古典芸能×テクノロジーが魅せる、体験型展示イベント『カブキノヒカリ展』 『義経千本桜』をメディアアートで表現

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2019.2.28

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最新テクノロジーを用いた体験型展示イベント『カブキノヒカリ展 exhibition: the lighting art of KABUKI』が、2019年3月9日(土)〜3月31日(日)まで、モディ渋谷にて開催される。

今回、初開催となる『カブキノヒカリ展』は、歌舞伎演目を基に創られた、史上初のメディアアートによる歌舞伎展だ。歌舞伎演目の中でも人気を誇る『義経千本桜』のストーリーを下敷きに、松竹監修の下、メディアアーティスト坪倉輝明氏と株式会社ハローが創り上げた。「歌舞伎」、「お花見」、「音」の3つの軸でインタラクティブな体験型エンタテインメントとしてお披露。 “ホログラム”に触れると現れる不思議な狐や、歩くたびに舞う桜の花びらなどの演出が施された、最新テクノロジーを用いた体験型展示イベントとなっている。

1:不可視演舞 ~InvisiblePerformance~

灯篭を近づけると、そこには義経との別れを惜しむ静御前。どこからか義経の家臣である佐藤忠信が現れ、物語が始まる。まるで目の前で舞台を見ているような、臨場感ある影の世界へと誘う。

2:光景の奏 ~TheMusicoftheScene~

歌舞伎には様々な”音”が使われている。そんな“音”を、グラフィックなホログラムによるCG演出で新しい体験へと昇華。ホログラムで映し出された楽器に触れると、静御前の目の前に不思議な現象が巻き起こる。

3:吉野の花道 ~Yoshino’sPathof Flowers~

一歩ずつ足を踏み出す度に美しく舞い上がる桜の花びら。吉野山に広がる桜をイメージした華やかな道中を表現している。

4:桜の下で舞う ~DancingbeneaththeCherryTrees~

スクリーンの前に立つと摩訶不思議、踊っている登場人物たちと自分がシンクロする。長旅を終え、ついに再会することのできた静御前と義経。両親の魂が宿る鼓を手に入れた狐忠信。満開の桜の中、踊る彼らになりきれる空間も。

イベント情報

カブキノヒカリ展
期間:2019年3月9日(土)〜3月31日(日)
会場:hmv museum(HMV & BOOKS SHIBUYA内 )渋谷区神南1-21-3渋谷MODI 6F
営業時間:11:00〜21:00(最終日のみ17:00まで)
入場:大人800円(大学生以上)中高生500円(学生証提示) 小学生以下無料(小学生以下は保護者の同伴が必要)
*身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を持参の方は無料。
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