脚本・演出の岡本昌也と私道かぴよりコメント到着 シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.14 安住の地『凪げ、いきのこりら』が開幕
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
2022年12月16日(金)シアタートラムにて、シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.14 安住の地 第8回本公演『凪げ、いきのこりら』が開幕した。舞台写真とコメントが届いたので紹介する。
世田谷パブリックシアターが新しい才能の発掘と育成を目指す「シアタートラム・ネクストジェネレーション」。1年に1度、公募により選ばれた団体にシアタートラムでの上演機会を提供し、公演実施にあたっては劇場がサポートを行っているシリーズ。
これまで、快快 -FAIFAI-・FUKAIPRODUCE 羽衣・てがみ座・スズキ拓朗・開幕ペナントレース・泥棒対策ライト・to R mansion・らまのだ・悪い芝居など、現在演劇界で活躍中の多くの才能を輩出してきた。
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
2年振りの上演となる第14弾の今回は、旗揚げからわずか5年、急成長を見せる「安住の地」が登場。安住の地は、演劇の概念にとらわれることなく、エネルギッシュなパフォーマンスと空間性でインパクトを与える作品を創る一方で、静動的な作品に取り組むなど、舞台芸術の可能性に挑みながら活動している。演劇のみならず映像・写真などを手掛ける個性豊かな14名のアーティストが所属しており、メンバーは20代後半~30代前半と若い世代が集うフレッシュな集団だ。
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
今回、脚本・演出を手掛けるのは、岡本昌也と私道かぴ。本作は岡本と私道の共同脚本・演出3作目、劇団にとって東京での単独公演は今回が初となる。出演者は、森脇康貴 日下七海 山下裕英 沢栁優大 池浦さだ夢(男肉 du Soleil) 古野陽大 金谷真由美。
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
本公演は、12月18日(日)まで上演し、山内ケンジ、野上絹代、岩井秀人、杉原邦生、白井晃と多彩なゲストを迎えて実施するポストトークも行われる。
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
シアタートラム・ネクストジェネレーションvol.14 安住の地 第8回 本公演 『凪げ、いきのこりら』舞台写真 撮影:安斎しのぶ
はるか未来。地球の環境は21世紀から著しく変化した。生き物の住処として残されたのは極東の島、かつて標高3776mを誇った「フジヤマ」旧山頂、ただ一ヶ所のみ。そこへ、人間・獣人・動物・妖怪・怪物…その他あらゆる生き物たちが住処を求めて集まってくる。それぞれの言語や文化を駆使し、住処、正義、存続をかけた種族を超える争いが今、始まろうとしている──!
岡本昌也(脚本・演出) コメント
安住の地へようこそ! シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.14『凪げ、いきのこりら』大開幕でございます。神話?! ポストアポカリプス?! ダークファンタジー?! 異能バトルもの?! 大風呂敷広げまくりのごった煮で超スケールな物語をどうぞお楽しみください。どっぷり浸かったあとは、不思議と私たちが生きている世界を見つめ直せるはず。3日間で『凪げ、いきのこりら』は終わっちゃいます、どうかお見逃しなく〜!
私道かぴ(脚本・演出) コメント
『凪げ、いきのこりら』開幕します。こうして無事に初日を迎えられることを嬉しく思います。今作のテーマは「異種間の闘いと共存」。難しい題材ですが、キャストやスタッフ、劇場の力を借りて時に明るく、かつ繊細に、疾走感たっぷりに描きます。幕が開けたらあっという間の110分。客席から、目線で、息づかいで、縦横無尽に駆け回る役者とぜひ一緒に走り、叫び、凪いでください。劇場でお待ちしております。
公演情報
安住の地 第8回本公演
『凪げ、いきのこりら』
【会場】シアタートラム
【脚本・演出】岡本昌也 私道かぴ
【出演】森脇康貴 日下七海 山下裕英 沢栁優大 池浦さだ夢(男肉 du Soleil) 古野陽大 金谷真由美
12月16日(金)19:00 山内ケンジ(劇作家・演出家/城山羊の会・映画監督・CM ディレクター)
12月17日(土)13:00 野上絹代(振付家・演出家・俳優/快快 -FAIFAI-)
12月17日(土)18:00 岩井秀人(劇作家・演出家・俳優/ハイバイ)
12月18日(日)13:00 杉原邦生(演出家・舞台美術家/KUNIO主宰)【追加決定】
12月18日(日)18:00 白井 晃(俳優・演出家/世田谷パブリックシアター芸術監督)
*開催回のをお持ちの方がご参加になれます。
※託児サービス、車椅子スペース取扱いあり
世田谷パブリックシアターセンター 03-5432-1515(10:00~19:00)
世田谷パブリックシアターオンライン https://setagaya-pt.jp/
【企画制作】安住の地/世田谷パブリックシアター
【後援】世田谷区