楽天がジェームズ・ガン製作の映画『Brightburn』とヴィン・ディーゼル主演『xXx 4』に出資 米国The H Collective社と配給会社設立へ

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2019.5.15
『xXx 4(原題)』上海でのThe H Collective社による記者会見より(2018年1月21日)

『xXx 4(原題)』上海でのThe H Collective社による記者会見より(2018年1月21日)

楽天株式会社が、ハリウッド映画『Brightburn(原題)』と『xXx 4(原題)』に出資していることがわかった。また、米国The H Collective, Inc.(以下The H Collective社)と合弁で映画配給会社を日本で設立することも発表している。

『Brightburn』は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンが製作、『インバージョン 転移』のデイビット・ヤロベスキーが監督、エリザベス・バンクスが主演する映画。地球外から飛来した少年が、危険な存在となっていく姿を描いたSFスリラーだ。全米公開での公開は、5月24日を予定している。

 

また、『xXx 4』は、ヴィン・ディーゼル主演『トリプルX』シリーズの第4弾。エクストリームスポーツのエキスパート“ザンダー・ケージ”が、アメリカ国家安全保障局のエージェントとして世界各国で様々な陰謀に挑むアクション映画だ。『xXx 4』は、D・J・カルーソー監督がメガホンをとり、日本からはYOSHIKIが音楽監督として参加している。

 

『Brightburn』と『xXx 4』の2作は、ともに米国を拠点に映画の制作・配給を手掛けるThe H Collective社がプロデュース。楽天は、このThe H Collective社と合弁による映画配給会社を日本において設立することに合意し、契約を締結したという。

楽天とThe H Collective社は、同配給会社を通じ、『Brightburn』と『xXx 4』のほか、中国の大手メディアiQiyi(アイチーイー)がプロデュースする長編アニメーション映画『Spycies (原題)』の日本公開もサポート。ハリウッド発の魅力的な映画コンテンツを、楽天エコシステムのサービスと連携させ、楽天会員をはじめとする国内のユーザーに提供していくとのこと。

The H Collective社のCEOニック・クローリー氏は「世界で最もエキサイティングな企業のひとつである楽天とパートナーになることで、アジアにおける展開を強化できることは、嬉しい限りです。我々にとって初の世界規模での公開となる『Brightburn』と、『xXx 4』への楽天の出資は、映画産業へのコミットメントの表れだと思います。日本は、映画館への観客動員も多く、配給機会に満ちた素晴らしい市場です。今回の出資や新会社の設立は、私たちのこれからのパートナーシップの第一歩に過ぎません」とコメント。

また、楽天の代表取締役会長兼社長・三木谷浩史氏は「今回の出資は楽天にとって、戦略的投資を通じてエンターテインメント産業をエンパワーメントするための新たなステップです。The H Collective社と連携できることをとても嬉しく思っており、国際的な映画への出資と日本国内での展開によって、私たちのパートナーシップが成長していくことを楽しみにしています」と語っている。

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