WEAVER、全国ツアーファイナル公演で“2つの顔”を表現 大晦日には地元神戸でワンマンライブ開催へ
Photo by タマイシンゴ
11月12日、福岡・DRUM Be-1にてWEAVERの全国ツアーWEAVER 13th TOUR 2017「A/W TOUR~You and I will find Another World~」ファイナル公演が行われた。
10月21日のデビュー日からスタートした同ツアーは、すでに6箇所を終えファンの間で大きな反響を呼んでいた。そのファイナルを見届けようと福岡の地には県内外から多数のファンが詰めかけ、もソールドアウト。幻想的なSEに合わせメンバーがステージに登場すると、Pf/Vo.杉本がスポットライトを浴びる中ゆっくりと演奏を始める。1曲目から意表を付きデビュー曲「白朝夢」でスタート。
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続けて「トキドキセカイ」をドロップし、WEAVERが得意とするピアノサウンドを惜しみなく披露すると、MCでは杉本が「今日一日最高な一日になる予感しかしません!ありがとう!」と話し、Dr.河邉も「今日は皆さんを違う世界に連れていこうと思います。」と、ツアーのタイトルにもかけて想いを語る。Ba.奥野は「10月でデビュー9年目を歩み出したWEAVER。見逃せないライブをして帰ろうと思います!」と熱い想いを語った。
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杉本が「今日のライブはWEAVERの歴史を感じて欲しい。最高な時間を一緒に作りましょう!」と会場を煽り、「66番目の汽車に乗って」、「Shall we dance」と初期を代表するアッパーチューンを連発。前半ラスト曲では留学前にリリースした「夢じゃないこの世界」を披露した。
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「それでは、この辺でゆったり聞いてください」というMCから、バラードセクションに突入。「『あ』『い』をあつめて」そして、「Photograhs」と新旧のバラードナンバーを披露。サウンドアプローチは違えど、どちらも共通して杉本の優しい歌声、奥野の包み込むベースライン、河邉の繊細なタッチが光る、WEAVERの真骨頂とも言える表現力で会場を温かい空気で包んだ。
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そして、今回のツアーを表現する2つ目の顔。後半はここ数年WEAVERが表現の幅を広げるために出会ったエレクトロセクションに突入。レーザーの演出とともに1曲目に最新EP『A/W』からリードトラック「Another World」を披露すると、会場を一点、ダンスホールへと変貌させた。
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その後もループのビートを刻みながら、Jazztornikによって新たな生命が吹き込まれた「心の中まで(Jazztronik Remix)」を披露。リズムを刻んだまま、「さよならと言わないで」そして、杉本がハンドマイクで観客を煽る「KOKO」と続き、エレクトロ・サウンドとバンドパフォーマンスが一体となったパフォーマンスに観客も手を上げて応える。さらに「クローン」「Shake! Shake!」「S.O.S.」とノンストップで繰り広げられる楽曲は、まさに第2期のWEAVERを象徴するセットリストとなった。
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そして本編の最後には、杉本が「最高だね福岡!WEAVERとしてデビューして8周年。まだまだ叶えたい夢は沢山あって、その為にいい曲を書いていいライブをして自分たちを更新していくことが、僕らにできることだと思っています。だからこれからもWEAVERについて来てください。最後の曲はWEAVERにとって大事な曲になりました。行けますか福岡!」と思いを伝え、「だから僕は僕を手放す」へ。ピアノサウンドとエレクトロサウンドという2つの表情を融合させた今回のライブの集大成とも言える、力強いサウンドで会場を熱気の渦に巻き込んだ。
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やまないアンコールの拍手に答えるように、再びステージに現れたWEAVER。杉本が「僕らも迷うこともいっぱいあるし、みんなもあると思う。そんな時に、僕らがみんなの道しるべとなるからライブに来て欲しい。これからのWEAVERを示す新曲を持ってきました。未来に希望を持てる、そんな曲を作りました」と伝え、このツアーを通じて育ててきた、タイトルもまだない未発表の新曲を披露。曲の最後には、観客を巻き込んだシンガロングで会場を一つに。そして、「Boys&Girls」では一つになった会場を最後まで盛り上げ、アンコールが終了した。
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3人がステージの前へ並び、「最高でした!どうもありがとう!」と感謝の言葉を伝え、「ツアーは今日で終わるけど、まだまだ今年は終わりません!12月31日神戸VARITにてライブを行います!」と発表が。大きな歓声で会場が沸く。杉本が「地元神戸で何かしたいと思って今回のライブを決めました。年の最後、幸せな時間をみんなと過ごして、来年も幸せな一年を迎えたいです。皆さんどうか会いに来てください!」と、ツアーファイナルにてサプライズ発表を行い全国ツアーを終えた。