NTLive 2021、『十二夜』『ジェーン・エア』の日本初公開が決定
NTL 2017 Twelfth Night
英国ナショナル・シアターが厳選した、世界で観られるべき傑作舞台を こだわりのカメラワークで収録し各国の映画館で上映するナショナル・シアター・ライブ(NTLive)。この度、すでに発表されていた『メディア』(2021年7月9日(金)公開)に引き続き、『十二夜』『ジェーン・エア』と、日本未公開作品2本の公開が決定した。
2009年6月に英国では第1弾となるヘレン・ミレン主演『フェードル』が上映され、今では40カ国を超える地域で展開されているNTLive。どの作品も評価が高く、世界のNTLive観客の総計は55百万人を突破。日本では2014年にダニー・ボイル演出、ベネディクト・カンバーバッチ&ジョニー・L・ミラー主演の『フランケンシュタイン』で初上陸。2021年で7年目を迎えている。
今回日本初公開となる『十二夜』『ジェーン・エア』は言わずと知れた名作の舞台化作品。演劇ファンのみならず、読書ファン・映画ファンにも興味深い題材だ。『十二夜』は10月8日(金)、『ジェーン・エア』は12月3日(金)公開が予定されている。
『メディア』
Medea_2014
製作年:2014年
上映時間: 1時間39分
原作:エウリピデス
脚色: ベン・パワー(NTLive『リーマン・トリロジー』翻案)
演出:キャリー・クラックネル(NTLive「深く青い海」) ロス・マクギボン(共同監督)
音楽:アリソン・ゴールドフラップ、ウィル・グレゴリー
出演:
メディア/ヘレン・マックロリー(「クイズ ~100万ポンドを夢見た男~」)
ジェイソン/ダニー・サパーニ(「ブラックパンサー」)
ナース/ミカエラ・コール(「ずっとあなたを待っていた」)
概要:
メデアは妻であり母である 夫のジェイソンのために、彼女は家を出て亡命し、二人の息子を産んだ。しかし、彼が新しい生活のために家族を捨てたとき、メデアは追放と子供たちとの別離という苦難に直面してしまう。悲しみに打ちひしがれたメデアは、自分の大切なものをすべて破壊するために、元夫のジェイソンへの恐ろしい復讐を計画するのだった。ベン・パワーによる新たな脚色で、ウィル・グレゴリーとアリソン・ゴールドフラップが音楽を担当する。
『十二夜』
NTL 2017 Twelfth Night
製作年:2017年
上映時間: 2時間40分(休憩込み)
原作:ウィリアム・シェイクスピア
演出:サイモン・ゴドウィン、ロビン・ラフ(共同監督)
主演:タマラ・ローレンス(TVドラマ「アンダーカバー 見つめる目」)、ダニエル・エズラ(TVドラマ「アンダーカバー 見つめる目」)、オリヴァー・クリス(NTLive「夏の夜の夢」)、フィービー・フォックス(「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」)、タムシン・グレイグ
概要:
シェイクスピアの古典コメディに新たなひねりを加えたサイモン・ゴドウィンによる舞台。船が岩の上で難破し、ヴィオラは岸に流されたが、双子の弟セバスチャンは行方不明。一人で生き延びようと決意したヴィオラは、新しい土地へと足を踏み出す。人違いと片思いなど人間関係の波乱が巻き起こる。
『ジェーン・エア』
NTL 2015 Jane Eyre
製作年:2015年
上映時間: 3時間(休憩込み)
原作:シャーロット・ブロンテ
演出:サリー・コックソン(NTLive「ピーターパン」)
ブリジット・コールドウェル(共同監督)
主演: マデリン・ウォーラル(「パディントン」)、ローラ・エルフィンス
概要:
今も人気を誇るシャーロット・ブロンテの古典を大胆でダイナミックに自由と充実感を求めて戦う一人の女性を描いた舞台にしている。「ジェーン・エア」の気鋭のヒロインは、人生の障害に真正面から立ち向かい、貧困、不正、苦い裏切りを生き抜き、自分の心に従うという究極の決断を下すまでに至る。
上映情報
2021年7月9日(金) 『メディア』
2021年10月8日(金) 『十二夜』
2021年12月3日(金) 『ジェーン・エア』
東京)TOHOシネマズ 日本橋、シネ・リーブル池袋
神奈川)TOHOシネマズ 川崎
大阪)大阪ステーションシティシネマ
名古屋)TOHOシネマズ 赤池
福岡)中洲大洋劇場
【日本公式HP】 http://www.ntlive.jp