかしかったなという想いがあったので、歌を上手くなりたいと思い、なんとなく歌ったりしていたらこういうお仕事をいただけるようになって。苦手なことは克服できるんだなと自分も身を以て感じましたね」とコメントしている。
映画『SING/シング』 は2017年3月17日(金) 全国ロードショー。
監督/脚本:ガース・ジェニングス 製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
配給:東宝東和
■出演(字幕版):マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリー他
◆吹替え版/演出:三間雅文 日本語歌詞監修:いしわたり淳治
◆出演(吹替版):内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、山寺宏一、坂本真綾、田中真弓、宮野真守、谷山紀章、水樹奈々、大地真央
公式サイト:http://sing-movie.jp/
(C)Universal Studios.