岸谷五朗・寺脇康文「地球ゴージャス」の新作タイトルが『ZEROTOPIA』に決定、柚希礼音・西川貴教らキャストのビジュアルが完成
岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット「地球ゴージャス」の15作目となる待望の新作公演のタイトルが『ZEROTOPIA(ゼロトピア)』に決定した。
沈没した豪華客船から必然的に生き残った男女が待ち受ける運命は、地図に載っていない辿り着いた島を起点(ゼロ)としてユートピア(理想郷)へ向かうのか、ディストピア(地獄郷)へ向かうのか―。心の奥底に巣食う闇を抱えて生きてきた彼らに押し寄せる巨大の陰謀とは―。
「生」という普遍的なテーマを題材に、地球ゴージャスならではのエンターテインメントで届けられる。
この待望の新作に挑むのは、元宝塚男役トップスターであり退団後も舞台女優として不動の位置に君臨し続けている柚希礼音。日本の音楽シーンを牽引しミュージシャンの活動以外にも様々な分野で挑戦し続けるT.M.Revolution西川貴教。ドラマ・映画などでの活躍が著しい若手実力派俳優・新田真剣佑。そして地球ゴージャス初となるWキャストを務めるのは、今作が「クザリアーナの翼」以来2回目の参加となる宮澤佐江と、数々の人気作品の声優を務め絶大な支持を集める花澤香菜。
そして、地球ゴージャスの見どころの1つでもあるダイナミックなダンスナンバーを振付けてきた、藤林美沙、原田薫、大村俊介(SHUN)の3人も今回揃って出演。トップクラスのダンスの実力は勿論、役者としても強烈な個性を爆発させる。また、数々の大作ミュージカルや人気舞台作品に名を連ね、舞台界を中心に注目を集める若手人気俳優の水田航生、植原卓也もゴージャス流エンターテインメントを盛り上げる。
地球ゴージャス結成23年目に突入した主宰の岸谷五朗・寺脇康文を筆頭に、俳優・ミュージシャン・声優……といった史上最強のバラエティに富んだキャスト陣が勢揃いした。
そしてこのほど、今作品を象徴する「どこにもない場所」「色彩の無い世界」に集う登場人物たちのビジュアルが完成した。色彩が無い世界でありながらも、この豪華キャスト陣が勢揃いし、圧巻の世界観が創出された。
全キャストの撮影に立ち会った岸谷は「ビジュアル撮影は演出家としても大事な時間」と語り、衣装、ヘアメイク、表情、醸し出す雰囲気など細部にわたり指示出し、キャスト陣に作品イメージを真摯に伝えながら撮影を盛り上げ、熱気があふれた。
目覚めると…気がつくと…意識を取り戻すと…
そこは島であった。
感覚が…おかしい。
五感が…変だ。
確かな事は…自分は、島にいる。
そんな感覚に取り憑かれ、島を見渡しているのは自分だけでは無かった。
何人かの人間が島に生きていた。
否、生き残っていた。
彼等は自分と同じ豪華客船に招かれた人々。
沈むはずのない客船が沈んだ。
打ち上げられた数名の命・・・男と女。
彷徨い徘徊している内に出逢いを重ねる人々。
罪を隠す女
恨みを隠す男
悲しみを隠す男
狂気を隠す女
何も隠さない男
そして、企みを隠す男…
一つ一つ剥き出しになっていく彼らの隠された過去。
そして、彼等は知る。
この島に流れ着いたのではなかった…。
客船は沈没したのではなかった…。
「俺達は、沈没させられ!流れ着かされたのだ!この島に!」
この島は、色を失った、地図にない島。そして、大きな大きな…陰謀渦巻く島。
彼らは、なぜ、集められたのか。
心の奥底に巣食う闇を抱えて生きてきた彼らに、魔の手が近付く…。
■日程:2018年4月9日(月)~5月22日(火)
■会場:TBS赤坂ACTシアター
■作・演出:岸谷五朗
■出演:
柚希礼音 西川貴教/新田真剣佑 宮澤佐江・花澤香菜(Wキャスト)/
藤林美沙 原田薫 大村俊介(SHUN) 水田航生 植原卓也/岸谷五朗 寺脇康文 他