『妖怪盆踊り』代表・齊藤崇、石野卓球対談!人間は立ち入り禁止!?「妖怪になってきてほしい」

インタビュー
イベント/レジャー
2026.7.22
 撮影:大橋祐希

撮影:大橋祐希

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2019年の第1回から回を重ねるごとにパワーアップしている『妖怪盆踊り』が2026年も10月10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)の3日間、立川・GREEN SPRINGS 2F 中央広場にて開催される。そんな『妖怪盆踊り』に第1回からDJとして出演されている石野卓球氏と『妖怪盆踊り』代表・齊藤崇氏に、お二人の出会いから『妖怪盆踊り』はどういったイベントなのか、日本古来からの“妖怪”そして“盆踊り”にDJイベントという異色のイベントが、なぜ長く、そして様々な人に愛されるのかを訊いた。

■アヤックススタジアムのセンターステージ(櫓)の次は『妖怪盆踊り』の町の公園だった

――『妖怪盆踊り』の立ち上げのきっかけは、電気グルーヴの「モノノケダンス」MVを観てあの世界を現実に出現させたいとのことからと、以前お聞きしたのですが、改めてイベント立ち上げの経緯などをお話いただけないでしょうか。

齊藤:「モノノケダンス」MVの世界観を現実にできたらいいなっていう話をお酒を飲みながら仲間たちとしゃべっていたのがきっかけでした。2011年ぐらいから飲みながら「できるよ!」なんて話をしていて、2019年に「じゃあやろうか!」ってなったんたんです。

――「モノノケダンス」MVの世界観は紙人形劇というか、昭和チックなあの漫画の世界を現実に生み出したかったと。そこから“盆踊り”を結び付けよう、そこにテクノ、クラブミュージックが流れる、という現在まで続く『妖怪盆踊り』のコンセプトは最初から考えていたのでしょうか?

齊藤:あれって現実でもできそうだなってずっと思っていたんです。そして、そもそも僕はテクノが大好きで、卓球さんありきのイベントって最初から僕は決めていて(笑)。でも全然何の繋がりもないところから、思い切ってアタックしたって感じです。

――卓球さんはそんな『妖怪盆踊り』のお話を最初に聞いた時、どのように思われましたか?

石野:先ほども齊藤さんがおっしゃっていましたけど、正直面識もない状態で『妖怪盆踊り』の企画だけポンってもらったんですね。だから「大丈夫かな?」って(笑)。ただちょっと他にない感じだったのと、「モノノケダンス」MVを、“櫓でDJをやりたい”っていうのがあったので、それはそれで面白そうだなっていうので受けたんです。DJやっていても櫓でセンターステージっていうのはそれまでに1回しかやったことなくて、それがアムステルダムのアヤックススタジアム(現ヨハン・クライフ・アレナ)なんですよ(笑)。

――それは……びっくりするぐらい規模が大きいですね(笑)。

石野:それがあって次が『妖怪盆踊り』だったんで比べようがないんですけど、それ以来で。あと“妖怪で盆踊り”っていうコンセプト、あのMVでっていうんだったら絵面も見えたので、面白そうだなって思ったんです。

――なるほど。齊藤さん、正直かなり勇気あるブッキングですよね。

齊藤:そうですね(笑)。とりあえず連絡してみようみたいな。正直、卓球さんから断られたらやってなかった。卓球さんがOKだったらやろうみたいな感じだったんです。

石野:俺もそれ聞いていたような気がするんですけど、それ(自分の出演)ありきでみたいな。これ断るとイベント自体がなくなっちゃうっていう。会ってもいない人から責任感背負わされちゃってどうしようかなと(笑)。それは冗談ですけど、でもすごい熱かったのを覚えています。細かいディテールまで覚えてないですけど「どうしても!」っていう熱意は感じました。

『妖怪盆踊り2026』やぐらステージ出演者

『妖怪盆踊り2026』やぐらステージ出演者

――そして『妖怪盆踊り』が実現したわけですが、初めてその櫓のブースに上がった時はいかがでしたか?

石野:正直に言いますと「思ってたのと違う!」って(笑)。今でこそ立派なイベントになっていますけど、初回の福生の時はすごい手作り感というか、ロケーションが公園って伝えられていたのですが、新宿の中央公園とか代々木公園みたいな公園を想像してたんですよ。それが普通に櫓の横に滑り台とかがあるすごくローカルなところで(笑)。ジャングルジムもあったりして、本当にアヤックススタジアムとは真逆の“町の盆踊り大会”っていう感じだったんです。しかもその時が2019年、うちの(ピエール)瀧の一件の直後ですね。そこにお客さんの気遣いというか(笑)、瀧のお面をつけた人がいっぱいいたんです。

齊藤:すみません(苦笑)。

石野:全然(笑)。まだあの一件から半年くらいしか経ってなかったので、まだこっちもどう反応していいのか、反応に困るっていうか、はしゃぎすぎても、こっちも火の粉が飛んでくるし。それは覚えていますね。あと僕がDJやってる時に近所の老人の方が行方不明になっちゃったらしくて、何歳ぐらいのお爺さんで、どんな格好してっていう放送が俺のDJ中に流れたんですよ。それをお客さんがみんな、それも俺がかけているもんだと思って(笑)。“また卓球がふざけたことやりやがって!”“やめとけ!”みたいな。そんなこともありました。

齊藤:本当に申し訳ないのですが盛り上がりました(笑)。

――そんな形で『妖怪盆踊り』の初回が実現したわけですが(笑)、実際、卓球さんによるDJが実現した時はいかがでしたか?

齊藤:僕は本当に卓球さんがいらっしゃる直前まで「本当に来るのかな?」っていう不安しかなくて。現場にいらっしゃって卓球さんの顔を見た時に感動しましたね。

――そこから蜜月の関係になり、現在に至るまで出演されているわけですが。

齊藤:いや! そんなおこがましいです。毎年毎年、懇願して出てもらっている感じです!

石野:織姫と彦星みたいな感じで年1回『妖怪盆踊り』のタイミングだけ会うみたいな(笑)。

撮影:大橋祐希

撮影:大橋祐希

■妖怪になることで日本人的な照れがちょっと隠せる

――SPICEでは『妖怪盆踊り』は2年連続で取材させていただいているんですが、去年も取材させていただいた時に、10年ぶりぐらいに会った知り合いが、子供を連れて卓球さんのDJタイムにガンガン踊っていて、すごい良い空間だなって。なかなかDJイベント、クラブに行っても子供も一緒に踊るってないじゃないですか。それってすごいことだなと思うんです。

石野:やっぱりお客さんの層が子供からお年寄りまでっていうことで、クラブで深夜にやっている感じとは変わってきますよね。そこまで深くなりすぎず、っていうところとか。でも基本的にダンスミュージックって、あんまりそういうのが関係ない。曲を知らなくても参加できるじゃないですか。リズムに合わせて体を動かすだけで参加できるものなので、すごく変えるってことはないですね。あと幅広い人に向けてやるっていうのは、それはそれで楽しい。

――あんまりディープだったり、ミニマルな方にはあんまり行かないように、という。

石野:そうですね。例えば10分くらいある曲で5分くらい聴かないと展開が分からない、みたいなやつとかは外して選曲しています。間口は広くってなりますよね。

――老若男女が妖怪になってテクノでガンガン踊っているっていう。あの非日常な空間が本当に面白いと思っていて。あの非日常の空間は齊藤さんとして想定されたものになっているんでしょうか?

齊藤:なっています。うちも娘も2人いるんですけど、2人とも去年はガンガン踊っていました。嫁さんも踊っていたし、ハッピーな空間になっている。

――いいですよね。(櫓の正面、観客席側が傾斜になっていて)後ろの方にもたくさんお客さんがいて、後ろ側でもちゃんと見れるっていう。

石野:『妖怪盆踊り』の成功を見てなのか、結構センターステージ、櫓ステージのDJが最近多いんですよ。

齊藤:本当ですか?

石野:今年も大阪でセンターステージでDJを1回やったんですけど、それ以外にも結構あって。ただセンターステージって普通のDJブースでお客さんを前にしてやるより4倍疲れるんです(笑)。普通のDJブースとかだったら後ろを振り返って飲み物を飲んでいる時にオフれる(休憩できる)んですけど、それがない。

――確かにそうですよね。全部見られている。

石野:ドリンク飲む時もお客さんと視線が合うっていう。あれは面白いですけどね。

――『妖怪盆踊り』を観て、本当に日本の盆踊り文化とテクノって、それこそ「モノノケダンス」のMVもそうですけど、こんなに混ざるんだ! っていう印象がすごく感じましたし、他の部分、露店もあったりフェイスペインティングもあったり、『妖怪盆踊り』というイベントは広がりがある。あの雑多感ってすごくクラブカルチャーに近いものを感じていて、そういう雑多感って意識されているのでしょうか?

齊藤:日本人って踊ることを結構恥ずかしがるじゃないですか。それが妖怪になれば自分じゃなくなる、踊りやすいだろうなと思っていました。それに『盆踊り』って振り付けが簡単だし、日本人ならとっかかりやすい。一回盆踊りを踊ってさえしてしまえば、いろんな音楽で体を揺らせるんだろう、と思っていてそれがその通りになったような気がします。

石野:仮面舞踏会みたいなものですよね。日本人的な照れがちょっと隠せるというか、なくなるというか、自分じゃないものだからというか、非日常同士っていうところの気軽さっていうのはあるんじゃないですか。

――確かにそれはあるかもしれないですね。

石野:だから妖怪っていうのはちょうど良かったなと思うんですよね。捉え方がいろいろある。あと最初に齊藤さんに言ったと思うんですけど、『妖怪盆踊り』の開催時期ってってお盆とハロウィンの中間あたりじゃないですか。それもまたいいとこ見つけたなって。

――確かに。ちなみにお二人は“盆踊り”原体験みたいなところはあったりするんでしょうか? 僕はあの盆踊りのループ感って、テクノに通じるものがあると思っていたんですけど。

石野:僕は盆踊りがすごい嫌いで。子供の頃ってお遊戯会とかで決められた踊りでやるじゃないですか。そういう強制されてやるものみたいな感じがあったんですね。クラブだとそういうの決められたものがないから、組み合わさることで敷居がさらに下がるっていう。なので『妖怪盆踊り』は入りやすいと思います。

――齊藤さんは“盆踊り”への原風景というか思い出はありますか?

齊藤:逆に僕は“盆踊り”が大好きで。子供の頃、町内の盆踊り大会の時に、母親が他の家の母親たちと一緒に踊っていて、お母さんが楽しそうだから俺も楽しい、みたいな。そんな記憶がずっとあった。あと“盆踊り”って、同じ振り付けでずっと延々やるじゃないですか。なんかトランス状態というか、そこもDJイベントと似ているなと思っていたんです。

――テクノは完全にそうですよね。ずっと踊っていくことで、だんだんトランス状態になる。気持ちよくなってくる。“盆踊り”は、タタンがタンというリズムですけど、それがテクノだと普通に四つ打ちでビートを刻んでいても違和感なく踊れるのも面白い。あと立川駅前のあの空間であれだけ音を出しても、施設からあまり外に音も出ないっていい場所だなと思って。

石野:立川市って、そういうの寛容みたいですね。

齊藤:そうですね。割と理解があって、僕みたいなのにも優しくしてくれまして(笑)。

石野:妖怪として扱われているのかも(笑)。

撮影:大橋祐希

撮影:大橋祐希

■『妖怪盆踊り』には妖怪のもたらす秩序がある?

――会場の入り口付近にもフリーのDJブースでDJがずっと回していて、そのフリースペースでもみんな踊っていて、さらに奥の櫓ステージもあって、音楽が途切れないのもいいですよね。そして『妖怪盆踊り』はどんどんスケールアップしているわけですが、今年はどういう風なものにしたいっていうものはあったりするのでしょうか?

齊藤:基本は変わらないんですけど、“妖怪”と“盆踊り”にもうちょっと力を入れたいと思って進めているところです。ありがたいことに妖怪好きの人たちから喜ばれているっていうのもありますし。

石野:俺も知らなかったけど“妖怪シーン”ってありますよね。

齊藤:こんな人たちがいたんだ! と我々もびっくりしていて。

――確かにすごく拘ったコスプレしている方たちもいましたよね。そして卓球さんは、セットリストは事前に組まれて毎年DJをされているのでしょうか?

石野:大枠は組んでいきますけど、あとはアドリブです。実は『妖怪盆踊り』だけに、作っていたイントロとかっていうのはあったんですけど『ドロロンえん魔くん』とか世代的に古すぎて(笑)。他のDJイベントでは妖怪(楽曲)スタートってないですからね。

――確かにないですね。アニソンクラブイベントぐらいじゃないかな、妖怪アニメ楽曲が流れるのって。今年も、またその場で空気見ながらってプレイされると。

石野:そうですね。また妖怪ネタを探さないとって(笑)。

――それも楽しみです(笑)。そして『妖怪盆踊り』では、妖怪コンテストもあり、先ほどもお話が出た妖怪シーン、日本版ハロウィンみたいな側面もあると思うのですが、あれだけのコスプレ、というか妖怪たちが集まってくれるというのも想定されていたのでしょうか?

齊藤:全然想定してなかったです。本当にびっくりしています。

石野:クオリティも年々上がってますよね。

――妖怪のコスプレをされる人たちを集めて百鬼夜行的なイベントをされているところもありますが、そういうものも意識されていたのかなと思っていたのですが。

齊藤:2019年に開催した1回目の時、事前に一応募集はかけたんですけど、妖怪のコスプレした人たちはそんなに来ないだろうなと思っていたんです。なので自分の仲間たちを無理くり妖怪にしたんですよ。

石野:仕込みで?

齊藤:そう、30人くらい仕込んでいたんです。そうしたらわらわらと妖怪が来たからすごいびっくりしましたね。

石野:妖怪の人たちがいると、その周りの妖怪の格好してない人たちも盛り上がるんですよ。そういう人たちが起爆剤になって集合体になる。全体的に妖怪がいなかった時よりも盛り上がりが底上げされるんですよね。

――なるほど。でもいわゆるハロウィン的な盛り上がり方というか、そういうことを狙っていたわけではないんですね

齊藤:最初は思ってなかったですね。今でこそ“日本のハロウィンだな”っていうのを思いながら、意識しながらやっています。

石野:さっきも言いましたが、齊藤さんにお盆とハロウィンの中間ですねって言った時に齊藤さんキョトンとしてたんですよ(笑)。気づいてなかったの? って。

齊藤:緊張していたんですよ(笑)。

――イメージとしてハロウィンは若者が騒ぐ、みたいな印象がありますけど、妖怪になるとそんなに騒がないというか、はしゃがないというか。

石野:妖怪ルールというか、妖怪であることで秩序が保たれるっていう感じありますよね(笑)。

――ハロウィンは、例えば好きなコスプレして「ウェーイ!」っていうイメージですけど、そういう人は『妖怪盆踊り』にはいないじゃないですか。卓球さんのDJタイムとかは盛り上がるけど、それもなんかバカ騒ぎしてるわけじゃないし、結構みんな真面目に音楽と向き合ってるなっていう。

石野:妖怪のもたらす秩序がある(笑)。

――(笑)普通のクラブイベント以上にみんな結構真剣に音楽と向き合っている。それが面白かったんですよね。妖怪がすごく真剣に卓球さんのDJを観ながら、踊っているっていう。

石野:俺も妖怪みたいなもんですから(笑)。

撮影:大橋祐希

撮影:大橋祐希

■人間を一旦捨てて、妖怪になって『妖怪盆踊り』に来てほしい

――そして今回が『妖怪盆踊り』を取り上げる初のインタビュー記事です。『妖怪盆踊り』の公式HPを見て、行きたい、面白そうっていう人がかなりいると思うんです。そんなまだ『妖怪盆踊り』に参加したことがない人に向けて、主催からコメントをいただきたいです。

齊藤:基本は好きに楽しんでもらえたらいいなと思っています。その人なりの楽しみ方で楽しんでもらえたらいいなと思うんですけど、人間を一旦捨てて、妖怪になるみたいなイメージで来てもらえるとさらに楽しいかもしれないって思っています。

――まずは楽しんでほしいと。

齊藤:あと妖怪になって俯瞰して人間社会を見てみるとか。大切なことが分かるのでは、って思っています。……深いこと言えないなぁ(笑)。

石野:なかなか『妖怪盆踊り』に来てない人に説明するの難しい、来たらその感じが分かると思うんですけど、他に似たイベントがないから、経験しておいた方がいいと思います。

――確かにほかにはないですよね。

石野:例えばフジロックみたいに、あのアーティストが見たいとかじゃない。いろんなフェスがありますけど、そのどれでもない。あと敷居が低いと、やっぱりクオリティが下がったりしがちなんですけど、それもないし。正直、ちょっと失礼かもしれないけど、こんなに立派になるとは思わなかったというか(笑)。

――年々パワーアップしていますよね。ゆるい雰囲気もちゃんとありつつ、きっちりしている。獅子舞があったり、フリースペースだけでも楽しめる要素が多いし、櫓ステージに入れば楽しいし、出店的なものも、フードスペースも充実していますし。

石野:妖怪っていうコンセプトの懐の深さがありますよね。ハロウィン的なものも入っていたり、それこそお盆もそうだし、仮装パーティーみたいなところもあったりとか、もちろん音楽イベントとしてもある、それが全部“妖怪”っていう曖昧さが全部を包括するっていう、これって発明だと思います。

――以前荒俣宏先生にインタビューした時に、昔は科学で説明できないことを全部妖怪のせいになっていたけど、今は全部科学で説明できるから妖怪は仕事がない。だから妖怪がやることはもう今アイドルをやるしかない。だから妖怪を使って楽しいことをいっぱいした方がいいですよって言われたのを今思い出しました。

石野:その通りですよね。何年か、何十年とか経って、この『妖怪盆踊り』というイベントとが語り継がれて、(齊藤さんを見ながら)イベントを始めた“妖怪”っていう風に伝わっていくと思うんです(笑)。

――時を経て齊藤さんが“妖怪”になる(笑)。『妖怪盆踊り』は妖怪を生む場所なのか……。

石野:形があるものじゃないからね。

――卓球さんもその妖怪になってしまう?

石野:いずれ語り継がれる。光栄です。

――では最後に『妖怪盆踊り』を使って、お二人が叶えたいことはありますか?ぜひ夢をお聞きしたいです。

齊藤:本当にゆくゆくの話ですけど、日本の文化、“妖怪”と“盆踊り”っていう文化を継承しているつもりもどこかあるので、それを世界中の人たちが“日本面白いな!”と思ってくれればいいなと思います。

――外国の方も増えていますよね。

齊藤:年々増えていますね。

石野:紅白の提灯とかエキゾティックですもんね。海外の方は絶対好きだと思う。

――昨年もちゃんと浴衣を着たり、妖怪の装束を着たりしている海外の方もいて、すごく楽しんでましたから、日本文化の継承、啓蒙になってると思います。

石野:妖怪っていう概念が英語で翻訳できないですもんね。モンスターとも違うし、ゴブリンとも違うし。あと、そういえば『妖怪盆踊り』はオリジナルTシャツのクオリティが高いんですよ。

――そう買えないんですよ!

石野:毎回オリジナルTシャツをいただいているんですけど、デザインもクオリティも素材もいいんですよね。毎年楽しみにしているんですよ。あと手ぬぐいも。

――『妖怪盆踊り』ってそういう細部のこだわりというか、全体的にクオリティが高いですよね。

石野:普通、団扇ってプラスチックにしがちじゃないですか。でも団扇が竹であることによって妖怪感が増すんですよね。

――提灯が一つ目になっていたり、櫓もすごく細部にわたって拘りを感じますよね。

齊藤:採算度外視……とまではいかないですけど、利益よりはクオリティです(笑)。

――卓球さんは『妖怪盆踊り』の場所で何かしたいことはありますか?

石野:いや、もう呼んでいただけるだけ嬉しいですし、今後妖怪の自覚を持ってやらせていただきます(笑)。

――妖怪の自覚(笑)。本当に今年も楽しみにしていますし、どんなフロアになるかも期待しています!

齊藤:人間立ち入り禁止なので(笑)、ぜひ妖怪になってお越しください。

取材・文:加東岳史 構成:林信行 撮影:大橋祐希

イベント情報

『妖怪盆踊り2026』

開催日程:2026年10月10(土)11日(日)12(月・祝) 
開催場所:GREEN SPRINGS 2F 中央広場(東京都立川市緑町3-1)
 
<やぐらステージ出演者>
・10日(土)U-zhaan × 環ROY × 鎮座DOPENESS/SPEEDER-X ⇄ AstroGuitar(中村達也 × KenKen × Rio)/あっこゴリラ/イマジン盆踊り部/ちゃんゆか&よしむね2人こでらんに~と愉快な妖怪たち/モノガタリ宇宙の会/妖怪囃子連/モノノケダンスクラブ
・11日(日)民謡クルセイダーズ/浅草ジンタ/Pinch of Snuff/古山菜の花/ジンタらムータ/民謡ユニットこでらんに~/モノガタリ宇宙の会/モノノケダンスクラブ
・12日(月・祝)石野卓球/Atsuo the Pineapple Donkey/Omodaka/北村蕗/民謡ユニットこでらんに~/モノガタリ宇宙の会/Atsushi K × Yoshitake Mori/モノノケダンスクラブ
・MC 木村mitsu / 藤田みさ
・メインビジュアルディレクション:KAIHO
内容:妖怪盆踊り/アーティストライブ/お囃子/妖怪コンテスト&妖怪賢人談義/妖怪ディスコ/妖怪屋台村/妖怪メイクブース/キッチンカー/エスニックまつり/魅世物小屋ショー/立川百鬼夜行
「やぐらステージ」入場料:
【先行
1日……各日4,500円/3日通し…13,000円/VIP 1日…各日15,500円
【一般
1日:各日5,000円/3日通し:14,500円/VIP 1日:各日16,000円

イープラス受付URL https://eplus.jp/yokaibonodori/
先着先行受付期間 2026年7月22日(水)12:00〜9月2日(水)23:00
一般発売受付期間 2026年9月3日(木)12:00~10月9日(金)12:00
後援:立川市、立川商工会議所
運営:株式会社夏祭り
主催:妖怪盆踊り実行委員会
 
イベント公式HP:https://www.yokaibonodori.tokyo
イベント公式Instagram:https://www.instagram.com/yokaibonodori/
イベント公式X:https://x.com/yokaibonodori

 
 
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