『チャイコフスキー国際コンクール』リアルタイムでの全編無料配信が決定
2019年6月18日(火)~30日(日)(日本時間)まで行われる、『第16回チャイコフスキー国際コンクール』が、この秋日本で新たにスタートするクラシックの映像配信サービス「クラシックTV.medici(クラシック・ティービー・ドット・メディチ)」にて、全編無料配信されることが決定した。
『チャイコフスキー国際コンクール』は、ロシア・モスクワ、サンクトペテルブルグにて4年に1度に行われるクラシックのコンクールで、世界三大コンクールの一つと言われ注目されるコンクールだ。1958年より開催され、第16回となる今大会には、服部百音(Vn)をはじめ、藤田真央(Pf)、佐藤晴真(Vc)など総勢9名が出場する予定だ。
コンクールのカテゴリーは、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽に加えて、2019年度は、大会組織委員会により木管楽器、金管楽器の2つの部門が新設され、それぞれのカテゴリーについて専門の審査員が選出された。現在、大会に先駆けて、ピアノ、ヴァイオリンそしてチェロのカテゴリーでは、それぞれ25人のコンクール参加者、声楽部門では60人、そして新設された木管楽器、金管楽器2つのカテゴリーでは、それぞれ48人、あわせて96人の参加者が、オフィシャルサイトに発表されている。
前回の2015年に続き、今回のチャイコフスキー国際コンクールの模様は、全世界でクラシックのリーディング・メディアであり、クラシックに特化した映像のストリーミング・サービスをグローバルに展開するmedici.tvによるデジタルのライヴとオンデマンドによる配信を楽しむ事ができ、ここ日本でも新たにmedici.tvとの提携スタートさせる、クラシックTV.mediciのオフィシャル・サイトで完全無料配信され、約350時間を超える生演奏に加えて、独占インタビュー、舞台裏の映像、過去映像を楽しむ事ができる。さらに、6月15日からは、1日中ハイライトを放送するニュースチャンネルや、舞台裏や過去映像を含めた独占映像を順次配信する予定。そして、最終ラウンドには、オンラインによる、オーディエンス投票も予定されている。
クラシックの世界コンクールのリアルタイム配信は日本において初の試みであり、クラシックファン必見だ。
なお、ピアノ部門では唯一の日本人出場者である藤田真央(Pf)は2019年9月28日(土)、29(日)に横浜・赤レンガパークで行われる野外クラシック音楽フェスティバル『STAND UP! CLASSIC FESTIVAL'19』に出演することが決定している。(藤田の出演は28日(土)のみ)
※『STAND UP! CLASSIC FESTIVAL'19』詳細はこちら⇒http://standupclassicfes.jp/
クラシックに特化した映像のストリーミング・サービスをグローバルに展開する最大手。10年以上にわたり、全世界の素晴らしいコンサートホールやクラシック・フェスティバル、そして全世界のコンクールにおける最高峰のクラシック・アーティスト、オーケストラの音楽を映像配信。さらに、バレエ、オペラ、ドキュメンタリー、インタビュー、舞台裏の映像など多数のジャンルを楽しむ事ができる。
年間に150本以上の生配信、そして2000本を超える膨大なカタログを最も巨大なクラシックのオンライン・プラットフォームを通してオンデマンドで配信し世界の熱狂的なクラシック・ファンに音楽を届けている。スマホやPCを通してテレビでも再生が可能。ダウンロードすればオフラインでも再生可能となる。無料会員とプレミアム会員(有料会員)があり、プレミアムだとより多くのコンテンツをみることができる。今回のチャイコフスキー国際コンクールもストリーミング配信決定。