片岡仁左衛門が昨年の公演や新たな作品に向けて胸の内を語る 『歌舞伎家話』第22回の配信が決定
『歌舞伎家話』第22回
2023年2月1日(水)20時に、イープラス「Streaming+」ほかにて配信される『歌舞伎家話』第22回に、歌舞伎俳優 片岡仁左衛門の出演が決定した。
片岡仁左衛門が昨年1月に配信した『歌舞伎家話』第13回より1年ぶりに本配信番組へ登場する。2022年も多くの公演に出演し、2023年の活躍にも期待が高まる仁左衛門。昨年を振返ってのエピソードと、本年の公演へ向けた意気込みなどを語る。
昨年は歌舞伎座『二月大歌舞伎』にて『義経千本桜 渡海屋・大物浦』の渡海屋銀平実は新中納言知盛を一世一代として渾身の力を込めて演じ、知盛の生き様を見事に描き出た。『四月大歌舞伎』では坂東玉三郎とともに、人気の高い演目『ぢいさんばあさん』に出演。仲睦まじい若夫婦から、年月を経た老夫婦までを演じ、夫婦の間に流れる瑞々しい感情や別れの寂寥感、再会の喜びと、途切れることのない夫婦の深い愛情を感じさせ、観客の胸を熱くした。
(右から)片岡仁左衛門、中井美穂
そのほかにも、『秀山祭九月大歌舞伎』で上演された『仮名手本忠臣蔵 七段目』の大星由良之助や、南座『吉例顔見世興行』『松浦の太鼓』で勤めた松浦鎮信も印象的で、芸の継承にも積極的に取り組んだ。そして、2023年歌舞伎座『二月大歌舞伎』(2月2日(木)初日)では『霊験亀山鉾(れいけんかめやまほこ)』に出演し、藤田水右衛門/隠亡の八郎兵衛を一世一代にて勤め、さらに、歌舞伎座新開場十周年を祝う『鳳凰祭四月大歌舞伎』では玉三郎とともに待望の『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』への出演が発表されている。
常に芸の真髄を究め、さらに高みを目指す仁左衛門の胸の内に、前回の配信でも聞き手として華を添えた中井美穂が迫る。貴重なエピソード満載の『歌舞伎家話』第22回を見逃さないでおこう。
配信情報
■:2,000円(税込) 1月19日(木)10:00より発売開始
※は2月7日(火)21:00まで発売。
※一度を購入いただくと、2月7日(火)23:59までアーカイブ視聴ができます。