26年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝したイタリアのチェリスト、エットーレ・パガーノが初来日 リサイタルを開催
エットーレ・パガーノ
2026年エリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝したイタリアのチェリスト、エットーレ・パガーノが2026年9月6日(日)神戸、9月8日(火)東京でリサイタルを開催する。
エリザベート王妃国際音楽コンクールは、世界最高峰の音楽コンクールのひとつとして知られ、若手音楽家にとって世界への登竜門ともいえる存在。その舞台で頂点に立ち、いま国際的に注目を集めるパガーノにとって、今回が、日本の聴衆の前で演奏する初めての機会となる。
『エットーレ・パガーノ チェロ・リサイタル』神戸公演
日本公演では、伝説のチェリスト、パブロ・カザルスが愛奏した1733年製マッテオ・ゴフリラーのチェロ『カザルス』で演奏する。この歴史的な名器は、エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝の副賞としてパウ・カザルス財団から貸与されたもの。若きパガーノが、カザルスゆかりの楽器からどのような響きを引き出すのかも、今回の来日公演の大きな聴きどころとなっている。
今回のプログラムは、エリザベート王妃国際音楽コンクールでも演奏したシュニトケ、マルティヌーに加えて、ストラヴィンスキー、ラフマニノフという、4作品が並ぶ。
エットーレ・パガーノ
パガーノは、このプログラムについて「それぞれまったく異なる世界を持つ作品でありながら、全体として一つの旅のように感じてもらえるプログラム」と話す。「思いもよらないほど魅力的な、未知の世界への旅」と自信をもって選んだ4作品。
プログラムのメインは、ラフマニノフのチェロ・ソナタト短調作品19。
「チェロのレパートリーの中でも最も重要な作品のひとつであり、チェロとピアノの音楽的な結びつきを、彼ほど豊かに描き出した作曲家はいないと思います」と語ります。そして、四つの作品それぞれのどこかに、ほんの少しずつ「イタリアの香り」が感じられることも、今回の選曲の特徴。
「先入観を持たず、音楽そのものを楽しんでほしい」
日本の聴衆に向けて、パガーノは、作品について詳しい知識を持っている必要はなく、先入観を持たずに、それぞれの作品が生み出す世界を自由に感じてほしいと語っている。
「もし僕自身がこのようなコンサートを聴くとしたら、席に座って、頭の中にあるさまざまな考えをいったん手放すと思う。そして、人間が——ある意味では動物としても——本能の奥深くに持っている、最も純粋で原始的な「音楽を感じる感覚」だけに集中したい。特にシュニトケでは、まるで現実そのものが宙に浮き、一時的にその感覚から解き放たれるような、不思議な浮遊感を味わっていただけるのではないでしょうか」
『エットーレ・パガーノ チェロ・リサイタル』東京公演
カザルスが愛奏した歴史的名器と、世界へ羽ばたく若きチェリスト、エットーレ・パガーノ。その出会いが生み出す響きを、会場で聴いてみてはいかがだろうか。
公演情報
【日程・会場】
神戸公演 2026年9月6日(日)14:00 開演(13:15 開場) 会場:神戸朝日ホール
東京公演 2026年9月8日(火)19:00 開演(18:15 開場) 会場:浜離宮朝日ホール
【出演】
チェロ:エットーレ・パガーノ
ピアノ:小澤佳永
【プログラム】
I. ストラヴィンスキー:イタリア組曲
A. シュニトケ:チェロ・ソナタ 第 1 番
S. ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
B. マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲 H.290
【
神戸公演 一般 4,500 円 学生 2,000 円 / 東京公演 一般 5,000 円 学生 2,000 円
当日券あり 神戸・東京共に開場時間より、ホール入口当日券受付にて
【主催】アーモンド株式会社 【後援】イタリア大使館/日伊 160 年