HYDE×いしわたり淳治×阿部サダヲ、あいみょん×吉岡里帆!全14アーティストが映画『音量を上げろタコ!』に楽曲・出演で参戦

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2018.6.20
左上から時計回りに、HYDE、あいみょん、阿部サダヲ&吉岡里帆、いしわたり淳司 (C)2018「音量を上げろタコ!」製作委員会

左上から時計回りに、HYDE、あいみょん、阿部サダヲ&吉岡里帆、いしわたり淳司 (C)2018「音量を上げろタコ!」製作委員会

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10月12日(金)公開の映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(以下『音量を上げろタコ!』)のW主題歌をHYDEあいみょんが手がけることがわかった。また、楽曲提供、出演などで全14組のアーティストが参戦することも発表されている。

『音量を上げろタコ!』は、ドラマ『時効警察』シリーズや、映画『俺俺』の三木聡氏が監督・脚本を務める映画。“声帯ドーピング”というタブーを使い驚異の歌声を手に入れた世界的ロックスター・シンと、声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうかがひょんなことから出会ったことから始まるロック・コメディ。阿部サダヲがシンを、吉岡里帆がふうかをそれぞれ演じる。そのほか、千葉雄大、麻生久美子、小峠英二(バイきんぐ)、ふせえり、田中哲司、松尾スズキらがクセの強いキャラクターをハイテンションに演じているという。


2曲のW主題歌のうちHYDEが作曲を手がけたのは、阿部サダヲ演じるロックスター・シンが歌う「人類滅亡の歓び」。HYDEは楽曲提供について「監督のイメージを具現化していったら恐ろしい曲になりました笑。シンとの共通項も多く、時期的にもお互いパクったわけではないのですが、シンと僕のアー写がそっくりだったので驚きました。僕はドーピングしてませんよ!」とコメント。また、同曲では、作詞を作詞家・音楽プロデューサー・作家のいしわたり淳治氏が担当している。いしわたり氏は、「『声帯をドーピングしてとんでもない声を出すカリスマ的ロックスターの歌詞なんですけど…』なんていう言葉で笑いながら始まる打ち合わせは、おそらくこの先の人生でも二度とないでしょう」と振り返っている。

一方、吉岡里帆演じるふうかが歌う主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」では、作詞・作曲をシンガーソングライター・あいみょんが手掛ける。あいみょんは、「あの日聴いた音や声、見たもの全てが今日の自分に語りかけてくるように、体の芯を燃やす感覚をいつになっても忘れたくないです。テンションを上げて行こう!」とコメントしている。

また、「人類滅亡の歓び」のバックバンド“EX MACHiNA”として、降谷建志、岡崎体育などへのサウンドプロデュースなどで活躍するPABLO(アレンジ/ギター)、RIZE、Dragon Ashなどで活躍するKenKen(ベース)、ロックバンド・FUZZY CONTROLのSATOKO(ドラム)が登場。「体の芯からまだ燃えているんだ」のアレンジ・演奏をTHIS IS JAPANが担当する。

さらに、挿入歌としてnever young beach安部勇磨が「夏風邪が治らなくて」を作詞・作曲。never young beachがアレンジ・演奏で参加している。くわえて、チャットモンチー橋本絵莉子がソロとして「まだ死にたくない」「ゆめのな」の作詞作曲を手掛ける。「遊ぶ金欲しさの犯行」の作詞・作曲は、グループ魂のギター“遅刻”としても活躍する富澤タク。同曲では、ニューロティカのKATARU(ベース)、NABO(ドラム)と共にギターとして演奏・出演も行う。また、ジュリアード音楽院で音楽を学んだ清水麻八子をボーカルに迎え、プログレッシヴ・ロックバンド八十八ヶ所巡礼が「肩噛むな!」で作曲、演奏・出演で参加する。

 

参加アーティストの一覧、各アーティスト・三木監督のコメントは以下のとおり。

 

HYDE/「人類滅亡の歓び」作曲

HYDE

HYDE

監督のイメージを具現化していったら恐ろしい曲になりました笑。

シンとの共通項も多く、時期的にもお互いパクったわけではないのですが、シンと僕のアー写がそっくりだったので驚きました。

僕はドーピングしてませんよ!

 

いしわたり淳治(作詞家・音楽プロデューサー・作家)/「人類滅亡の歓び」作詞

いしわたり淳司

いしわたり淳司

「声帯をドーピングしてとんでもない声を出すカリスマ的ロックスターの歌詞なんですけど…」なんていう言葉で笑いながら始まる打ち合わせは、おそらくこの先の人生でも二度とないでしょう。廃退的で耽美的な歌詞。とても楽しい貴重な経験をさせて頂きました。

 

あいみょん/「体の芯からまだ燃えているんだ」作詞・作曲

あいみょん

あいみょん

人生の先には、まだ知らない誰かとの出会いが想像つかないくらいに待っていて、その出会いが自分自身の人生を大きく変えていくかもしれない。そう思うと未来は爆発的に面白い。

あの日聴いた音や声、見たもの全てが今日の自分に語りかけてくるように、体の芯を燃やす感覚をいつになっても忘れたくないです。テンションを上げて行こう!

 

PABLO/「人類滅亡の歓び」アレンジ・ギター演奏・出演

PABLO

PABLO

ライブシーンで炸裂する「人類滅亡の歓び」の編曲では三木監督のアイデアに基づき、様々なサブカルとリンクした音楽的要素を詰め込めこみつつ、やりたい放題で最高に気持ちがいい音に仕上がりました!

映画に出演することが夢だったこともあり、作品と関わり最高の体験をさせていただきました。

是非、映画館の大音量で『EX MACHiNA』の轟音を『シン』の絶唱を全身に浴びてください!!

 

KenKen/「人類滅亡の歓び」ベース演奏・出演

KenKen

KenKen

今回は大好きな三木聡監督の作品に呼んでもらって、本当に嬉しかったです。

冒頭の少しの出演ですが、少しでも華を添えられたら幸いでございます。

 

SATOKO(FUZZY CONTROL)/「人類滅亡の歓び」ドラム演奏・出演

SATOKO

SATOKO

最高に楽しくて刺激的な映画と楽曲に携わらせて頂き幸せです。

音楽演奏のみならず、阿部サダヲさんのバンドメンバーとして役も頂いて光栄の極みです。

三木ワールドの住人たちは本当にぶっ飛んでいます。故にメイクが奇抜すぎて誰だかわからないかも…。笑

 

THIS IS JAPAN/「体の芯からまだ燃えているんだ」アレンジ・演奏

THIS IS JAPAN

THIS IS JAPAN

音量を上げろ!と言われなくても音量を上げがちなバンドである我々ですが、観終わった後にはもっともっと音量を上げたい!とテンションが上がってしまいました。大好きな作品です。

エネルギーとエモーションに満ちた「音タコ」に、少しでも携われたことを誇りに思います。 杉森ジャック(THIS IS JAPAN

 

安部勇磨(never young beach)/「夏風邪が治らなくて」作詞・作曲

never young beach

never young beach

この映画は笑って観る映画です。恥ずかしがらず、たくさん笑いましょう。

 

never young beach/「夏風邪が治らなくて」アレンジ・演奏

橋本絵莉子/「まだ死にたくない」「ゆめのな」作詞・作曲

橋本絵莉子

橋本絵莉子

声が小さく、気も小さいボーカリストの曲を作って下さいとお願いされた時は、私の得意分野かもしれないと思いました。普段の私に近いからです。

歌詞も、私半分、ふうか半分の割合で完成しました。楽しかったです。

 

富澤タク(グループ魂/Number the.)/「遊ぶ金欲しさの犯行」作詞・作曲・ギター演奏・出演

富澤タク

富澤タク

当時のパンク、ニューウエーブに思いを馳せながら、三木監督と作詞の共作までさせていただきつつ、楽曲制作をやらせてもらいました。そのうえ微妙に出演までさせていただき(直視しないでください(苦笑))感謝の念に堪えません。今年の音楽映画はコレで決まりっしょ!

 

KATARU(ニューロティカ)/「遊ぶ金欲しさの犯行」ベース演奏・出演

KATARU(ニューロティカ)

KATARU(ニューロティカ)

NABO(ニューロティカ)/「遊ぶ金欲しさの犯行」ドラム演奏・出演

NABO(ニューロティカ)

NABO(ニューロティカ)

清水麻八子/「肩噛むな!」ボーカル・出演

清水麻八子

清水麻八子

八十八ヶ所巡礼/「肩噛むな!」作曲・演奏・出演

八十八ヶ所巡礼

八十八ヶ所巡礼

監督のキ●ガイ的な歌詞のおかげで、我々だけでは絶対に作れなかったキ●ガイじみた曲ができました。監督に感謝です。 マーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼

 

三木聡監督

――本作の音楽について

この作品の音楽を最強のメンバーでやれたことは、本作をやってよかったと思えることのひとつです。

参加して下さった、どのアーティストも最強過ぎ。ちょっとしたフェス状態で心も体も震えます。

 

――W主題歌について

HYDEさんといしわたりさんの曲、格好良すぎて脳下垂体からアドレナリンが噴出します。

あいみょんさんは、心をグラグラと揺らされる歌を作って下さいました。

阿部サダヲ吉岡里帆という二人のパフォーマーがその曲に対してどう立ち向かっているのか、ご期待ください。

『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は10月12日(金)ロードショー。

作品情報

映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』
 
出演:阿部サダヲ 吉岡里帆
千葉雄大 麻生久美子 小峠英二(バイきんぐ) 片山友希 中村優子 池津祥子 森下能幸 岩松了
ふせえり 田中哲司 松尾スズキ
監督・脚本:三木聡(『俺俺』、「時効警察」シリーズ)
製作:映画「音量を上げろタコ!」製作委員会  制作プロダクション:パイプライン 配給・制作:アスミック・エース
 
【ストーリー】 
驚異の歌声を持つ世界的ロックスター・シン(阿部サダヲ)と、声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)。正反対の二人が偶然に出会い、シンの歌声が『声帯ドーピング』によるものだという“禁断の秘密”をふうかは知ってしまう! そんなシンの喉は“声帯ドーピング”のやりすぎによって崩壊寸前…。さらには、シンの歌声をめぐって二人は追われるハメに。リミット迫る“声の争奪戦”が今、はじまる。
(C)2018「音量を上げろタコ!」製作委員会
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