大原櫻子、プレミアムなライブハウスツアーが東京でFINAL 一部をTikTok LIVEでも披露しトレンド入り
大原櫻子 (C)タケシタトモヒロ
2023年に活動満10年を迎える大原櫻子が、ニューアルバムを引っ提げスタートした東名阪ライブハウスツアーがFINALを迎えた。ライブハウスでのツアーはデビュー直後の1stツアー以来で、も直前発売にも拘らず即完し全公演で約2000名動員のプレミアムなツアーとなった。
(C)タケシタトモヒロ
ファイナル12月30日新宿BLAZEも他会場同様に高揚感を煽るSEからスタート。この日は一部をTikTokライブ配信していた為、会場のみならず視聴者も含めSEの高鳴るリズムに期待感を高めて行く中、本人が登場し1曲目がスタート。
1曲目は3か月連続配信企画の10月に配信した曲で、ニューアルバムにも収録のラブソング「愛のせい」。情感たっぷりに歌う愛の歌で惹きつける意表を突くスタートに観客も釘付けになる。
2曲目は「My Way」。パワー溢れるナンバーでガラッと会場の空気が変わり、観客も手を振り大きく盛り上がる。久々のバンドスタイルでの披露でファンも喜んだのではないだろうか。更に3曲目「透ケルトン」に突入し更にアッパーなナンバーに益々会場は手を振り盛り上がる。エレキギターを弾く激しいアクションで更に更に盛り上がって行く。
(C)タケシタトモヒロ
(C)タケシタトモヒロ
ここで本人からの最初のMC
「ようこそ“ライブハウスでFANFARE!!”へ!今回のツアーは声が出せないんですけど、みなさんのエネルギーしっかり伝わってます!この年の瀬にお越し頂き本当にありがとうございます!感染対策しっかりで進めていければと思います!今回のツアーはニューアルバム「FANAFRE」をいち早くお届けしたいという想いがあり、急遽でしたがスタッフさんが叶えてくれました!2022年の最後、思いっきり楽しんで行きたいと思います。そして、今日はTikTok LIVEも行ってますが画面越しの皆さんもよろしくお願いします。」
MC後の4曲目は「ポッピンラブ!」。キャッチーな歌とメロディーと跳ねるリズムが、グルーヴィーなバンドサウンドで再現され、気持ちの良いテンションのムードに包まれる。
(C)タケシタトモヒロ
続く5曲目は5月リリースのシングルのカップリングにも収録されていた「笑顔の種」。明るいムードで気持ちよく歌い上げる歌唱と笑顔が観客の楽しむ雰囲気と相まって更に良い空間を作りだす。
6曲目はしっとりとしたピアノの前奏がグッと聴かせる雰囲気を作りだし、始まったイントロは11月に配信リリースもされた「初恋」。伸びやかな歌声とタイトなバンドサウンドでじっくり聴かせる。初恋の様な切ない恋心を歌ったナンバーで、大原櫻子の歌唱と表現力も素晴らしく中盤のクライマックとも言えた。
(C)タケシタトモヒロ
7曲目は3か月連続配信企画の第一弾でもあった「Door」。新境地とも言えるラブソングで難しい表現を激しい感情を込めてバンドサウンドの中で歌い上げる様に成長と力強さを感じる瞬間だった。
MCに移ると最初はTikTokライブ配信視聴者に向けて挨拶。ただ、ここでライブ配信は終了ということで、「今年連続配信企画をやらせて頂きましたが。来年また同じ様な時期に皆さんと楽しい事あるかも?と匂わせです(笑)」と予告して配信視聴者へ「バイバイ」。
その後はバンドメンバーの紹介。ギター草刈浩司、ベース前田逸平、ギター/キーボード/マニュピュレーター小名川高弘とファンにも同じみのメンバーに、今回急遽の参加となったドラマ山本まき、との和気あいあいと楽しいトークをたっぷり披露。
曲に移って8曲目はワンちゃん目線のラブソング「寄り道」。ワンちゃん目線と聞くと異色に聞こえるが、曲自体はまるで子守唄の様な暖かさを持ったナンバーで、ここではファンへの愛情がこもったかの様なパフォーマンスになったのではないだろうか。
9曲目は「ふわふわ」。「サビの部分で振付を作ったので一緒に踊ってみてください」との掛け声で、可愛らしいパフォーマンスと、途中バンドメンバーがドリンク一気飲みや年越しそばを食べるなどの楽しい演出もあり、キュートな雰囲気に包まれた会場となった。
曲が終わるかと思いきや各会場で行ってきた「ここからはプレゼントコーナー!本日は忘年会の感じにしたくて忘年会グッズをプレゼントしたいと思います!プレゼントは乾杯!グッズ。私の手作り乾杯グラスです。」とお楽しみ抽選会の時間に突入。大阪と名古屋ではクリスマスグッズをプレゼントして来たとの事。抽選会が終わってから「ふわふわ」の歌唱が終わるという演出だった。
(C)タケシタトモヒロ
(C)タケシタトモヒロ
10曲目はミドルテンポの「だってこのままじゃ」で観客も気持ちよく体を揺らし楽しむ、その後の11曲目は前アルバムに収録されたアップテンポなナンバー「Amazing!」で、ファンも一斉にペンライトを大きく振って少しロックテイストが加わったバンドサウンドとパフォーマンスに盛り上がっていく。
「まだまだ行けますか!チェリーブロッサム!」の掛け声とともに始まった12曲目は1stアルバムに収録の「Happy Days」。初期のライブの盛り上げナンバーで、こちらも久々の披露でファンも一緒に手を振りハッピーな会場が作り上げられていった。
(C)タケシタトモヒロ
(C)タケシタトモヒロ
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本編も終盤を迎え本人から会場のファンへ感謝のメッセージ。
「とても充実した1年でした。皆さんのご声援のおかげです!もうすぐ10周年を迎えますが、今年もいろいろある中、皆さんに励ましのコメントや温かい手紙を頂いたりもしました。歌の力は気持ちの深さを伝えるものだと思い1曲1曲を大事に届けてきました。ただ皆さんの手紙を読んだ時に、まだまだ私は気持ちの伝え方がこの手紙たちに負けてるな、言葉にこんなに励まされるんだと気づかされ、改めて歌を届ける意味も感じさせられ、1曲1曲大事に歌っていこうと決めました。大きな壁のあった2022年でしたが、もっと感謝を伝えたいと思えた1年でもありました。いつも支えてくださってありがとうございます。2023年もっともっと深い絆でみんなと結ばれる様に向き合って行ければと思います。最後の曲、声は出せないと思いますが、心の中で一緒に歌ってくれたら嬉しいです。皆さんにとって来年もっともっと素敵な一年になりますように」
との感動的なMC後の本編ラストナンバーはニューアルバムのタイトルナンバー「Fanfare」。2023年以降のますます充実するであろう活動を予感させる高らかな宣言かつファンと共に歩んでいく意志を表示した圧巻のラストナンバーとなった。
(C)タケシタトモヒロ
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あっという間でボリュームあるライブだったが、最後にアンコールにも登場。これまでの大阪、名古屋公演ではアカペラで披露していた
デビューナンバー「明日も」を東京公演はファイナルという事もあり、バンド編成で本人もギターを持ち、会場との一体となった雰囲気で来年への更なる期待を持たせつつファイナルを迎えた。
ライブ情報
リリース情報
2022.12.7 Release
Instagram http://instagram.com/sakurako_ohara