KISSが火を吹き空を飛ぶ! 4年ぶり最後の来日公演『END OF THE ROAD WORLD TOUR』がスタート
撮影=齋藤霊一
12月8日(日)、宮城県・ゼビオアリーナ仙台で『END OF THE ROAD WORLD TOUR』の来日公演がスタートした。
KISSは、1977年に初来日。『END OF THE ROAD WORLD TOUR』は、4年ぶり通算12回目の来日公演となる。『END OF THE ROAD WORLD TOUR』と銘打たれた今回のツアーは、最後の来日公演とされている。
コンサートは「You Wanted The Best. You Got The Best. The Hottest Band In The World … KISS!!」といったお馴染みのフレーズが会場内に鳴り響き、代表曲『Detroit Rock City(デトロイト・ロック・シティ)』からスタート。1曲目曲中ではポール・スタンレーが「ヘイ、センダイ!」と挨拶。
「War Machine(ウォー・マシーン)」では、ジーン・シモンズが火を吹き、「Love Gun(ラヴ・ガン)」ではポール・スタンレーが空を飛ぶなど、年齢を全く感じさせないパフォーマンスを披露した。
撮影=齋藤霊一
また、ポール・スタンレーは自身の子供の頃の思い出の曲として、坂本九さんの「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」をサプライズ披露。最後の曲「Rock And Roll All Nite(ロックンロール・オールナイト)」では大量の紙吹雪が舞うド派手な演出で、満員約4,000人の観客を魅了した。
コンサートでは約2時間にわたってライブが繰り広げられ、KISSは上記代表曲を含む20曲を披露している。
撮影=齋藤霊一
『END OF THE ROAD WORLD TOUR』は、2019年1月31日にカナダ・ヴァンクーヴァー公演からスタート。各国での公演を経て、2021年7月17日のニューヨークで最後の公演を迎える。約2年半にわたるフェアウェル・ツアーは、バンド史上最大規模のもの。
来日公演は、本日の仙台公演を皮切りに、東京・盛岡・大阪・名古屋で開催。全国5都市5公演で計7万名を動員予定だ。