イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出、イザベル・ユペール主演の『ガラスの動物園』を新国立劇場にて上演

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2022.7.15
『ガラスの動物園』  写真提供:国立オデオン劇場 (C)Jan Versweyveld

『ガラスの動物園』  写真提供:国立オデオン劇場 (C)Jan Versweyveld


2022年9月28日(水)~ 10月2日(日)新国立劇場 中劇場にて、新国立劇場 2022/2023シーズン 演劇『ガラスの動物園』が上演される。

フランス、パリの国立オデオン劇場の協力のもと、2020年3月にオデオン劇場制作によりワールドプレミアを迎えたテネシー・ウィリアムズの代表作『ガラスの動物園』を招聘し、日
本初演する。2020/2021 シーズンの開幕作品として上演を予定していた本作は、コロナ禍の中、本国フランスにおいても公演5日目にして閉幕、来日もかなわなかった。21年秋に予定していた延期公演も感染症の影響による日本への入国制限などにより、残念ながら再び中止となったが、この度、2022/2023シーズンの開幕作品として上演する。

主演のアマンダ役にはフランスを代表する女優であり、映画、舞台と幅広く活躍するイザベ
ル・ユペール、演出には、話題作を次々と発表し、今最も世界が注目する演出家、イヴォ・
ヴァン・ホーヴェが務める。

【あらすじ】
この戯曲は「追憶の劇」である。
舞台は不況時代のセントルイスの裏町。メインキャラクターはアマンダ、彼女の娘のローラ、息子のトムの3人。生活に疲れながらも昔の夢を追い、儚い幸せを夢見る母親アマンダは未だに自分のことを箱入りの南部婦人だと思っている。靴工場で働くトムは家族を養いながら夢である詩人を志し、隙を見つけては映画に通う。彼の姉ローラは病的なほどに自意識過剰である。彼女はアパートから一歩も出ずに、自身のコレクションである小さく繊細なガラス細工の動物たちを来る日も来る日も磨き続ける……。この家にはそれぞれに別の幸せな人生を夢見る3人の孤独な者たちが一緒に閉じ込められている。しかしそんな日々も、彼らの夢が叶うかに思えたある晩までのことだった。ごく普通の青年でトムの友人でもあるジム・オコナーを、アマンダは「婿候補」と勘違いし、彼がローラにプロポーズする姿まで夢想してしまう。当然のごとく、彼女の計画は新たな、あるいは最後の幻想となる……。

 

公演情報

新国立劇場 2022/2023シーズン 
演劇『ガラスの動物園』
 
日程:2022年9月28日(水)~ 10月2日(日)
会場:新国立劇場 中劇場
 
【スタッフ】
作:テネシー・ウィリアムズ
演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ
フランス語翻訳:イザベル・ファンション
ドラマトゥルグ:クーン・タチュレット
美術・照明:ヤン・ヴェーゼイヴェルト
衣裳:アン・ダーヒース
音響・音楽:ジョルジュ・ドー
演出助手:マチュー・ダンドロ
制作: 国立オデオン劇場
 
芸術監督:小川絵梨子
主催 新国立劇場
 
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
 
【キャスト】
イザベル・ユペール
ジュスティーヌ・バシュレ
シリル・ゲイユ
アントワーヌ・レナール
 
【料金(税込)】S席11,000円  A席7,700円  B席4,400円
【一般発売】 8月6日(土)10:00~
※通常の座席配置での販売を予定しております。
 
本公演は新型コロナウイルス感染予防、拡散防止対策をとって上演いたします。
詳細:https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_017576.html
『ガラスの動物園』では全公演に日本語及び英語バリアフリー字幕が舞台上スクリーンに表示されます。(バリアフリー字幕とは、台詞の他に音や音楽など耳から得る情報を文字にして提供する字幕です)
 
に関するお問い合わせ:新国立劇場ボックスオフィス:03-5352-9999(10:00~18:00)
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