市川海老蔵、自身の名前が初めてついた歌舞伎公演『初春海老蔵歌舞伎』の開催が決定

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2020.11.10
『初春海老蔵歌舞伎』

『初春海老蔵歌舞伎』


2021年1月3日(日)~1月17日(日)新橋演舞場にて、『初春海老蔵歌舞伎』を開催することが発表された。

新型コロナウイルスの影響により、世界中でエンターテインメントの灯が翳る中、伝統文化、さらには日本の劇場文化を発展させるため、2008年~2010年、2014年~2020年と毎年のように新橋演舞場での1月の歌舞伎公演に出演し、その思い入れも深い、市川海老蔵の公演が決定した。

本公演は「海老蔵」と「歌舞伎」の名を冠した『初春海老蔵歌舞伎』。これまで、『市川海老蔵特別公演』や自主公演『ABKAI』などを開催してきた海老蔵にとって、自身の名前に「歌舞伎」がついた公演は初めてとなる。

コロナウイルスという未曾有の災禍にあり、自身の團十郎襲名が延期となる中、9~10 月に全国公演を行い、11月11日(水)から福岡・博多座での公演を控える海老蔵にとっても、東京での長期の歌舞伎公演は1年ぶり。なお、演目は近日発表予定とのこと。今だからこそ、歌舞伎の灯を絶やさず、常に新しいことに挑戦する。そして、東京を元気にする本公演に期待しよう。

市川海老蔵 コメント

この度、来る2021年1月新橋演舞場にて『初春海老蔵歌舞伎』と銘打ち、公演を行なわせていただくこととなりました。

1月の新橋演舞場の公演にはこれまで毎年のように出演させていただいており、私にとって最も思い入れのある公演と言っても過言ではありません。
コロナウイルスの影響により、5月より予定しておりました團十郎襲名が延期となり、未だ先が見えない状況の中ではありますが、歌舞伎の灯を絶やさないと決断し、本年9月より全国での巡業公演を開催させていただき、明日から博多座での公演も控えています。そして今度は東京で、このような時だからこそ前を向いて、伝統文化、さらには日本の劇場文化の灯を絶やさないよう自分に何ができるのかと考え、今回の公演を決断いたしました。これまでも『市川海老蔵特別公演』や、自主公演の『ABKAI』などの公演をさせていただいておりますが、今回は大変ありがたいことに公演名に「海老蔵歌舞伎」と銘打たせていただきます。その責任は大きく、並々ならぬ努力と覚悟で挑んで参る所存にございます。大変な今だからこそ新たな挑戦をしてまいります。

コロナ禍の中、十分な感染対策をしながら、劇場が賑わいを取り戻すきっかけになれるよう、微力ながら尽力いたします。そして、一人でも多くの皆様に歌舞伎というエンターテインメントを通じて笑顔に、そして元気になっていただければ嬉しく思います。出演者・スタッフ一丸となってお客様に楽しんでいただける演目を模索し良い舞台をお届けできますよう精一杯勤めますので何とぞお力添えの程、よろしくお願い申し上げます。

公演情報

令和三年一月新橋演舞場『初春海老蔵歌舞伎』
 
【日程】2021年1月3日(日)初日~1月17日(日)千穐楽
【会場】新橋演舞場
 
【出演】市川海老蔵 ほか
 
発売日】 12月6日(日)10:00 より電話予約・Web 受付開始
【公式ホームページ】 歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人」HP https://www.kabuki-bito.jp/
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