『ザ・スーサイド・スクワッド』ジェームズ・ガン監督と『シン・ゴジラ』樋口真嗣監督が対談「観客が作品を楽しむ邪魔は絶対にしない」
左から、ジェームズ・ガン監督、樋口真嗣監督
8月13日(金)公開の映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極“悪党、集結』から、ジェームズ・ガン監督と樋口真嗣監督のリモート対談映像が解禁された。
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は、バットマンやジョーカーなどのキャラクターを擁するDCコミックスのアンチヒーローチーム“スーサイド・スクワッド”をメインにすえた映画。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督がメガホンをとる最新作だ。2016年に公開された映画『スーサイド・スクワッド』は、世界興行収入7億4685万ドル(約806億円)を記録(※BOX OFFICE MOJO 調べ/1ドル=108円換算/公開年平均レート)。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は、ガン監督が脚本もてがけ、シリーズを再構築。スーサイド・スクワッドのメンバーとして、ジョーカーと別れたハーレイ・クインや、スナイパーのブラッドスポート、異次元の水玉で敵をチーズに変えるというポルカドットマン、平和の為には暴力も厭わないピース・メイカー、ネズミのセバスチャンが相棒のラットキャッチャー2、食欲優先のキング・シャークらが、減刑と引き換えに死のミッションに挑む姿を描く。キャストには、『スーサイド・スクワッド』からの続投となるマーゴット・ロビー(『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』)、ジョエル・キナマン(『スーサイド・スクワッド』)、ジェイ・コートニー(『ダイバージェント』シリーズ)、ヴィオラ・デイヴィス(『スーサイド・スクワッド』)のほか、イドリス・エルバ(『マイティ・ソー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』)、マイケル・ルーカー(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ)、ジョン・シナ(『バンブルビー』)、デヴィッド・ダストマルチャン(『ダークナイト』『アントマン&ワスプ』)、ダニエラ・メルキオール、シルベスター・スタローン(『ロッキー』『ランボー』)らが名を連ねている。
公開された対談は、樋口監督が『ザ・スーサイド・スクワッド』について質問を投げかける形で進行。樋口監督がクリエイターならではの視点で、「アクセルとブレーキ、どちらを踏むか、そのセンスが素晴らしい」と語ると、ガン監督は「変なアイディアはいろいろ浮かぶが、そこに“娯楽性があるか”そして“ストーリーに役立つか”、その両方がなければ採用しない。観客が作品を楽しむ邪魔はしないよ」などと自身の考えを明かしている。樋口監督が「so serious(すげー真剣)」と一言漏らすと、ガン監督が大笑いするなど、和気あいあいとしたやりとりに注目だ。
樋口真嗣監督 (C)2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C)DC Comics IMAX(R) is a registered trademark of IMAX Corporation.
樋口真嗣監督
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』は8月13日(金)全国公開。吹替版/4D/DOLBY CINEMATM/IMAX(R)同時上映。