三浦透子、映画『そばかす』主題歌「風になれ」を歌唱 羊文学・塩塚モエカが楽曲提供
2022年12月16日(金)より全国公開する映画『そばかす』の主題歌に、三浦透子の「風になれ」が決定した。三浦透子は、同作の主演も務めている。
本日・9月14日(水)に公開になった映画の予告映像で流れる主題歌「風になれ」は、独特かつ大きな世界観が今注目されているバンド「羊文学」ボーカル&ギター担当の塩塚モエカが担当、楽曲のアレンジは音楽プロデューサーのESME MORI(エズミ・モリ)が手掛けており、主人公の心情をエモーショナルで爽快感たっぷりに表現されている。
解禁されたレコーディング映像の一部では、三浦透子が「私にとってチャレンジな曲だけど風がふくように歌いたい」と語り、主題歌にかける思いが伝わる内容となっている。映画『そばかす』は、映画『his』の企画・脚本アサダアツシをはじめとする同制作チームが、自身の劇団「玉田企画」の作・演出を担う俊英として注目の玉田真也を監督に迎え、“恋愛至上主義”が蔓延する世界で、他人に恋愛感情を抱かない主人公・三浦透子演じる蘇畑佳純(そばた・かすみ)が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描いている。
コメント
三浦透子
映画を観たひとの帰り道に、気持ちいい風が吹く、そんな楽曲が出来上がったと思います。作品に対する私の思いを沢山きいてくださり、そして何度も何度も繰り返し映画を観て、作ってくださいました。塩塚さんのデモ、そしてエズミさんのアレンジを聴いたとき、この映画に対するリスペクトや愛情を感じ、本当に感動したのを覚えています。大切な作品の為の曲を、お二人と共につくることが出来て良かったと心から思っています。改めて、この場を借りて感謝申し上げます。是非沢山の方に劇場で聴いていただきたいです。
塩塚モエカ(羊文学)
初めて透子さんの声を聞いたとき、伸びやかで、心にすっと入り込む歌声に魅了されました。「風になれ」は、傷つきながらも、自分を見つめ続ける主人公の背中を押すような気持ちで書きました。エンドロールの暗闇の中で、映画の思い出を振り返り、佳純の未来をイメージするのにぴったりな曲ができました。編曲のエズミさん、プレイヤーの皆さんへもリスペクトと感謝を送ります。貴重な時間をありがとうございました。
音楽プロデューサー:ESME MORI(エズミ・モリ)
塩塚さんの美しいデモを聴いた時、三浦さんの透明な歌声をレコーディングスタジオで聴いた時の2回、これは自分にとって大切な曲になると確信したのを覚えています。映画のエンディングを繰り返し観て、歌と映像に合うアレンジをひたすら試行錯誤しながら編んでいきました。具体的に意識したわけではないのですが、塩塚さんに「風の音を入れてくださったんですね!」と言っていただいたのが嬉しかったです。たぶん歌と言葉が、そのような音を呼んだのだと思います。この素晴らしい映画と主題歌が、皆さまのもとに届くのを楽しみにしております!
映画『そばかす』予告
レコーディング映像:
上映情報
主演 三浦透子×監督 玉田真也×企画・脚本 アサダアツシ
2022年12月16日(金)全国公開
©2022「そばかす」製作委員会
物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純(そばた・かすみ)は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う…