故アントニオ猪木氏に従四位と旭日中綬章の叙位・叙勲 ――孫・寛太氏らが報告

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2023.1.25
アントニオ猪木氏に対し、従四位と旭日中綬章の叙位・叙勲が授与された (C)IGF

アントニオ猪木氏に対し、従四位と旭日中綬章の叙位・叙勲が授与された (C)IGF

昨年10月1日に死去したアントニオ猪木(本名・猪木寛至)氏に、「従四位」と「旭日中綬章」の叙位・叙勲が授与された。

アントニオ猪木氏はプロレスラー、参議院議員として活躍。旭日中綬章の授与はプロレスラーとしては初となる。プロレス・格闘技界やスポーツ界に残した大きな功績のほか、参議院議員を2期12年務め、在職中に北朝鮮やイラクに出向くなどして国や公共に貢献したことが評価された。

1月23日(月)に行われた授与式には、遺族を代表して実弟・猪木啓介氏、孫・猪木寛太氏が出席。授与式後の会見では、猪木啓介氏が「猪木家としても誇りが持てる兄貴です。皆さんに愛され感謝され、本当に喜んでいると思います」と語った。

猪木寛太氏は、アントニオ猪木さんの長女・寛子さんの長男。アメリカ在住で大学生の寛太氏は、生前猪木さんが使っていた真っ赤なネクタイを締めて臨んだ。「みなさんありがとうございます。グランドファーザーも喜んでいます。母も弟も喜んでいます」と猪木さんの偉大さを再認識している。

ちなみに1月23日は、猪木さんの決めぜりふ「1、2、3、ダァーッ!にちなんだ日では?」との指摘には、啓介氏が「偶然でしょう」と笑いながら答えていた。

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