陸のソン・ガンホと空のイ・ビョンホン、怪演イム・シワンも パニック・サスペンス『非常宣言』から場面写真10点を一挙解禁
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2023年1月6日公開の映画『非常宣言』から、場面写真が解禁された。
『非常宣言』は、『ザ・キング』『観相師-かんそうし-』などで知られるハン・ジェリム監督の最新作。地上1万メートルの飛行機内でテロに巻き込まれる人々の姿を描いたパニック・サスペンス映画だ。第74回カンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に正式出品されている。
地上から飛行機テロを解決しようとするベテラン刑事を演じるのは、『パラサイト 半地下の家族』、『ベイビー・ブローカー』などのソン・ガンホなどのソン・ガンホ。また、娘の治療のため飛行機に乗り合わせた乗客を、『G.I.ジョー』シリーズ、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のイ・ビョンホンが演じる。ほかにも『殺人者の記憶法』『感染家族』などのキム・ナムギル、『シークレット・サンシャイン』『男と女』などのチョン・ドヨン、『弁護人』『名もなき野良犬の輪舞などのイム・シワンらが共演者に名を連ねている。
娘とハワイへ向かう飛行機恐怖症のジェイ・ヒョク(イ・ビョンホン)は、空港で執拗にふたりにつきまとう謎の若い男(イム・シワン)が、同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎる。KI501便はハワイに向け飛び立つが、離陸後間もなくして、1人の乗客男性が死亡。直後に次々と乗客が原因不明で死亡し、KI501便は恐怖とパニックの渦に飲み込まれていく。一方、地上では、妻とのハワイ旅行をキャンセルしたベテラン刑事のイン・ホ(ソン・ガンホ)が警察署にいた。飛行機へのウイルス・テロの犯行予告動画がアップされ、捜査を開始するが、その飛行機は妻が搭乗した便だったことを知る。また、ウイルス・テロの知らせを受けた運輸大臣のスッキ(チョン・ドヨン)は、緊急着陸のために国内外に交渉を開始する。副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常事態宣言」を発動。しかし、機体はついに操縦不能となり、地上へと急降下していく。
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解禁された場面写真は、本作の登場人物の姿を捉えた10点のカット。KI501便に乗り合わせた妻を救うため地上で全力を尽くすク・イノ刑事(ソン・ガンホ)の姿や、飛行機恐怖症にも関わらず娘の治療のためKI501便に搭乗したパク・ジェヒョク(イ・ビョンホン)のが、陸・空それぞれで奮闘する姿が切り取られている。また、さわやかなビジネスマン風の外見のイム・シワンは、自ら作り出したウイルスでバイオテロを起こすテロリスト=リュ・ジンソクを怪演しているという。
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そのほか、チョン・ドヨン演じるキム・スッキ国土交通省大臣が、テロの知らせを受けて緊急着陸のために国内外との交渉に尽力する姿、キム・ナムギル演じるヒョンス副機長の険しい表情、チーフパーサーのヒジン役キム・ソジン、大統領府危機管理センターのパク・テス役パク・ヘジュンらの姿も公開されている。
『非常宣言』は2023年1月6日(金)全国公開。