準・メルクル(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団 フランス音楽とスコットランド関連のユニークなプログラミング

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クラシック
2016.4.15
準・メルクル ©Jean-Baptiste Millot

準・メルクル ©Jean-Baptiste Millot

 2014年に新日本フィルと初共演した準・メルクルが再び同フィルの指揮台に戻ってくる。ザールブリュッケンやマンハイムの歌劇場、中部ドイツ放送交響楽団、リヨン国立管弦楽団などの音楽監督や首席指揮者を歴任し、現在はスペインのバスク国立管弦楽団の首席指揮者を務めるメルクル。日本では、N響、水戸室内管、大阪フィル、東響などとも共演し、いずれも好評を得ている。

 今回、準・メルクル&新日本フィルが演奏するのは、フランス音楽とスコットランド関連の2つのプログラム。ドイツ出身の彼だが、リヨン国立管弦楽団の音楽監督時代には、フランス音楽を積極的に取り上げた。中でもドビュッシーは、ナクソス・レーベルに網羅的な管弦楽作品集を残しているほどだ。

 トリフォニー・シリーズ(4/22,4/23)では、プーランクの組曲「牝鹿」、フォーレ「パヴァーヌ」、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」(全曲)というオール・フランス・プログラムを組んだ。「ダフニスとクロエ」はCDもリリースしたメルクルの十八番。合唱の入った大規模作品を得意とする彼の手腕に期待したい。

 サントリーホール・シリーズ(4/29)は、ドビュッシーの「民謡の主題によるスコットランド行進曲」、ブルッフの「スコットランド幻想曲」、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」というスコットランドにインスピレーションを受けた作品が並べられた。また、ブルッフでは新日本フィルのソロ・コンサートマスターの豊嶋泰嗣がソロを務める。このユニークなプログラミングでもメルクルの本領が示されることであろう。

文:山田治生
(ぶらあぼ + Danza inside 2016年4月号から)


準・メルクル(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団
#557 定期演奏会 4/22(金)19:15、4/23(土)14:00
すみだトリフォニーホール
#558 定期演奏会 4/29(金・祝)14:00
サントリーホール
問合せ:新日本フィル・チケットボックス03-5610-3815
http://www.njp.or.jp
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