ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』新マイケル役の少年4人からコメント到着
マイケル役の4人:(左から)河井慈杏 菊田歩夢 佐野航太郎 日暮誠志朗
2017年夏に東京&大阪で17万人を動員した大ヒットミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』日本人キャスト版が、2020年7月から再び東京・大阪で上演される。このほど同公演で主人公ビリー・エリオットの親友マイケル役(クアトロキャスト)を務める河井慈杏、菊田歩夢、佐野航太郎、日暮誠志朗の4人から最新コメントが届いたので、紹介する。
■河井慈杏(かわい・じあん)
初演でビリーを演じた山城 力くんと学校が同じで、力くんが出ていた『ビリー・エリオット』を観て圧倒されて以来、僕もあの舞台に出たいとずっと思っていました。その時のマイケルがすごく面白かったので(笑)、僕もみんなに笑いが伝染するようなマイケルになりたいです。そして笑いとともに、ありのままでいることが大事なんだという、マイケルの持つメッセージもしっかり届けたいと思っています。
■菊田歩夢(きくた・あゆむ)
お母さんにすすめられてミュージカルライブ版のDVDを観た時、自分はマイケルに似ていると思いました。僕は大阪出身なので、面白さにはちょっとだけ自信があります(笑)。オーディションはめっちゃ楽しくて、絶対に受かってやる!という気持ちで受けていたけど、落ちても悔いはないと思えるくらいがんばることができました。本番までには楽しくて面白いマイケルになるので楽しみにしててください!
■佐野航太郎(さの・こうたろう)
ミュージカルライブ版のDVDを観て、とにかくこの舞台に出たい!と思って応募しました。オーディションでは、マイケルの歌を歌っているといつもの自分より面白くなるのが分かって、海外のスタッフさんも笑ってくれたので嬉しかったです。オーディションに受かったと言われた時は夢じゃないかな?と思いました。でも、ほっぺをつねったら痛かったので、そこでやっと現実だと分かりました(笑)。
■日暮誠志朗(ひぐらし・せいしろう)
お母さんに連れて行ってもらって日本初演を観た時から、マイケルがすごく気になっていました。好きなことが好きと心に決めていることや、人を喜ばせたいというところが自分に似ていると思いました。オーディションは緊張しましたが、緊張すると面白い顔になるので、それもマイケルみたいだったのかも(笑)。でもマイケルは、面白いだけじゃなく優しい子だと思うので、その部分もちゃんと表現したいです!
ミュージカル『ビリー・エリオット ~リトル・ダンサー~』(原題:Billy Elliot the Musical)は、2000年に公開された映画「リトル・ダンサー」をエルトン・ジョンの音楽でミュージカル化した作品だ。映画版の監督スティーヴン・ダルドリーが舞台版でも演出を手掛け、脚本は「ロケットマン」や「キャッツ」(映画版)などに携わったリー・ホールが担当。2005年にロンドンで開幕すると空前の大ヒットを記録し、イギリスで最も権威ある演劇賞ローレンス・オリヴィエ賞で最優秀新作ミュージカル賞を含む4部門を受賞。2008年にはブロードウェイ進出を果たし、トニー賞10冠という快挙を成し遂げた。2017年日本初演では、東京と大阪で約4か月に渡る異例のロングラン公演をおこない、17万人を動員、数多くの演劇賞を受賞するなど大成功を収めた。
主人公ビリー役を、川口 調 利田太一 中村海琉 渡部出日寿がクアトロキャストで演じる。また、ビリーのお父さん役は益岡 徹と橋本さとしが、ウィルキンソン先生役は柚希礼音と安蘭けいが、そしてビリーのおばあちゃん役を根岸季衣と阿知波悟美が、ビリーの兄・トニー役を中河内雅貴と中井智彦が、それぞれダブルキャストで演じる。ボクシング教室のコーチ・ジョージ役は星 智也(シングルキャスト)。さらに、ビリーの未来像であるオールダー・ビリー役は大貫勇輔と永野亮比己がダブルキャストで演じる。
オープニング公演および東京公演前期(7月/8月)分の一般発売日は2020年3月14日(土)。また、イープラスの貸切公演が、7月25日(土)17:00と8月19日(水)12:30の回におこなわれる。なお、先行受付については公演情報欄を参照のこと。
公演情報
ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
■出演:
川口 調 利田太一 中村海琉 渡部出日寿/益岡 徹 橋本さとし/柚希礼音 安蘭けい
根岸季衣 阿知波悟美/中河内雅貴 中井智彦/星 智也/大貫勇輔 永野亮比己
森山大輔 家塚敦子 板垣辰治 大竹 尚 大塚たかし 加賀谷真聡 齋藤桐人 佐々木誠 高橋卓士 辰巳智秋 茶谷健太 照井裕隆 丸山泰右 倉澤雅美 小島亜莉沙 竹内晶美 藤咲みどり 井坂泉月 井上花菜 出口稚子
河井慈杏 菊田歩夢 佐野航太郎 日暮誠志朗 小林 桜 森田瑞姫 森田 恵
北村 栞 下司ゆな 咲名美佑 佐藤凛奈 髙畠美野 並木月渚 新里藍那 古矢茉那 増田心春 柳きよら
石井瑠音 高橋琉晟 大熊大貴 豊本燦太 西山遥都
<ロンドンオリジナルスタッフ>
■脚本・歌詞:リー・ホール
■演出:スティーヴン・ダルドリー
■音楽:エルトン・ジョン
■振付:ピーター・ダーリング
■美術:イアン・マックニール
■演出助手:ジュリアン・ウェバー
■衣裳:ニッキー・ジリブランド
■照明:リック・フィッシャー
■音響:ポール・アルディッティ
■オーケストレーション:マーティン・コック
≪オープニング公演≫
■日時:2020年7月12日(日)~17日(金)
■会場:TBS赤坂ACT シアター
■料金:S席14,000円 A席10,000円
e+プレイガイド最速プレオーダー受付中(2月18日(火)23:59まで)
https://eplus.jp/sf/play/billyjapan
≪東京公演≫
■日時:2020年7月18日(土)~10月17日(土)
■会場:TBS赤坂ACT シアター
■料金:S席14,000円 A席10,000円
プレイガイド最速プレオーダー受付中(2月18日(火)23:59まで)
https://eplus.jp/sf/play/billyjapan
座席選択先着先行(2月19日(水)18:00まで)
https://eplus.jp/sf/play/billyjapan
≪大阪公演≫
■日時:2020年10月下旬~11月中旬
■会場:梅田芸術劇場メインホール
■料金:S席14,000円 A席10,000円 B席5,500円
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■一般発売:2020年3月14日(土)10:00
※オープニング公演&東京公演前期(7月/8月)分
https://eplus.jp/sf/play/billyjapan
■公演に関するお問い合わせ:ホリプロセンター
03-3490-4949(平日10時~18時/土曜10時~13時/日祝休)
■主催:TBS ホリプロ 梅田芸術劇場 WOWOW
■公式サイト:https://horipro-stage.jp/stage/billy2020/
1984年、炭鉱労働者たちのストライキに揺れるイングランド北部の炭鉱町イージントン。主人公ビリーは、炭鉱労働者の父と兄、祖母の4人暮らし。幼い頃に母親は他界してしまい、父と兄はより良い労働条件を勝ち得ようとストライキに参加しているため、収入がなく生活は厳しい。父はビリーに逞しく育って欲しいと、乏しい家計からお金を工面し、ビリーにボクシングを習わせるが、ある日、バレエ教室のレッスンを偶然目にし、戸惑いながらも、少女達と共にレッスンに参加するようになる。ボクシングの月謝で家族に内緒でバレエ教室に通っていたが、その事を父親が知り大激怒。バレエを辞めさせられてしまう。しかし、踊っているときだけは辛いことも忘れて夢中になれるビリーは、バレエをあきらめることができない。そんなビリーの才能を見出したウィルキンソン夫人は、無料でバレエの特訓をし、イギリスの名門「ロイヤル・バレエスクール」の受験を一緒に目指す。一方、男手一つで息子を育ててきた父は、男は逞しく育つべきだとバレエに強く反対していたが、ある晩ビリーが一人踊っている姿を見る。それは今まで見たことの無い息子の姿だった。ビリーの溢れる情熱と才能、そして“バレエダンサーになる”という強い思いを知り、父として何とか夢を叶えてやりたい、自分とは違う世界を見せてやりたい、と決心する。11歳の少年が夢に向かって突き進む姿、家族との軋轢、亡き母親への想い、祖母の温かい応援。度重なる苦難を乗り越えながら、ビリーの夢は家族全員の夢となり、やがて街全体の夢となっていく……。