レキシ ツアー【レキシツアー IKEMAX THEATER】両国国技館公演のレポート到着
11月25日に1stシングル『SHIKIBU』をリリースしたレキシ。12月16日 両国国技館にて冬の全国ツアー【レキシツアー IKEMAX THEATER】の東京公演を開催。そのレポートが到着した。
今もっともライブが取りづらいアーティストの一人と言われる一方、関ジャニ∞や椎名林檎、私立恵比寿中学にNegiccoなど多岐にわたる楽曲プロデュースでも注目を集めるレキシ。本公演も、は即日完売。1万人以上のファンが詰めかけた。
今回、全国ツアーとしては、昨年オリコンウィークリー7位を記録した4thアルバム『レシキ』を引っ提げて開催した、即完の武道館公演含む夏の全国ツアー以来約1年半ぶりとなるツアーで、ツアータイトルに“IKEMAX THEATER”とある通り、全面的に映画をテーマにしたホールツアーとなっている。
満員御礼、升席、2階席にぐるっと360度囲まれたステージの頭上にはミラーボール。天井四方にはずらりと力士の肖像が掲げられた両国国技館。開演時間予定時刻より15分ほど遅れてライブの始まりを告げるホラ貝の音色が鳴り響くと、会場は一気に総立ちとなり、東の花道から“レキシ”の大旗をもった男衆が登場し、担いだ駕籠をステージに運びだすと会場からは拍手と歓声が鳴り響いた。
その後、驚きのオープニングの後に、駕籠の中からいよいよレキシが登場し、会場は最高潮の盛り上がりで応えた。アフロヘアにサングラス、着物にコンバースオールスターという正装で登場したレキシが、「国技館、いくぞー!」とのコールに続き、1曲目「姫君Shake!」のイントロでこの日のライブがスタート。ステージ中央で360度見渡しながら観客の反応を楽しむレキシは、その後もファンクナンバー、ダンスナンバーなど立て続けに楽曲を披露した。
続いて、「先月、実は……」とMCを始めると会場からはどよめきが起こり、「1stシングルをリリースしまして」と続けると会場から歓声があがるや、「と、なるとやはりこの衣装でしょう」と1stシングルのキービジュアルであった十二単衣がステージに運ばれ、ステージ上で小芝居を交えて羽織る姿に爆笑が起こる中「最初の“Hey!”は平安京の”Hey!”だから、今から練習するよ」と観客とのコール&レスポンスも交えつつ、「それでは「SHIKIBU」いきます」とシングル曲を披露した。
ライブ終盤での定番曲「きらきら武士」では、1万人の手が左右に揺れ、代表曲「狩りから稲作へ」では、360度稲穂が揺られるというレキシならではの光景の中、音楽と笑顔に彩られた150分のライブは大盛況で幕を閉じた。
同ツアーは、12月21日 大阪・オリックス劇場、12月23日 広島アステールプラザ大ホールと続き、2016年1月11日 沖縄ミュージックタウン音市場でツアーファイナルを迎える。
◎ツアー【レキシツアー IKEMAX THEATER】
12月21日(月)大阪・オリックス劇場
12月23日(水・祝)広島アステールプラザ大ホール
2016年1月11日(月・祝)沖縄ミュージックタウン音市場