『スター・ウォーズ』の芸術性を多角的に分析、『美術手帖』特集記事
特集記事「スター・ウォーズの芸術学」が、11月17日に刊行される『美術手帖』2015年12月号に掲載される。
12月18日からシリーズ最新作『フォースの覚醒』が公開される『スター・ウォーズ』。特集では「SF論」「神話」「デザイン」「VFX」「音楽」の切り口から、各ジャンルの専門家が『スター・ウォーズ』を批評的に読み解くほか、「戦略学」「宇宙科学」などの視点から同シリーズを考察するコラムなどが掲載される。
さらに長谷川町蔵と山崎まどかの書籍『ヤング・アダルトU.S.A. ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」』の出張版となる「『スター・ウォーズ』が描く青春、そしてアメリカ」や、美術家の金氏徹平と共に『スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。』を巡る記事などを収録。
また同特集に加え、東京・竹橋の東京国立近代美術館で12月13日まで開催中の『藤田嗣治、全所蔵作品展示。』展を機に行われた菊畑茂久馬と椹木野衣の対談「藤田を抱く」、それぞれ福島を舞台に『Don't Follow The Wind』『カオス*ラウンジ新芸術祭2015 市街劇「怒りの日」』を企画した卯城竜太(Chim↑Pom)と黒瀬陽平(カオス*ラウンジ)の対談「福島からもうひとつのアートワールドをつくる」といった記事も収められる。