イルカやアシカの名演技が見られる!?「アクアワールド茨城県大洗水族館」vol.1
大水槽での水中対話ショーも人気!
「アクアワールド茨城県大洗水族館」(茨城県東茨城郡大洗町)は、関東最大規模の“海の総合ミュージアム”。サメの飼育種類数は国内最多で、難しいといわれているマンボウの複数展示などでも知られています。館内は、「出会いの海ゾーン」「ミュージアムゾーン」など、9つのゾーンで構成。生き物のことを楽しく学べるレクチャープログラムや、飼育員さんの解説を聞きながら、サメやマンボウなどの食事風景が見られる「お食事タイム」なども開催されています。
※各プログラムのタイムスケジュールは、動物の体調などにより変更になる場合があるので、公式サイトや館内でご確認ください。
数あるプログラムの中でも最も人気を集めているのが、オーシャンシアターで開催される「イルカ・アシカのオーシャンライブ」。通常は1日4回開催され、各回30分前から入場開始となります。定員になり次第入場終了となるので、混雑時は早めに会場へ行きましょう。ライブでは、ダイナミックなイルカのジャンプや、アシカのコミカルな演技などを見ることができます。内容は、出演するスタッフや動物によって少しずつ違いますが、オキゴンドウの背中にアシカが乗るという共演が人気です!
瀕死の演技をするイルカ
アシカとオキゴンドウのキス
芸達者なアシカですが、時々、アドリブで飼育員さんを困らせることもあり、それもまたライブならではの楽しさです。
ダイバーが撮影する映像を映すスクリーン
「出会いの海の大水槽」では、「アクアウォッチング」という水中対話ショーが開催されます。水槽の中にダイバー(飼育員さん)が登場し、水中カメラで魚たちを映しながら解説。水中カメラの映像は、2か所のスクリーンに映し出されます。「質問コーナー」では、質問したり、見たい生き物の映像をリクエストすることもできます。
「出会いの海の大水槽」
例えば、この画像のような状態を見た来館者から「背中に乗っている魚は何ですか?」という質問が出ました。答えは、サメなどの大型生物にくっついて生活するコバンザメ。ダイバーがカメラで追いながら、コバンザメについて詳しく解説してくれました。
来館者がリクエストした魚をカメラで追ってくれます
気になること、知りたいことがあれば、ぜひこのショーの間に質問してみましょう。
ほかにも、「学び」につながる展示が館内の随所で見られます。
チンアナゴの模型
立体模型で砂の中の様子を再現!
例えば、チンアナゴの水槽の隣には、こんな模型がありました。どうなっているのか気になる砂の中を、模型で見せてくれています。
シャークナゲット(300円)
軽食コーナー「マーメイドギャレー」では、県内の米豚を使った同館オリジナルカレー(500円)や、アオザメとヨシキリザメを使った「シャークナゲット」(300円)などが食べられます。サメの肉というと独特の臭みがあるイメージですが、「シャークナゲット」には臭みなどもなく、チキンナゲット感覚で食べられました。
営業時間:9時~17時 (最終入館16時)
休館日:2015年12月7日(月)~12月11日(金)