歌舞伎座公演『七月大歌舞伎』夜の部『裏表太閤記』 松本幸四郎・市川中車・尾上松也らのスチール写真が公開

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舞台
2024.6.10


2024年7月1日(月)~24日(水)歌舞伎座にて、歌舞伎座公演『七月大歌舞伎』が昼夜二部制で開催される。この度、『裏表太閤記』のスチール写真が公開された。

『七月大歌舞伎』夜の部では、天下人・豊臣秀吉の出世物語「太閤記」から、秀吉の活躍が光る“表”の物語と、その輝かしい光の陰にある秀吉のライバル・明智光秀らの悲劇的な“裏”の物語を巧みに織り交ぜた『裏表太閤記(うらおもてたいこうき)』を上演。『裏表太閤記』は、昭和56年の二世市川猿翁(三代目猿之助)による初演以来、実に43年ぶりの上演となり、初演以来一度も上演されていない伝説の舞台。
今回はその情熱的な精神を受け継ぎながら、松本幸四郎による宙乗りや早替り、豊臣秀吉役の幸四郎と明智光秀役の尾上松也による大滝での立廻りなどケレン味溢れる演出が盛り込まれ、歌舞伎の魅力が凝縮された熱い舞台が繰り広げられる。

この度、公開されたスチール写真は、栄華を極める天下人・豊臣秀吉(松本幸四郎)、如意棒を手にした孫悟空(松本幸四郎)、天下の大悪人・松永弾正(市川中車)、復讐に燃える明智光秀(尾上松也)、信長の嫡男・織田信忠(坂東巳之助)、光秀の妹で信忠の妻・お通(尾上右近)、父との葛藤を抱える鈴木孫市(市川染五郎)の7枚。

『裏表太閤記』豊臣秀吉=松本幸四郎         撮影:永石勝

『裏表太閤記』豊臣秀吉=松本幸四郎         撮影:永石勝

『裏表太閤記』孫悟空=松本幸四郎         撮影:永石勝

『裏表太閤記』孫悟空=松本幸四郎         撮影:永石勝

『裏表太閤記』松永弾正=市川中車         撮影:永石勝

『裏表太閤記』松永弾正=市川中車         撮影:永石勝

『裏表太閤記』明智光秀=尾上松也         撮影:永石勝

『裏表太閤記』明智光秀=尾上松也         撮影:永石勝

『裏表太閤記』織田信忠=坂東巳之助         撮影:永石勝

『裏表太閤記』織田信忠=坂東巳之助         撮影:永石勝

『裏表太閤記』光秀妹お通=尾上右近         撮影:永石勝

『裏表太閤記』光秀妹お通=尾上右近         撮影:永石勝

『裏表太閤記』鈴木孫市=市川染五郎         撮影:永石勝

『裏表太閤記』鈴木孫市=市川染五郎         撮影:永石勝

“表”に歓喜、“裏”に悲劇——天下人・豊臣秀吉の出世物語「太閤記」から、秀吉の活躍が光る“表”の物語と、その輝かしい光の陰にある秀吉のライバル・明智光秀らの悲劇的な“裏”の物語を巧みに織り交ぜた『裏表太閤記』。歴史上の虚実が入り混じり、登場人物それぞれにドラマティックな展開が待ち受ける伝説の舞台への期待が高まる。

公演情報

『七月大歌舞伎』
 
日程:2024年7月1日(月)~24日(水) 【休演】10日(水)、16日(火)
会場:歌舞伎座
 
昼の部 午前11時~
 
竹田出雲 作
三好松洛 作
並木千柳 作
織田紘二 補綴・演出
石川耕士 補綴・演出
川崎哲男 補綴・演出
藤間勘十郎 補綴・演出

通し狂言 星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)
成田千本桜
市川團十郎十三役早替り宙乗り相勤め申し候

発端      福原湊の場
            序幕 第一場 堀川御所の場
            第二場 伏見稲荷鳥居前の場
            第三場 渡海屋の場
            第四場 同 奥座敷の場
            第五場 大物浦の場
二幕目   第一場 下市村椎の木の場
            第二場 同 竹薮小金吾討死の場
            第三場 同 釣瓶鮨屋の場
大詰      第一場 川連法眼館の場
           第二場 同 奥庭の場

 
左大臣藤原朝方
卿の君
川越太郎
武蔵坊弁慶
渡海屋銀平実は新中納言知盛
入江丹蔵
主馬小金吾           團十郎
いがみの権太 
鮨屋弥左衛門
弥助実は三位中将維盛
佐藤忠信
佐藤忠信実は源九郎狐
横川覚範実は能登守教経
 
静御前         雀右衛門
相模五郎        右團次
小せん         児太郎
片岡八郎/若葉の内侍  廣松
伊勢三郎        男寅
鷲尾十郎/お里     莟玉
逸見藤太        新十郎
お米          梅乃
亀井六郎        青虎
駿河次郎        九團次
猪熊大之進       市蔵
五人組作兵衛      家橘
梶原平三景時      男女蔵
お柳実は典侍の局    魁春
源義経         梅玉
 
 
夜の部 午後4時30分~
 
奈河彰輔 脚本
藤間勘十郎 演出・振付

千成瓢薫風聚光(せんなりびょうたんはためくいさおし)
裏表太閤記(うらおもてたいこうき)
松本幸四郎宙乗り相勤め申し候
序幕     第一場 信貴山弾正館の場
           第二場 本能寺の場
           第三場 愛宕山登り口の場
           第四場 同 山中の場
二幕目  第一場 備中高松塞の場
           第二場 山崎街道の場
           第三場 姫路秀吉陣所の場
           第四場 同 海上の場
           第五場 道中の場
           第六場 大津坂本大滝の場
大詰     第一場 天界紫微垣の場
           第二場 大坂城大広間の場
 
豊臣秀吉/鈴木喜多頭重成/孫悟空  幸四郎
明智光秀/前田利家         松也
織田信忠/加藤清正         巳之助
光秀妹お通/毛利輝元        尾上右近
鈴木孫市/宇喜多秀家        染五郎
服部弥兵衛             廣太郎
十河軍平/天帝           猿弥
重成妻関の谷            笑也
重成母浅路             笑三郎
出井寿太郎             寿猿
僧日計実は四王天但馬/猪八戒    青虎
沙悟浄               九團次
多喜川一益             錦吾
織田信長              彦三郎
天帝大后              門之助
淀殿                高麗蔵
松永弾正/徳川家康         中車
北政所               雀右衛門
大綿津見神             白鸚
 
 
 
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