新海誠『君の名は。』ビジュアル公開、主演・神木隆之介のコメントも
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新海誠監督の新作映画『君の名は。』の新ビジュアルが公開された。
『君の名は。』は、『ほしのこえ』『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』などの作品で知られる新海監督の約3年ぶりの新作。千年ぶりの彗星の来訪を1か月後に控えた日本を舞台に、自分が東京に住む男子になった夢を見た田舎町の女子高生・宮水三葉と、自分が女子高生になっている夢を見た東京の男子高校生・立花瀧の2人の物語を描く。
瀧の声を演じるのは神木隆之介。田舎町に住む女子高生・三葉役をオーディションで選ばれた上白石萌音が演じる。
公開されたビジュアルは、瀧と三葉が描かれたポスタービジュアルと劇中カット。あわせて神木と三葉、新海監督のコメントも発表された。なお同作のキャラクターデザインは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』の田中将賀、作画監督は『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』などの安藤雅司が務めている。
神木隆之介のコメント
僕自身、もともと新海誠監督の大ファン。監督の作品を何十回も観ていたので、声の出演が決まった時は信じられないくらい嬉しかったです。
瀧のビジュアルを見ることで、純粋に作品として本編が完成することが楽しみになりました。瀧は都会で生活するごくごく普通の高校生。ですが、その「普通」を表現する事が何よりも難しい。一つ一つのセリフの言い回しなどを細かく考えながら演じないと瀧になりきれないと改めて思いました。上白石萌音のコメント
三葉は複雑な家庭で育ったので、自分がしっかりしなきゃという覚悟を持っている反面、都会にあこがれている普通の女子高生な一面もあって、描写がすごくリアルだと思いました。
今回初めて瀧と三葉の顔を見ましたが、二人の表情がすごく豊かで、一日も早く三葉を演じたいと思いました。『君の名は。』で生きているキャラクターは本当に愛しい人たちで、これから自分がもっと(彼らを)愛して、この素敵な作品に少しでも貢献できればと思っております。新海誠監督のコメント
「君の名は。」は現代の話なので、キャラクターも身近に感じてもらえるバランスを意識しています。二人とも取り立てて特殊な能力を持っているわけではなく、当たり前の強さを当たり前に持っている普通の子。そういう意味でリアリティのあるビジュアルを目指しました。キャストの神木さんと上白石さんには、普通の「優しさ、気立ての良さ、勇気」を若々しくフレッシュな声で吹き込んでほしいなと。あくまで自然に湧き出るものを、お二人なら表現してくださると思っています。田中将賀さん・安藤雅司さんの手により、顔の表情だけでなく、しぐさなども含め、アニメーションとして表情豊かに活き活きとした格好良さや可愛さが表現されていますので、ぜひご期待ください。
作品情報
『君の名は。』
2016年8月から全国東宝系で公開
監督・脚本:新海誠
声の出演:
神木隆之介
上白石萌音
配給:東宝