ティモシー・シャラメにジョシュ・ブローリンから“愛の鞭” 映画『DUNE/デューン 砂の惑星』からアクションシーンを公開
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10月15日(金)公開の映画『DUNE/デューン 砂の惑星』から、アクションシーンの一部が解禁された。
フランク・ハーバートのSF小説『デューン/砂の惑星』シリーズは、1965年の第一作発表以来、『スター・ウォーズ』『風の谷のナウシカ』『アバター』など数多の作品に影響を与え続けてきた。砂に覆われた惑星“デューン”を舞台に、主人公ポールら救世主一族の運命と、宇宙世界の混迷を軸にした壮大なドラマが展開する同シリーズは、これまでにアレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画化に挫折。その後、デヴィッド・リンチ監督による1984年の映画『デューン/砂の惑星』や、TVドラマ版など幾度か映像化が試みられてきた。
今回の『DUNE/デューン 砂の惑星』はIMAX社が「Filmed For IMAX(R)」に認定した世界初の作品として公開。『ブレードランナー2049』や『メッセージ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンをとり、『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』などのティモシー・シャラメが主演。『スパイダーマン』シリーズのゼンデイヤがポールの夢の中に登場する女性チェイニーを演じるほか、『アクアマン』のジェイソン・モモアや、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、オスカー・アイザック、レベッカ・ファーガソンらがキャストに名を連ねている。また、音楽は『ダークナイト』『ダンケルク』などのハンス・ジマーが手が担当。劇中で描かれるのは、未来が視える能力を持つ青年ポール・アトレイデスの物語。「その惑星を制する者が全宇宙を制する」と言われる“砂の惑星”デューンへの移住を機に、アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵・ハルコンネン家の戦いが勃発。父を殺されたポールは、復讐と宇宙の平和のために立ち上がる。
解禁された映像は、ティモシー・シャラメ演じるポールと、ジョシュ・ブローリン演じる指導者ガーニイの戦闘訓練を切り取ったもの。「気分じゃない」と、トレーニングに消極的な姿勢をみせるポールに対してガーニイが奮起を促し、「敵に襲われたら戦うのみ」と“愛の鞭”を振るうシーンだ。
本作のアクションについて、シャラメは「ファイトコレオグラファーをつけて、ここまで調整が必要なアクションは今回の撮影が初めてだった」と語る。また、解禁されたアクションシーンについては、「特にジョシュとの1対1のアクションシーンの準備期間は長くて、ファイトの準備はロサンゼルスで撮影に入る4ヶ月前からスタントコーディネーターのロジャー・ユアンと練習をし始めた。そのあと、撮影2ヶ月前にブタペストに移動して、そこでも練習とファイトコレオグラフィーを学んでいたんだ」とコメントしている。なお、本番はひとつ問題も発生。「ジョシュは僕のスタントダブルと、僕はジョシュのスタントダブルと練習をしていたから、いざ本人たちが練習しようとなると、少しずつ呼吸の間合いとかが違って、なかなか調節するのが大変だった。でもすごくいい経験になった」とシャラメは明かしている。
『DUNE/デューン 砂の惑星』は10月15日(金)全国公開。