銅版画の展覧会『生誕110年 浜口陽三銅版画展 憧れ―伊豆と浜口陽三―』が開催中
顔 銅版画 1952年
銅版画の展覧会『生誕110年 浜口陽三銅版画展 憧れ―伊豆と浜口陽三―』が、東京都中央区のミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションにて、2019年7月15日(月・祝)まで開催中だ。
14のさくらんぼ 銅版画 1966年
お醤油の倉庫として使用していた空間をリノベーションした美術館「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」。銅版画家・浜口陽三は、1950年代パリの美術界に彗星のごとく登場し、新しい作風で人々を魅了した。浜口は無名時代の一時期、伊豆・蓮台寺に滞在し、作風を育んだ。「さくらんぼ」などをモチーフにした作品は、澄んだ色彩やほのかな光に満ち、見ていると心に灯がともるようだ。
二人の裸婦 油彩 1950年頃
浜口陽三の生誕110年にあたる今年、数々の名作と共に、作家の原点ともなった伊豆滞在時の作品や交流を、新発見の資料やエピソードをまじえて初めて紹介する。
二匹のてんとう虫 銅版画 1975年
ジャンヌ・フィーユ パステル画 1948年頃
イベント情報
生誕110年 浜口陽三銅版画展 憧れ―伊豆と浜口陽三―
開催日時 : 2019年4月27日(土)~7月15日(月祝)
会場 : 東京都中央区日本橋蛎殻町1-35-7
入館料 : 当日 大人:600円(500円)、大学生・高校生:400円(300円)、中学生・小学生:無料
( )内は20名以上の団体料金