LACCO TOWERが4人編成で新たなステージの幕開け、再出発へ向かうバンドの決意を訊く

インタビュー
音楽
2026.7.20
LACCO TOWER

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激動の季節を乗り越え、新たなステージの幕が開く。LACCO TOWERの前作から5年振り、4人編成となって初のアルバム『幕開』。6月に前キーボーディストの脱退が発表されたが、過去に作られた楽曲もまるで現在の運命を予言していたかのように、再出発へ向かうバンドの決意を表現する。間違いなく、結成24年を迎えるバンドの最高到達地点だ。『LACCO TOWER NEW FULL ALBUM「幕開」発売記念全国ワンマンツアー「幕開旅行」』は、7月20日の恵比寿リキッドルームからスタートし、ファイナルの地、2027年1月17日の高崎芸術劇場スタジオシアターを目指す。アルバムに込めた思い、新体制の手ごたえ、そして来るべきツアーに向けて、松川ケイスケ(Vo)、塩崎啓示(B)、重田雅俊(Dr)、細川大介(G)の本音を聞こう。

――フルアルバムが5年ぶりと聞いて、ちょっと驚きでした。そんなに空いた感覚はなかったので。

細川大介(Gt):2022年にベストアルバムを出して、そこに新曲を入れたりとか、会場限定で出したりもしていたので、「いつの間にそんなに経っていたか」みたいな感じですね。でも今まではずっと、1年に1枚はフルアルバムを出すのが当たり前だったから、ちょっとラクしちゃってたなという気はします。お客さん、良く待っててくれましたね(涙)というところが大きいです。

塩崎啓示(Ba):会場限定や配信の曲も、もちろん思い入れは強いですけど、やっぱりCDアルバムは特別ですね。自分が音楽を始めた時に、CD屋で試聴したり、ポップを見たり、特典を確かめたり、そういうワクワクするような気持ちはずっとあるので。どれだけ時代が変われど、CDアルバムを出せるなら出したいという気持ちは、みんなあったと思うんですね。今はCDもグッズ化して、「Tシャツ、ステッカー、ラババン、CD」みたいな感じですけど、「そこに並べるのは違うんだよな」と思う理由は、いろんな時代の中で切磋して作った曲たちだし、誰かプロデューサーが入るわけでもなく、自分たちで作ったという実感があるからだと思います。

――その気持ち、よくわかります。そしてこのアルバムは、I ROCKSから出した過去の2枚のEP『有無同然』『君・悪魔・深雪』の6曲と、新曲6曲の12曲ということですか。

塩崎:『青春』と同じ時期に録って、ずっと寝かせていた曲もあります。「最高密度」がそうですね。少なくともドラムとベースはその時に録っていたと思います。

細川:『青春』のリード曲を決める時に、これがいいんじゃないかという話もあったんです。でも結局新しく曲を作ることになって、「青春」という曲ができて、「最高密度」は取っておくことになったんですが、そのあとギター、鍵盤、歌を入れて、いい感じになったから、「じゃあ今回入れようか」みたいな感じでした。

細川大介(Gt)

細川大介(Gt)

――5年間熟成させて、ちょうどいい感じになった。

細川:その時に完成させていたら、今と違う曲になっていたと思うんですよね。特に歌詞は絶対違う。

松川ケイスケ(Vo):歌詞は全部書き換えました。「最高密度」は、アルバムの最後の曲ということを考えて書いたわけではないですけど、「曲順はここしかないな」ぐらいの感じでハマったと思います。

細川:結局、曲自身が出て来るタイミングをわかっているのかな?と思うんですね。例えば「薔薇」の歌詞も、バンドの今の状況を予言しているかのような歌詞になったし、でも作ったのはもっと前で、曲がそれを求めているのか、ケイスケがそういうふうに動いているのか(笑)。

――予言者ですかね。

塩崎:ノストラダムスみたいな。

松川:マツトラダムスです(笑)。でも日本語って本当に不思議。歌詞を書く時には、今の年代や時代背景を極力出さないように、どのタイミングのどの年代の人誰が聴いても自分事と思えるように、毎回意識して書いているんですけど、「薔薇」がまさかこんな曲になるとは、自分でも「マジで?」ってなりましたけど、それがLACCO TOWERっぽいなという気もしています。

細川:「最高密度」も、この曲が最後になかったら、暗いアルバムで終わっちゃっていたかもしれないですし、今になると寝かせておいて「良かったな」と思います。

――重田さん。どんなアルバムですか。

重田雅俊(Dr):アルバムを出そうとして模索していたというか、その間にバンドも色々あって、自然にこのタイミングになったんですけど、不思議と違和感ないなと感じています。ありがたいことに、半分ぐらいタイアップをもらっているのもそうだし、メンバーが4人になって出すというのもそうだし、「この曲たちを出すのは今しかない」というのはあります。

ーーお気に入り曲、ありますか。

重田:演奏がかっこいいのは「御褒美」と「明星」ですね。「明星」は楽器隊のバランスがいいんですよ。ボーカルも邪魔してないし、徐々に盛り上げていく感じがあって、うまくまとまってるなと思います。

塩崎:例えば「綾」は一番シンプルなアレンジで、音もすごくナチュラルで、こんなふうに録った曲は今まであんまりなくて。すごい派手なプレーでもないし、本当にシンプルなんですけど、実は録った後にSNSで、「自分の素のまま録れた」みたいなことをつぶやいたんですよね。何の曲とは言ってないんですけど、それを発信したのをすごく覚えています。

松川ケイスケ(Vo)

松川ケイスケ(Vo)

――ケイスケさん。歌詞について、今回はどんなことを言いたかったのか、表現したかったのか。

松川: 1曲目から聴いてみて、だいぶ思想が強くなったなと改めて思いました。数年前から仏教を勉強しだしたんですよ。かなり前に作った「灯源(ランプ)」という曲があるんですけど、その頃からライブのMCで、「しんどいから楽しいことがある」「暗闇があるから光が分かる」みたいなことを、この若造が言ってたんですね。で、そこから何年かして仏教を勉強し直した時に、「生きることは苦である」というところから始まって、四苦八苦と呼ばれる根本的な教えがあったり、どうやって欲を捨てていくのか、そういうことが分かってくると、自分の思想とカチっとハマるところがあったんです。自主制作で出したEP『有無同然』というタイトルも仏教の言葉用語で、「無有病」はもまさにそうで、有っても無くても、人間の抱える苦しみは同じっていう事を歌っていたり、あるものをないと思ったり、そういう思想が今回はふんだんに入っているなと思いました。それは自分が変わったというよりは、昔から言っていたメッセージが自分の中で折り合いがついてきたというか、先人が言ってるなら間違いないだろうみたいな、そんな安心感を感じました。

――仏教を勉強し直したのは、どんなきっかけがあったんですか。

松川:やっぱりコロナがあって、考える時間がすごく増えた時があって。我々、動き出しは早くて、オンラインライブを始めたり、忙しくすることで何も考えないようにしようみたいな時期があったんですが、そこからふと自分に振り返る時間ができたあった時に…今回のメンバーの件もそうですけど、キャリアを重ねていくにつれて、自分と対峙しないと次に行けないことが結構あって、そのヒントを探している時に、仏教に出会う機会があったんですね。そこから始まりました。

――先行リリースされて、MVも作られた「薔薇」についてはどうですか。書いた当時の思いは。

松川:「薔薇」は、今だからこそ書ける夢の残酷さというか…。僕ら、言ってみれば20何年間夢を追い続けていると思うんです。て、目標なのか夢なのかという違いはあれど、普通に仕事されている方もそれは同じだとは思うんですがけど、今って、甘く綺麗な「夢」が、インスタントに手に取りやすくなっていると思うんです。でも、夢というものは実はとても残酷なもので、その事実を今のタイミングだったら表現できるかな?と思ったんです。中心はそこだったんですけど、一部では僕ら自身を重ね合わせているところもありますし、“出っ張った腹が”みたいな歌詞も、中年じゃないとわかんない話だったりして、夢というものをもう一回振り返ってみた時に、“さぁお前らはどうするんだ?”って、自分たちにも問いかけられたんだと思います。「明星」もそれっぽいところがあるんですけど、ある意味、それが今回のアルバムで伝えたいことの中心なのかもしれないです。僕らの決意も含めて、最後の“綺麗じゃないと知ってるから”こそ、できることがあるという表現は、我々のキャリアがあるからこそ言えるのかなという気はしています。

――そうだと思います。

松川:歌詞的に、やっぱり最後は上を向けるようなものを、ということはいつも意識しているので。そして、もちろんいろんな人に聴いてもらいたいですけど、ずっと一緒に歩いてくれている方が最初に聴くだろうから、この先の夢の目指し方みたいなところを、一緒に悩みたいなという思いもあります。10代20代の方なら、そんなことはあまり必要ないのかもしれないけど、まずはずっと一緒に歩いてくれている方たちに寄り添えられれば嬉しいなという思いはありますね。

細川:僕自身は、曲に人間性が出るとか、演奏にキャリアが反映されるとか、昔は信じていなかったんですよ。それよりも圧倒的にテクニックがあって、全部自分で意識的に表現できるほうが素晴らしいんじゃないの?と思っていたんです。それこそが音楽で、“味がある”とか、そういうのは言い訳だと思っていたんですけど、最近AIの音楽が出てくるようになって、色々聴かせてもらうと、本当にすごいんですね。演奏も素晴らしくて、アレンジもすごい。でもね、やっぱり長く聴けないんです。思いが入っていない気がするというか、揺らぎのない不自然さとか、そういうものを聴くことで改めて、“音楽にはその人が生きてきたものが出る”ということをやっと理解できる自分になって、“すいません、間違えてました”と思いました(笑)。

――あはは。面白い。でもいい話。

細川:今は本当に心から思いますけど、音楽を作る人たちの生き様を知れば知るほど、“この人たちはこういう思いでやっているからこういう曲が生まれて、こういうプレイになっていくんだ”ということを感じています。だから僕らも、僕らのことを知れば知るほど好きになってもらえるような生き方をしていきたいし、それを音楽を通して発信できれば最高だなと思います。

松川:そこにちゃんと向き合えるようになったのは、単に年を取ったのか、気持ちに余裕ができたのかはわからないですけど、それだけ作り上げてきたものには多少の自信があるし、そういうふうに言っていただける人もいるし、結局僕らは、誰かとの関わりでしか存在できないんだと思うんですね。そこで、人との関わりを広げていくことも大事だけど、今ある範囲の密度をどんどん濃くしていくというのが、「最高密度」で書きたかったことで。溢れてくれば自然に広がるものだし、スカスカな状態で広がったところで、ただ漏れていくだけだと思うし、今の自分が持てている範囲内で色々詰め込んでいくことが、結果的に広がっていくことにも繋がるのかな?という気が今はしています。

LACCO TOWER

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――アルバムの意図がよくわかりました。ここからは、4人編成の新体制になって、何が変わったのかについて、話せるだけ話してみたいと思います。まずは去年から今年に至るまでの気持ちの変化を、啓示さん、話してもらえますか。

塩崎:去年の7月から1年かけて、結成23周年ツアー『再逢旅行』を23本やったんですけど、それはもう一回リスタートの意味も込めたツアーで、なかなか行けない土地も含めて北海道から九州まで回ったり、ワンマンもやりながら、ゲストを呼んでツーマンをやったり、集大成なツアーになると思っていたんでよ。でも去年の7月に自分が怪我しちゃって、ツアー含めて10本飛ばしているんです。そして自分が復活したのが10月で、真一ジェット (Key/6月に脱退を発表)の車の事故が11月の頭なので、『再逢旅行』の23本のうち、5人揃ってやったのは数本しかなくて、本当に激動の時期ではありました。ただその時、サポートを入れることで、ライブ自体は1本も飛ばさなかったんですよ。それは一個大きいと思っていて。

――はい。

塩崎:そこで、「この状態でどこまでやれるか」という話し合いができたことが大きくて。4人で最初にやったRhythmic Toy World 主催フェス『玩具大戦2025』(2026年11月9日)は、鍵盤も同期もなく、本当に裸一貫の4人だけでやったんです。トリ前を任されていたから、飛ばしたくなかったし、でもその時真一は集中治療室に入っていて、本当に大丈夫か?という状態だったし、「それでもステージに立つんだ」ということを決めた、そこからですね。このバンドは鍵盤がモチーフになる曲が多いし、4人だけだと違うバンドになっちゃうんじゃないか?と思いながら、そんな状況なのに、俺にとって過去最高だなと思うぐらいのライブができたんですよ。こういう状態の中でやりきったという満足感もあるんですけど、それよりも、バンドが一つになっている感じがすごくしたんですね。

――ああ。なるほど。

塩崎:そのことを、年内最後の渋谷O-Crestのライブ(12月26日)でも、年が明けた高崎芸術劇場スタジオシアターのライブ(2027年1月12日)でも、SNSで発信したのを覚えていて、それは本心なんですよね。“また過去を更新できた”みたいなことを、その状況でも言えたんです。まだ真一がどうなるかわからない時で、帰って来れたら最高だけど、帰って来れなくてもやっていける状態が作れた中でライブを続けていて、その時にバンドはもう新しく生まれ変わっていたんだと思います。

――そういうことだったんですね。

塩崎:ただもちろん、ライブをするのは大事なんですけど、早く4人で新曲を作って、新しいLACCO TOWERを見せていきたい気持ちが強かったので、大介が同期(プログラミング)を頑張ってくれることになって、制作が始まったのが3月ぐらいからで。そこで、なんかわかんないですけど、自信があったんですよ。絶対いいものが生まれる気がしてしょうがないというか、そういうフラグが立っていた、メンバー全員がそんな感じでした。そこで大介がいい曲を持ってきて、みんなで言い合って、バンド結成したてみたいな状態の中で作っていったんですよね。それが、『幕開』のファンクラブ限定盤に入っている「未発表新曲DEMO音源」で、新生LACCO TOWERの4人で作った2曲が収録されています。

塩崎啓示(Ba)

塩崎啓示(Ba)

――全てが繋がりましたね。運命のように。

塩崎:そういう意味で、未来に繋がるアルバムになったと思います。7月で結成25年目に入るんですが、LACCO TOWERには5年ごと激動があって、結成して5年で初代ギターが辞めて、10年で2代目が辞めて、そこから大介が入って15年目になるんですが、そのタイミングで真一が脱退して。どんどん形が変わっているけど、今、ものすごくいい未来に向かってる感じがしています。ライブもマジでいい感じなんですよ。今までこんなに自信を持って言ったことがなかったぐらい、本当にいい状態なので、7月20日のツアー初日、恵比寿リキッドルームは絶対いい日になると確信しています。

――凄いことになりそうです。それにしても、4人になって大介さんの役割がすごく増えて、負担が大きいというか。負担とか言っちゃいけないか。

細川:そうですね(笑)。でもケイスケの歌詞にもありますけど、逆に自分が変われるチャンスだなということは感じたんですよ。近年、人と比較するよりも、昨日の自分と比べて今日の自分はどうなんだ?という考え方にどんどんなっていって、その上で、やっぱりこの年になってくると、変えたくても変えられないものもたくさん出てくるんですよね。時間がなかったり、体力がなかったり、色々あるんですけど、でもメインコンポーザーがいなくなって、ピアノもいなくなって、どうするんだ?となった時に、これは僕にとってとてもチャレンジングな時期になるんじゃないか?と思って、まずは「4人の状態で5人の時よりもいいライブをしよう」ということを目標にして、そこから同期の勉強を始めて、いろんなライブをやることで、4人の時と遜色ないよと言われるところまで持って行けたんですよね。もしかしたら今のほうがいいんじゃない?と言えるくらいに。

――はい。

細川:ライブでそれができるようになったから、曲も作れんじゃね?ということで、2か月で10曲ぐらい作って、みんなに持って行ったら、「全部いいじゃん!」みたいな話になって。やっぱりメンバーのみんなにも安心してもらいたかったし、メインコンポーザーがいなくなっても「僕がいるから大丈夫だよ」というところを見せたかったので、今までなかったような曲もたくさん作りましたし、誰が聴いてもLACCO TOWERっぽい曲も作りましたし、それを聴いてみんなも自信を持ってくれたんじゃないかなとは思います。僕もこういう出来事があって少し変われたというか、ギタリストだけじゃなくてミュージシャンとしての自信もちょっと出てきたというのはあります。

――逆境は人を伸ばすきっかけにもなると言います。

細川:それは本当に思います。もちろんそれは僕だけじゃなくて、メンバーみんながいろんなところであったんだと思います。

重田雅俊(Dr)

重田雅俊(Dr)

ーー重田さん。新体制の4人のライブ、手ごたえはどうですか。

重田:めちゃくちゃいいっすね。最近ライブをやったライブハウスの店長さんとかにも、「良かったよ。迷いがない」とか言われるので、見ている人にもそう見えているのかなと思います。長年の関係で、お互い遠慮していた部分ってあると思うんですよね。それが今はいい方向に行っている感じはします。おのおのの良さを今一番出せる時かなと思います。

細川:真一ジェットがいる時も同期は使っていたんですけど、色々思うことがあっても、遠慮して言わないことがあったんですね。僕はそれを変えたくて、今は毎回ライブが終わったらすぐに「やりづらいところが少しでもあったら全部言ってくれ」と言って、「実はこうだった」というものがあれば、すぐに修正しています。それのおかげで、圧倒的にドラムの演奏が良くなったんですよね。

重田:今は本当にやりやすくなっているし、さらにもっと進化できそうです。伸びしろしかないっすね。

――いいキャッチフレーズ、出ました。伸びしろしかない。

細川:5人でやっていた時は、僕もみんなも含めて甘えというか、慣れってすごいあったと思うんです。でも一人いなくなることによって、「みんなマジでやんないとヤバイぞ」というところもあって、リハーサルを毎回録音して、マネージャーも含めてみんなで聴いて、「ここはいい」「ここは良くない」とか、要はバンドの初期にやってたことをもう一回やっているということですね。めんどくさくなって、だんだんやらなくなっていたことが、実はミュージシャンにとって一番大事なことだったんだなということ改めて確認することができて、だからこそライブが良くなっているんだと思います。

――ケイスケさん。7月20日の恵比寿リキッドルームから始まる『LACCO TOWER NEW FULL ALBUM「幕開」発売記念全国ワンマンツアー「幕開旅行」』。どんな思いで臨みますか。

松川:一番苦しかったのは、真一の事故があってから、僕らがどうしていくか?を表に出していく言葉を考えていた時期なんですね。バンドの話でもあるし、個人の話でもあるので、言いたいことを言えばいいわけじゃないし、上澄みだけ取ると薄っぺらくなるし、それをやっている自分も嫌だし、かといって何かが決まっているわけでもない、その時期が一番辛かったです。でも、今までみんなが話してくれたようなことから、だんだんバンドがまとまってきて、僕らの目指す北極星がまた見え始めて、迷いがなくなったタイミングになったので、「僕らはこっちを目指しているんだ」ということが全部言える、全部できるツアーを久しぶりにできることが、歌い手としてもバンドのスポークスマンとしても嬉しいです。それをいろんな地方のみなさんに直直接伝えられることを、すごく楽しみにしています。


取材・文=宮本英夫 撮影=大橋祐希

LACCO TOWER

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ツアー情報

NEW FULL ALBUM『幕開』発売記念全国ワンマンツアー「幕開旅行」
7月20日(月・祝)東京 恵比寿 LIQUIDROOM
開場/開演  16:15/17:00
当日券は現地販売のみ
 
8月1日(土)名古屋ell.FITS ALL
9月5日(土)KYOTO MUSE
9月20日(日)水戸LIGHT HOUSE
9月26日(土)仙台ROCKATERIA
10月4日(日)新潟CLUB RIVERST
10月11日(日)盛岡the five morioka
10月17日(土)大阪LIVE SQUARE 2nd LINE
11月1日(日)福岡Queblick
11月3日(火・祝) MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
2027年
1月17日(日)群馬 高崎芸術劇場スタジオシアター
 
[7月-11月の公演]
前売り:5,000円
高校生以下:3,000円(公演日に身分を証明できるものを持参して頂き、キャッシュバック)
[2027年1月17日(日)群馬公演]
前売り:5,800円
高校生以下:3,800円(公演日に身分を証明できるものを持参して頂き、キャッシュバック)
※高校生及び2027年4月1日段階で18歳以下の方は公演日当日に学生証・身分証明書等、年齢、身分が確認できるものをご提示いただければ、一般との差額分をキャッシュバックさせていただきます。
※年齢制限:3歳以上必要、3歳未満入場不可

リリース情報

「明星」
先行デジタル配信情報
各配信URL:https://lacco.lnk.to/myojo
配信開始日:7月1日(水) 0時以降随時配信

「薔薇」
先行デジタル配信情報
配信開始日:7月8日(水) 0時以降随時配信
※URLは後日発表いたします。

NEW FULL ALBUM『幕開』
発売日:2026年7月15日(水)
品番:IRLT-49
価格:¥3,000(税抜)
収録曲:
1.自分事変  (伊勢崎オートレース 2025 イメージソング)
2.薔薇
3.悪魔
4.摩擦(伊勢崎オートレース 2024 イメージソング)
5.明星(映画『オンデマンド』エンディング曲)
6.深雪 
7.君(群馬テレビの新番組『ニュース×情報 がるがる』エンディングテーマソング)
8.無有病 
9.竜巻(伊勢崎オートレース 2023 イメージソング)
10.御褒美 
11.綾(伊勢崎市公認テーマソング)
12.最高密度

◎初回限定盤:CD+アナザージャケット Ver.1+封入特典(スペシャルフォトブック)
品番:IRLT-48
価格:¥4,000(税抜)

◎FC限定盤 CD+アナザージャケット Ver.2+豪華特典!!
品番:IRLT-50
価格:¥10,000(税抜)
特典内容:アナザージャケット Ver.2+松川ケイスケによる手書き歌詞カード+メンバーによるセルフライナーノーツ+CD(Instrumental)+CD(未発表新曲DEMO音源)+Blu-ray(NEW MUSIC VIDEO+NEW MUSIC VIDEOアナザーVer+MVオフムービー)
販売 SHOP:https://laccoth.stores.jp
※オフィシャルFC月額会員限定サイトとなります。入店にはパスコードが必要となります。

『幕開(まくあけ)』 特設ページ:https://laccotower.com/release_2026
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