カン・ドンウォンが1年ぶりに来日 主演映画『ゴールデンスランバー』公開記念イベントで“100時間”走り続けた撮影秘話を明かす
カン・ドンウォン
1月5日(土)、カン・ドンウォンが東京・竹芝ニューピアホールで開催された主演映画『ゴールデンスランバー』の日本公開記念イベントに登壇した。
映画『ゴールデンスランバー』は、伊坂幸太郎原作の同名小説を韓国で実写映画化した作品。原作は、2010年に堺雅人主演でも映画化されている。2019年1月12日(土)に日本で公開される韓国版『ゴールデンスランバー』では、人気アイドルを強盗から救い、国民的ヒーローになった宅配ドライバーのゴヌ(カン・ドンウォン)が、次期大統領候補者の暗殺犯に仕立て上げられ、無実を証明すべく巨大な陰謀に挑む姿が描かれる。
会場となった竹芝ニューピアホールは、一刻も早いドンウォンの登場を待つファンたちの熱気で充満。イベントがスタートすると、15分におよぶ映画本編の冒頭シーンがスクリーンに映し出された。1月12日(土)の公開を前にした映像公開に、客席のテンションは早くもMAX。ほどなくして、MCによってステージに呼び込まれ、紹介映像とともにドンウォンが会場後方から登場。割れんばかりの歓声がホールにひびきわたった。
カン・ドンウォン
初のハリウッド進出作『Tsunami LA』の撮影準備に入っており、多忙なスケジュールの合間をぬっての来日となったドンウォン。簡単な挨拶の後、早速『ゴールデンスランバー』についてのトークに突入した。『ゴールデンスランバー』では、撮影期間中100時間にも及んで走り続けたこと、主人公のキム・ゴヌを演じる上で心がけたことや役柄へのシンパシー、そして7年前に原作を知って以来ずっと韓国での映画化を心から望んでいたこと、日本版の印象や韓国リメイク版との違いなど、さまざまなエピソードを語った。脚本制作にも参加し、作品の企画段階から携わったドンウォンのトークを、来場したファンは真剣な様子で聞き入っていた。
途中には、観客からのQ&Aコーナーが行われたり、偶然日本を訪れていた友人で俳優のぺ・ジョンナムをステージに上げて紹介する一幕も。ラストにはドンウォンに対してのサプライズとして、『ゴールデンスランバー』でメガホンをとったノ・ドンソク監督からのビデオメッセージが流れた。その後は、来場したファン全員から感謝のサプライズスローガンが掲げあげられた。ドンウォンは予想していなかった事態にとても驚いていたが、「ありがとうございます。どういたしまして」と喜んだ様子。
カン・ドンウォン
最後はファンへ「今日は来てくださってありがとうございます。今アメリカで次の作品の準備を頑張っています。皆さんに良い作品を早く届けたいのでこれからも頑張ります。ずっと応援していてください」とメッセージを投げかけ、大音量の拍手の音に包まれながら約1年ぶりとなった日本でのイベントは終了している。
なお、イベントの模様は、LINE LIVEのKstyle LIVE チャンネルおよび映画テレビチャンネルにて、アーカイブ配信されている。
『ゴールデンスランバー』は1月12日(土)より、シネマート新宿ほか、全国順次公開。