たけし、西島秀俊との共演に感謝!「西島くんとできればいいな」

ニュース
2016.2.28


映画『女が眠る時』の初日舞台挨拶が2月27日に丸の内TOEIで開催され、ビートたけし、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ、ウェイン・ワン監督が登壇。たけしが「西島くんと二人でできればいいなと思った。ありがたい」と西島との共演を喜んだ。

本作は、スペイン人作家ハビエル・マリアスによる短編小説をもとに、ワン監督が初となるオール日本人キャストで邦画の監督に挑んだミステリー。想像の余地を残し、あらゆる解釈が観客に委ねられる作品となったが、たけしは「頭のエンタテインメント」「頭の遊園地」と本作を表現。「日本映画は、一方通行的な考えさせられることのない時代。よくぞウェイン監督が作ってくださった。もう一回、映画の原点に戻った映画ができた」と主演映画に胸を張った。

さらにたけしは「お亡くなりになった大島(渚)さんとか、熱のある時代がかつてはあって。全身全霊をかけて、映画に情熱を持って組んでいた時代があります」と邦画界の“熱のある時代”に言及。「最近は、あまりにもエンタテインメント重視。何人お客が入ったかということばかり。遊園地みたいな映画がもてはやされる」と現状に苦言を呈し、「何時間でも討論できるような映画をちゃんと作っていかなきゃと思う。そういいながら、私は『アウトレイジ』を作ろうとしている。自分が恥ずかしい。どうもすいません」と観客を笑わせながらも、真摯な思いを明かした。

今月、21日に閉幕した第66回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式招待された本作。西島、忽那、小山田、ワン監督は現地入りを果たした。西島は「ベルリン映画祭で、ウェイン監督と北野さんの人気がすごくて。レッドカーペットでもたくさんの人が待っていた。会場の熱気もすごかった」と述懐。

残念ながら欠席となったたけしは、会場に「飛行機代がないから、シベリア超特急で行きたかった」とのメッセージを送ったそうで、西島は「そこで会場が大爆笑で。ドイツの人、『シベ超』観ているのかな」と素直な気持ちを話し、会場を笑わせていた。【取材・文/成田おり枝】
 

MovieWalker
シェア / 保存先を選択