坂本龍一、オンラインコンサートを⾼⾳質動画配信サービス『MUSIC/SLASH』で実施決定、ライブ演出にRhizomatiks
坂本龍一 Photo by zakkubalan (C)2017 Kab Inc.
坂本龍一が、12月12日(土)に2020年最後のピアノコンサート『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020』を、業界史上最高レベルの音質を実現する配信サービス『MUSIC/SLASH』にてオンラインで行うことが決定した。
本配信ライブは、坂本龍一が「2020年」という誰もが忘れることのできなくなったこの年のしめくくりに、通常のソロピアノコンサートとは違ったスタイルで、都内のスタジオから生配信されるもの。
ライブ演出は、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アート、エンターテイメントの領域で活動するアーティストの真鍋大度率いるRhizomatiks。撮影監督はニューヨークを拠点として活躍する新進気鋭のアーティスト・Zakkubalanが担当し、坂本龍一×Rhizomatiksの世界観を最大限に引き出す撮影を行う。
また、本配信は『MUSIC/SLASH』による世界独占配信となっており、通常の配信に加えて、さらに高音質を追求したサービスで、最大96kHz/24bitのハイレゾ音質でストリーミングを行う『MUSIC/SLASH Premium(iOS、Androidアプリケーション)」も本配信から日本国内向けに開始される。
ハイレゾ音質の配信となる『MUSIC/SLASH Premium』の視聴するためには、視聴端末にiOS、Android専用のアプリケーションをインストールする必要があり、アプリケーションをインストールができた購入者はハイレゾ音質で楽しむことが可能。(ハイレゾ対応ヘッドフォン・DAC・アンプなどが別途必要)
アプリケーションの入手方法などに関しての詳細情報は『MUSIC/SLASH』のオフィシャルウェブサイトにて後日発表されるほか、『MUSIC/SLASH Premium』の視聴券購入時に登録したemailによって情報が提供される。
購入に際して、購入者は事前にトライアル動画による動作確認が必要。詳細は『MUSIC/SLASH』のウェブサイトに掲載されているので、事前に確認しよう。
なお、の購入は配信品質を保つために配信日1週間前の12月7日(月)23:59までの購入となっている。その他詳細に関しては特設サイトまで。
坂本龍一コメント
少し前から考えられない高音質でストリーム配信できるようになったそう。
その新しいテクノロジーを使った、僕の初めてのソロライブです。
どこまで繊細な音が皆さんの耳に届くのか、今からワクワクしています。
さらに、9月18日にティザーサイトが公開されていた、『Ryuichi Sakamoto | Art Box Project 2020』の作品名が『2020S』に決定し、10月30日(金)正午より予約が開始されることも併せて発表された。こちらは『2020S』特設サイトをチェックしよう。