小道具や衣装、ロボット、ミニチュアなど約1000点が大集結!『スーパー戦隊シリーズ』の歴史を振り返る『全スーパー戦隊展』が開催

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1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』からスタートし、2025年の最新作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』で50年目を迎えた『スーパー戦隊シリーズ』の歴史を振り返る『全スーパー戦隊展』が8月8日から27日まで、東京ドームシティ プリズムホールにて開催。開催前日の7日にはオープニングセレモニーが実施され、現在放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』から遠野吠/ゴジュウウルフ役の冬野心央、百夜陸王/ゴジュウレオン役の鈴木秀脩、暴神竜儀/ゴジュウティラノ役の神田聖司、猛原禽次郎/ゴジュウイーグル役の松本仁、一河角乃/ゴジュウユニコーン役の今森茉耶、熊手真白/ゴジュウポーラー役の木村魁希が登場した。MCは『スーパー戦隊展』応援隊長で、本展の企画から設営まで参加した関智一が務めた。

遠野吠/ゴジュウウルフ役の冬野心央

遠野吠/ゴジュウウルフ役の冬野心央

百夜陸王/ゴジュウレオン役の鈴木秀脩

百夜陸王/ゴジュウレオン役の鈴木秀脩

猛原禽次郎/ゴジュウイーグル役の松本仁

猛原禽次郎/ゴジュウイーグル役の松本仁

約300体の歴代スーパー戦隊シリーズの立像が勢揃いする圧巻の光景に「今まで見た景色の中で”ナンバーワン”」と番組名にかけたコメントで目を輝かせながら感想を伝える。ヒーローたちの視線に緊張すると話した鈴木が「先輩ヒーローに見られてドキドキしています。圧巻でどこから見ていいのか分からないけれど、背中を押されているように感じます」と語ると神田は「そう思いたいよね」と反応。「ついつい自分の色を見てしまう」と語った松本は、ヒーローたちを見つめうっとり。木村が「すさまじい!鳥肌ものです!」と大興奮だった。

暴神竜儀/ゴジュウティラノ役の神田聖司

暴神竜儀/ゴジュウティラノ役の神田聖司

一河角乃/ゴジュウユニコーン役の今森茉耶

一河角乃/ゴジュウユニコーン役の今森茉耶

熊手真白/ゴジュウポーラー役の木村魁希

熊手真白/ゴジュウポーラー役の木村魁希

セレモニー前に展示を見学した今森は「(会場に)入った瞬間に心臓がバクバクして、ウルッときました」と目頭を押さえる仕草を見せ、「マスクの割れ面もすごくかっこいい。私たちもやりたい!って思いました」と、野望を明かすと、MCの関から「追い詰められる場面でも負けずに戦ってくれますか?」との質問が飛ぶ場面も。すると6人は揃って「ハイ!」と力強く即答。ヒーローとしての責任感、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』チームとしての一体感が伝わる一幕だった。撮影で使われた小道具の展示に感動したという木村は「質感がいい!」とニッコリ。使用感のある小道具について関は「考古学的で歴史を感じられる」としみじみしていた。

会期中にはゴジュウジャーの立像が設置される台が運び込まれてのフォトセッションも実施。立像の代わりにキャストが並び立ち、先輩たちの視線を浴びながら決めポーズを見せていた。セレモニー最後には冬野がファンに向けてメッセージ。「いろいろな展示物に圧倒され感動し、50周年の歴史を強く感じました。『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』も50周年の歴史に恥じぬよう、”ナンバーワン”を目指していきたいです」と宣言し、大きな拍手を浴びていた。

セレモニー後の内覧会では、取材陣が自身のお気に入りの戦隊を熱弁する姿があちこちで見られた。それもそのはず、展覧会には昭和、平成、令和の各時代に登場した小道具や衣装、ロボット、ミニチュアなど”約1000点”が展示されているのだ。『スーパー戦隊シリーズ』50年の歴史を振り返りながら、これまで一般公開されなかった撮影で実際に使用されたアイテムたちが大集合。展示に関わったスタッフの説明によると、当初の展示数はもっと少なめの予定だったが「あれもある」「これもある」と持ち寄っていくうちに1000点にまで膨れ上がってしまったそうだ。破損しているものなども、そのままの形で展示。この使用感こそが歴史を感じる胸アツポイントになりそうだ。

展覧会はエントランスの「全スーパー戦隊紹介」エリアから壮観な眺めが広がる。壁一面には額装された歴代スーパー戦隊シリーズの絵画風ビジュアルが飾られている。さらに、この絵画風ビジュアルはしばらく眺めているとモニターに切り替わり、『スーパー戦隊シリーズ』49作品のダイジェスト映像が再生されるという仕掛けもあり。入場直後から来場者のテンションは爆上がりすること間違いなしだ。

セレモニー会場にもなった「全戦士の立像展示」や「絶景!ミニチュア大集合」のエリアでは、お気に入りを探すにもひと苦労するほど、あまりの数の展示に圧倒されてしまう。『王様戦隊キングオージャー』の王様たち、スーパー戦隊シリーズのレッドたちの衣装の展示エリアには、『侍戦隊シンケンジャー』の烈火大斬刀などヒーローたちが使った武器もお目見え。さらに歴代スーパー戦隊たちを苦しめてきた「悪の集団」が集まるエリアでは、歴代の「兵士」キャラの中央に「玉座」に座って記念撮影ができるフォトスポットも。悪の帝王気分を盛り上げてくれる演出もぜひ会場で確かめながら撮影に挑んでほしい。

「巨大ロボット」エリアには、本展覧会のための新規造型(レインボー造型企画)が施されたバトルフィーバーロボなど、歴代ロボが大集結。モップとバケツが置かれておかれ、『超電子バイオマン』エンディングでのシチュエーションを再現できるようになっていたり、さらに、スーパー戦隊ヒーローが搭乗した専用オートバイも登場している、豪華なフォトスポットとなっている。

「全戦士の立像展示」エリアでは中央に『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』が鎮座。ここではエリア入り口左右に組まれた「やぐら」からの写真撮影も可能。さまざまな角度からの撮影を存分に味わってほしい。物販エリアに向かう途中、見逃してはいけないポイントも。暗い場所に佇む”非公認”たちの姿をしっかりと焼き付け、メッセージも受け取ってほしい。

物販エリアにもグッズたちがズラリ。決めポーズがカッコ良すぎる歴代スーパーヒーローのアクリルスタンドは必見。単体でも楽しめるし、好きなヒーローだけを集めるという自由な遊び方も。チームを揃えれば劇中シーンの再現も可能。全280種という数を聞くだでも、歴史を感じずにはいられない。楽しみ方は無限大だ。

取材・文・撮影=タナカシノブ

イベント情報

全スーパー戦隊展

日程:2025年8月8日(金)~8月27日(水)
会場:東京ドームシティ プリズムホール(〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目3−61)
 
【時間】10:00~18:00
※最終入場は閉場の30分前
※大人=中学生以上/こども=3歳~小学生
※期間中お1人様1回限り有効
※期間中有効券の為、開催日時をご確認の上ご購入ください
※2歳以下のお子様は入場無料

​入場券(大人当日):¥2,700
入場券(小人当日):¥1,500

公式サイト:https://sentai50th.com/
 
問い合わせ先:東京ドームシティ わくわくダイヤル TEL.03-5800-9999
※開催イベントは、内容・実施時間などが変更となる場合があります。
 
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