大坂なおみが全米オープン優勝! 次の試合は17日開幕の『東レ パン パシフィック』
全米女王の称号を引っ提げて、『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018』に乗り込む大坂なおみ。
大坂なおみが快挙を成し遂げた。『全米オープンテニス2018』の女子シングルス決勝が9日未明(日本時間)に行われ、セリーナ・ウィリアムズを6-2、6-4で破り、日本人初の4大大会シングルス優勝を果たした。
荒れた展開となった。過去4大大会23回の優勝を誇るセリーナは第1セットを簡単に失うと、第2セットでは自らへのいら立ちを隠せなくなり、コーチングの疑惑やラケットを叩き壊すなどして3度の警告を受ける。審判に暴言を吐いたとして受けた3度目の警告後の第8ゲームでは、ゲームペナルティーで戦うことなく大坂にゲームポイントが与えられた。
そして第10ゲーム、大坂のサービスゲームで40-30からエースを決め、大坂は日本人初、アジア人としても初の4大大会ウィナーとなった。
表彰式ではセリーナを応援していた地元ファンからブーイングを浴び、「みんな彼女(セリーナ)を応援していたのは知っています。こんな試合の終わり方ですみません。試合を見てくれてありがとう」と観客に語りかけるシーンもあった。セリーナの自滅という側面はあるものの、サービス、ストロークなどのスタッツでセリーナを大きく上回った大坂。“実力”で勝ち取った全米オープン優勝といえる。
さあ、そしてその大坂が日本に凱旋してくる。
『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018』は9月17日(月・祝)から東京・アリーナ立川立飛で本戦が開催される
『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018』(以下、東レPPO)の本選が、9月17日(月・祝)から東京・アリーナ立川立飛で開催される。世界のトッププレーヤーが集まることで有名な東レPPO。今年の全英覇者アンゲリク・ケルバー(ドイツ)をはじめ、ガルビネ・ムグルサ(スペイン)、カロリナ・プリスコバ(チェコ)といった強豪選手を相手に、今回は全米王者として大坂が戦う。
『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018』のは現在好評発売中。大坂の凱旋試合ということで、これからもますます注目を集めることだろう。
2018年の『ウィンブルドン選手権』の覇者、アンゲリク・ケルバーも出場する
昨年の『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント』ベスト4のガルビネ・ムグルサ
かつて世界ランキング1位に輝いたカロリナ・プリスコバ
イベント情報
『東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2018』
日時:9月17日(祝・月)~18日(火) 11:00試合開始(シングルス・ダブルス 1回戦)
9月19日(水) 11:00試合開始(シングルス 2回戦・ダブルス 1回戦)
9月20日(木) 12:00試合開始(シングルス 2回戦・ダブルス 準々決勝)
9月21日(金) 12:00試合開始(シングルス 準々決勝・ダブルス 準決勝)
9月22日(土) 12:00試合開始(シングルス 準決勝・ダブルス 決勝)
9月23日(日) 11:00試合開始(シングルス決勝・エキシビション)
場所:アリーナ立川立飛(東京都立川市)