市川中車、中村壱太郎、市川團子らが出演する『立川立飛歌舞伎特別公演』が開幕 舞台写真が公開
立飛グループ創立100周年記念事業『立川立飛歌舞伎特別公演』
2023年10月25日(水)立川ステージガーデンにて、立飛グループ創立100周年記念事業『立川立飛歌舞伎特別公演』が開幕し、舞台写真が公開された。
本公演は、令和6年(2024年)に創立100周年を迎える立飛グループの記念事業として、立川で一流の芸能を楽しんでもらい、立川のまちを世界に誇る芸術都市にするとの思いで企画された。
「立川ステージガーデン」は、JR立川駅北側「グリーンスプリングス」内にある多摩地区初の民間運営ライブエンターテインメントホールで、客席数は多摩地区最大規模の約2,500席。
新たに誕生した空間で初めて上演される歌舞伎は、歌舞伎三大名作のひとつ『義経千本桜』より「忠信篇」。『義経千本桜』は、『菅原伝授手習鑑』『仮名手本忠臣蔵』と並ぶ三大名作のひとつで、延享4(1747)年に初演。全五段のうち、今回上演される「鳥居前」は二段目、「道行初音旅」と「川面法眼館」は四段目にあたる。狐忠信を中心として、狐親子の情愛と人間への義理を描く幻想的な物語だ。荒事や所作事をはじめ、狐言葉や早替り、宙乗りなどケレン味あふれる趣向がみどころで、狐忠信が活躍する「忠信篇」は、「三代猿之助四十八撰」のひとつとして人気を博してきた。
この度、初日舞台の「ご挨拶」から「伏見稲荷鳥居前」までの舞台写真が公開された。
開幕してすぐの「ご挨拶」には市川中車が登場。続いて、中村壱太郎と市川團子による「解説」。この時、立飛グループイメージキャラクターのたっぴくんとたっぴちゃんも出演し、会場を盛り上げた。
そして、中村鷹之資が初役で狐忠信を勤める「伏見稲荷鳥居前」。
なお、本公演は、28日(土)までの上演となる。
※無断転載禁止
※公演が終了しましたので舞台写真の掲載を取り下げました。