VR映像によるミュージカルコンサート『やまそーのVRコンサート』が開催

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舞台
2020.5.29


教育研究者、写真家、ミュージカル俳優として活躍する山崎聡一郎が、360度カメラで収録し、バーチャルリアリティー(VR)映像で配信を行うソロミュージカルコンサート『やまそーのVRコンサート』を開催する。

現在、コロナ禍に見舞われたエンターテインメント業界は、生演奏や生舞台といった客席と舞台の一体感を伴う表現の在り方を奪われている。劇場に足を運び、出演者と空気感を共有してこそ得られる客席と舞台の一体感は何物にも代えがたいものだが、このような表現方法の再興に見通しが立たない中、生に準ずる劇場体験を提供するために、山崎が代表を務める合同会社Art&Artsが、本コンサートを企画した。

視聴はPassMarketでの事前購入制とし、購入者向けに視聴URLを配布。視聴料は1700円、 観覧期間は原則無期限とし、購入した人はいつでも何度でも動画を観ることができる。本演奏会はVRゴーグルを持っていない人もスマートフォンを利用して閲覧することが可能で、同時に4Kカメラで撮影した通常の演奏会映像も配信を行うため、VRではなく通常の動画映像として観ることもできる。

本演奏会をステップとして、今後も「生」の迫力と臨場感の魅力を伝えるだけでなく、「生」を超えた配信ならではの体験を提供できるか、継続的に検討していくとのことだ。

配信情報

『やまそーのVRコンサート』
 
2020年6月20日より配信開始予定
購入はPassMarketにて6月30日まで受付。
 
料金:1700円(LINE@登録者は200円引き、 山崎聡一郎ファンクラブ会員は700円引き)
出演:山崎聡一郎、 秋元一夢
 
【出演者プロフィール】
 
山崎聡一郎(Vo.)
教育研究者・ミュージカル俳優・写真家。 合同会社Art&Arts代表社員社長、 慶應義塾大学SFC研究所所員。
2019年8月の刊行から半年で発行部数50万部を突破した「こども六法(弘文堂)」の著者として知られるが、劇団四季「ノートルダムの鐘」に出演するなど、ミュージカル俳優としての顔も持つ。声楽を井上雅人、宇都宮直高、古澤利人の各氏に師事。板橋区演奏家協会会員。
 
秋元一夢(Pf.)
東京都出身。7歳より独学でピアノを始める。
東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース)卒業、同大学大学院鍵盤楽器研究領域(ピアノ)を修了。在学中奨学金を得る。これまでに故・海老原直美、松本愛、野島稔、後上聡司の各氏に、室内楽を土田英介に師事。
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