日本初演、オペラ『メデア』プロモーション動画と音楽レクチャー動画が公開

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2023.4.13
日生劇場開場60周年記念公演 NISSAY OPERA 2023『メデア』

日生劇場開場60周年記念公演 NISSAY OPERA 2023『メデア』

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2023年5月27日(土)・28日(日)上演の日本初演オペラ『メデア』のプロモーション動画と、公演に先立って開催された音楽レクチャーの動画が公開となった。

ギリシア悲劇の傑作を原作としたケルビーニの代表作であり、「劇的音楽の頂点」と称された『メデア』は、稀代の歌姫マリア・カラスが主役を演じたことで注目を浴びた作品だ。王女メデアの壮絶な復讐劇がドラマティックに紡がれる。緻密な表現と幅広い演技、高度な歌唱・演奏技術が求められる本作を、指揮に国際的に活躍する園田隆一郎、演出に演劇界の重鎮 栗山民也を迎えて、難役のメデアに挑む岡田昌子と中村真紀はじめ、実力派の歌い手たちと新日本フィルハーモニー交響楽団が日生劇場に集結し、日本初演される。

日生劇場開場 60 周年記念公演 NISSAY OPERA 2023『メデア』プロモーション動画

この度公開された音楽レクチャー動画では、「劇的音楽の頂点」と称された『メデア』を作曲しながらも日本ではあまり知られていないケルビーニについて、その時代の音楽を紐解きながら、ケルビーニの音楽性・人物像や、『メデア』の音楽的な特徴に迫る内容。オペラ研究家の岸純信氏の解説と、本公演を指揮する園田隆一郎のピアノ演奏と、メデア役岡田昌子とグラウチェ役小川栞奈による実演を交えて行われた。

レクチャー講座の様子

レクチャー講座の様子

レクチャー講座の様子

レクチャー講座の様子

レクチャー講座の様子

レクチャー講座の様子

日生劇場<オペラを知る>シリーズ 音楽レクチャー(3/25 開催)「ケルビーニ『メデア』 ―その音楽の魅力―」

公演情報

日生劇場開場60周年記念公演 NISSAY OPERA 2023『メデア』
全3幕(イタリア語上演・日本語字幕付)日本初演・新制作
 
作曲:ルイージ・ケルビーニ
台本:フランソワ = ブノワ・オフマン
イタリア語訳詞:カルロ・ザンガリーニ
原作:エウリピデス ピエール・コルネイユ
指揮:園田 隆一郎
演出:栗山 民也
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
 
日 程 2023年 5月27日(土)・28日(日) 各日14:00開演(開場は開演の30分前)
会 場 日生劇場(東京都千代田区有楽町 1-1-1)
料 金 S席 12,000円 A席 10,000円 B席 8,000円 学生席3,000円 (全て税込)
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
学生席は2023年4月27日(木)11時からの発売。日生劇場(Web)でのみの取り扱い。28歳以下。法令で定められた学校に在
学中の方のみ有効。要学生証提示。

出 演
5月27日(土)/5月28日(日)
メデア:岡田 昌子/中村 真紀
ジャゾーネ:清水 徹太郎/城 宏憲
グラウチェ:小川 栞奈/横前 奈緒
ネリス:中島 郁子/山下 牧子
クレオンテ:伊藤 貴之/デニス・ビシュニャ
第一の侍女:相原 里美(両日)
第二の侍女:金澤 桃子(両日)
衛兵隊長:山田 大智(両日)

スタッフ
美術:二村 周作
照明 : 勝柴 次朗
衣裳:前田 文子
ヘアメイク : 鎌田 直樹
振付:田井中 智子
音響 : 佐藤 日出夫(エス・シー・アライアンス)
字幕・翻訳 : 本谷 麻子
演出助手 : 橋詰 陽子
舞台監督 : 大澤 裕(ザ・スタッフ)
合唱指揮 : キハラ 良尚
副指揮 : 大川 修司、粟辻 聡、矢野 雄太
コレペティトゥア : 平塚 洋子、星 和代、髙田 絢子
※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合があります。予めご了承ください。

主催・企画・制作:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
協賛:日本生命保険相互会社
■全国公演
【岡山公演】2023年9月1日(金)18:30開演 岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場〈こけら落とし公演〉
https://okayama-pat.jp/ceremony/medea/
主催:岡山市 公益財団法人岡山文化芸術創造
企画・制作:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
※公演の詳細は会場に直接お問い合わせください。
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