安斉かれん、ファーストアルバムを2枚同時リリース Justin Tranter、Charli XCX、CHVRCHESメンバーら豪華制作陣

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2023.3.29
『ANTI HEROINE』ジャケット写真

『ANTI HEROINE』ジャケット写真

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安斉かれんが、本日・3月29日(水)にファースト・アルバムを2枚同時にリリースした。

1枚は、事前にリリースが発表されていた『ANTI HEROINE(アンチ・ヒロイン)』。本人いわく「もっとも多様性が失われている」ヒロインという存在に対して、カラフルな音楽性と言葉で、無色透明でありながら同調を強いる「こうあるべき像(カタチ)」を丁寧に壊していく新境地作。国籍もジャンルも超越したボーダレスなアーティストらが楽曲制作に参加している。

アルバムコンセプト映像

USからは、安斉かれん自身も敬愛するYungbludからCardi BやMaroon5まで、トップ・アーティストを手掛けてきたJustin Tranterが参加。オープニング曲の「へゔん」を提供している。UKからは、Charli XCXに、人気バンドCHVRCHESのメンバー、そして、ハイパー・ポップを語る上で欠かせないDanny L Harleらが、ダーク・ウェイヴからドリーム・ポップまで最新&最深を網羅したサウンドを展開。

日本国内からは、インターネット・カルチャーを賑わすGigaとTeddyLoidが「初音ミク」をフィーチャリングに迎えた楽曲をエッジィにプロデュースし、人気アニメの楽曲カバーである「私はドキンちゃん」のゴシカルでシネマティックなトラックは、MAD DECENTや88risingからも楽曲をリリースするダーク・ポップの申し子KiWiが手掛けた。

バンド界からも、Paledusk・DAIDAIが00’s デジロックの独創性溢れるリバイバル曲で、Have a Nice Day!はsfprとRadical Hardcore Cliqueという2つのバンドで活動するFZとのタッグで、“エモロック meets エレクトロニカ”を提供している。

3月29日の夜20時には、maeshima soshiがプロデュースを手掛けた60’s モータウンをモチーフにした「ら・ら・らud・ラヴ」のビジュアライザーがYouTubeにてプレミア公開される。「躁(さわが)しくて鬱っとうしい情緒不安定なアルバム」というキャッチ通り、陰・陽が激しく入れ替わるジェットコースター・アルバムだ。

「ら・ら・らud・ラヴ」ビジュアライザー

もう一方のアルバムは、事前告知を一切行わずに、突如同時にリリースされた『僕らはきっと偽りだらけの世界で強くなる。』という作品。『ANTI HEROINE』が新たな多面を魅せるオリジナル・アルバムであるのに対し、こちらは、初期からの安斉かれんの魅力が詰まったヒストリカル・アルバムという位置付け。現在のトレンドを先取りしたロマンティックなY2Kサウンド&ファッションと、サイバーパンクな世界観で綴られたデビュー3部作は、Carpainter、KO3、TAKU INOUEが、リプロデュースしたバージョンを収録。

誰かの来世の夢でもいい(Prod. by Carpainter)

その他にもCAELANをフィーチャリングに迎えたm-floのカバーや、自身のサックス演奏によるインスト曲、代表曲である表題曲「僕らは強くなれる。」の別バージョンなど、レア・トラックスも兼ねたアルバムに仕上がっている。これまでは全曲サブスク限定でのリリースだったが、今回から、アラカルト含め全デジタル配信を解禁。ダウンロードやハイレゾでも楽しめる。

リリース情報

1st album「ANTI HEROINE」
各配信リンク:https://kalenanzai.lnk.to/ANTIHEROINE
1st album「僕らはきっと偽りだらけの世界で強くなる。」
各配信リンク: https://kalenanzai.lnk.to/bokurahakitto
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