TECHNO特集② 現在進行形の注目すべきテクノアーティスト10選

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2017.4.5

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テクノの歴史を築いたレジェンド特集に続いて、いま確実に押さえておきたいアーティスト10組。いずれも世界中のクラブ&フェスで活躍中。テクノ最前線をひた走るアーティストたちを一挙紹介します。

EDMはもちろん、ダンスミュージック好きならば、テクノだって詳しくなりたいですよね!

というわけで、EDM MAXX改めTECHNO MAXX編集部では、エイプリルフール企画にジョークではなく、テクノの魅力に本気で迫ります!!!

ベン・クロック、マーセル・デットマン、ジョセフ・カプリアッチなど、ここ数年で頭角を現したテクノ最前線のアーティストから、カール・コックス、ジェフ・ミルズ、リッチー・ホウティンなど、1980年〜90年代から活躍する大御所アーティストまで。

世界中のクラブやフェスで活躍中のアーティスト10組のDJミックス+代表曲を聴けば、テクノの”今”がわかる!
 

CARL COX(カール・コックス)


 

イタリアが誇る最高のテクノアーティスト、マルコ・カローラ。90年代から活動し、リッチー・ホウティンのPLUS8やMINUSからのリリースをはじめ、世に送りだしたアンセムは多数。

イビサのAmnesiaで彼が主催するパーティ「MUSIC ON」は現地でも屈指の人気を誇り、開催すれば毎回超満員。いまやイビサを飛び出し、世界各地で開催されています。彼もまた今年のマイアミ「Ultra Music Festival」のRESISTANCEのCARL COX MEGA STRUCTUREステージででプレイ!

引退説が流れたこともあったが、今なお現役バリバリ。米マイアミ「Ultra Music Festival」でもRESISTANCEのCARL COX MEGA STRUCTUREステージを率いてオーディエンスを熱狂の渦に叩き込んでいだカール・コックス。

世界的ビッグフェスはもちろん、スペイン・イビサ島などでも大活躍。mixmagやRAのランキングでも毎年上位に輝く、まさにトップDJ。

そんな彼の何がスゴいって、その確かな審美眼もさることながら、とにかく現場一筋のその生き様。誰もが彼についてゆく、まさにテクノ界の頼れる兄貴的存在です!

 

RICARDO VILLALOBOS(リカルド・ヴィラロボス)


チリ出身、ドイツ育ち。90年代から活躍し、その長きに渡る活動の中でハウス〜ミニマル〜テクノ……あらゆるサウンドを極めた中でも、とりわけミニマル界においては帝王として君臨。

現在活躍する多くのDJ・アーティストに影響を与えてきたリカルド・ヴィラロボス。

特に2000年代以降の彼の活躍は目覚ましく、一時は各メディアのチャートやランキングなどでも無双状態。しかも、一切コマーシャリズムに媚びることなく自らの道をゆくスタイルはかっこよすぎ! その姿はまさに孤高のカリスマそのものです。

 

DUBFIRE(ダブファイア)


世界屈指の音楽賞、グラミーを受賞したこともある現行テクノシーンでもトップに位置するアーティストのひとりダブファイア。

かつてハウスユニット、ディープ・ディッシュとして活躍していましたが、ソロ中心となってからはテクノへと移行し、ジャズやダブなど様々な音楽性を昇華したサウンドで人気を博しています。

ここ日本でも「ULTRA JAPAN」をはじめ多くのフェスやパーティに出演し、絶大な人気を誇っているのは言わずもがな。彼が主宰するレーベルSCI+TECもテクノ好きにはたまりませんね。ちなみに、2014年にはディープ・ディッシュも再始動。ぜひとも日本でもその姿を見たいところ。

 

RICHIE HAWTIN(リッチー・ホウティン)


かつては坊主&メガネがトレードマークだった彼もいつのまにか……。とはいえ、その実力&音楽性は変わることなく、長年テクノ〜ミニマル界のトップに。リッチー・ホウティン以外にも様々な名義で活動していますが、なかでも有名なのはプラスティックマン。

数々のスマッシュヒットを生み出し、一世を風靡しましたね。また、彼のレーベルPLUS8〜MINUSやパーティ「ENTER.」のブランド力も今なお絶大。

ちなみに、彼の今のトレードマークと言えばSAKE(日本酒)。大の日本酒愛好家で、それは日本酒造青年協議会から“酒サムライ”に任命されるほど。DJプレイ以外でも日本酒目当てに度々来日中。

 

ADAM BEYER(アダム・ベイヤー)


1990年代から活躍するベテランだが、その実力&人気はいまだ衰えることなくRAのDJランキングでも昨年は6位を獲得。

そして、リリースする曲は常にBeatportでもチャート上位にランクイン。テクノ界きってのヒットメイカー。かつてはハード&ミニマルなスタイルでしたが、その音楽性は拡大。そのポテンシャルもまさに規格外。

また、彼が主宰するDrumcodeはテクノシーンにおける最重要レーベルのひとつ。最近はあまり来日がないだけに、ぜひとも日本で彼のプレイが見たい!

 

BEN KLOCK(ベン・クロック)


テクノシーンのメッカ、ドイツ・ベルリンの名門クラブBerghainで、2004年のオープン以来レジデントをつとめるベン・クロックは、2016年のmixmagのランキングで6位、さらにはRAでも16位と世界でも屈指の実力者。

DJとしてだけでなく、プロデューサーとしても2006年に立ち上げたレーベルKlockworksともども高い評価を受ける、まさに今のベルリン・サウンドの体現者。

テクノ好きなら一度は彼のプレイを体感すべく、Berghainに行くべきです!

 

MARCEL DETTMANN(マーセル・デッドマン)


彼もまたテクノシーン最高峰のクラブBerghainで長年レジデントDJとして活躍。さらには、人気レーベルOstgut Tonを牽引するマルセル・デッドマン。

ベルリンテクノはもちろん、様々な音楽性を昇華させたそのサウンドは唯一無二。今年のマイアミ「Ultra Music Festival」でもRESISTANCEのARCADIA SPIDERで圧巻のプレイを披露。オーディエンスを歓喜の渦に叩き込んだのは記憶に新しいところ。

 

JEFF MILLS(ジェフ・ミルズ)


テクノ界のパイオニア的存在でもあるジェフ・ミルズ。最近は「題名のない音楽会」に出演したり、AERAの表紙を飾ったりと日本のマスメディアでも活躍中。

かつてはターンテーブルの魔術師として、とにかくスゴ過ぎスキルフルな超絶プレイでオーディエンスを圧倒。また、昨今はクラシック&宇宙と融合して新たなタームへ向かっていますが、シーンでの影響力も健在。

つい先日発売された「Planets」の壮大なシンフォニーもさることながら、彼のレーベルAxis Recordsは今年で25周年。アニバーサリーイヤーとなる今年はいろいろと動きがあるとか。要注目!

 

JOSEPH CAPRIATI(ジョセフ・カプリアッチ)


今年のマイアミ「Ultra Music Festival」でもRESISTANCEのCARL COX MEGA STRUCTUREステージで大活躍だったジョセフ・カプリアッチ。世界の名だたるフェスに出演し、イビサでもマルコ・カローラが主宰するパーティ「Music On」のレジデントとして大活躍。

また曲作りをさせてもSCI+TECやDrumcodeをはじめ、様々なレーベルからヒット曲を量産。イタリアが誇る世界的テクノアーティストのひとり。

 

MARCO CAROLA(マルコ・カローラ)


 

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Text by TECHNO MAXX

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