幻の名作が40年ぶりに新演出で再演 他者との共生を問い直すオペラ『べっかんこ鬼』が上演決定

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2026.7.7
オペラ『べっかんこ鬼』新演出

オペラ『べっかんこ鬼』新演出

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オペラシアターこんにゃく座主催、「オペラ『べっかんこ鬼』新演出」が2026年9月17日(木) ~9月20日(日)に新国立劇場 小劇場にて上演される。1979年に初演され、演出を変えながら1986年まで全国旅公演が行われたオペラ『べっかんこ鬼』。今回40年ぶりの上演となる。

本作は、創立より新しい日本オペラの創造を目指し、民話オペラを初期のレパートリーとしていたこんにゃく座が、ブレヒトの『白墨の輪』(1978年)を経て、再び民話を題材とし愛と差別という人間の心を問い直した、こんにゃく座初期の象徴的な作品だ。他者へ対する不寛容、孤独のつらさ、分かち合える喜び、行き違いのもたらす断絶の悲しさなど、人間の本質を浮き彫りにする本作は、理解できない相手に対する、容赦のない攻撃が加速する現代において、他者との共生について現代社会に問いかける。

音楽は、林光が深く影響を受けたヤナーチェク的な音やリズム、また沖縄の音楽が取り入れられ、地域や時代を越えた広がりがある。オーケストラの代替えではなく、ピアノ1台で上演することをはじめから想定して作曲された。創立当初から、ごまかしの利かないピアノ1台のオペラで芸を磨いてきたこんにゃく座の原点ともいえるピアノ・オペラ。創立55周年を迎えるいま、改めて、ピアノ1台のオペラ『べっかんこ鬼』に真っ向から挑戦する。

40年ぶり上演の演出を手掛けるのは、こんにゃく座の歌役者であり、数々のオペラ演出も手掛ける大石哲史。こんにゃく座での演出は、『そしてみんなうそをついた』(2008)、『想稿・銀河鉄道の夜』(2010・2016)、『森は生きている』(2012)、『末摘花』(2020)など多数。音楽を頼りに言葉を読み解くことに長け、音楽面、特に日本語での歌唱を重視する演出が高く評価されている。出演する役者の持ち味を知り尽くす大石が、役者ならではの自由な発想で作品の新しい魅力を引き出す。

公演情報

オペラ『べっかんこ鬼』新演出

公演期間:2026年9月17日 (木) ~ 2026年9月20日(日)
会場:新国立劇場 小劇場(東京都 渋谷区 本町 1丁目1番1号)
 
■出演者
※ダブルキャスト(「お組」「に組」)
オペラシアターこんにゃく座歌役者、服部真理子(「お組」ピアノ)、五味貴秋(「に組」ピアノ)
 
■スタッフ
原作・台本:さねとうあきら
作曲:林光
演出:大石哲史
美術:乘峯雅寛、衣裳:宮本宣子、照明:成瀬一裕、振付:向雲太郎、舞台監督:久寿田義晴、音楽監督:萩京子、宣伝美術:小田善久(デザイン)・TaKu‘,n(コラージュ)
 
■公演スケジュール
9月17日(木)19時「お組」
9月18日(金)14時「に組」、19時「お組」
9月19日(土)13時「お組」、18時「に組」
9月20日(日)13時「に組」
※開場は開演の30分前
※上演時間は約2時間15分(休憩含む)を予定
 
料金(前売)
一般:7,000円
(全席指定・税込)
公式ホームページ
https://www.konnyakuza.com/produce/
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