東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"が4月15日(金)よりスタート!

レポート
イベント/レジャー
2016.4.14
『東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"』 ©Disney

『東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"』 ©Disney

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開園から15周年を迎える東京ディズニーシーでは、2016年4月15日(金)より337日間にわたって、アニバーサリーイベント『東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"』が開催される。これに先駆けて11日、プレスプレビューが行われ、イベント期間限定で公演される新規ショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」などがお披露目された。


世界のディズニーテーマパークで唯一、"海"をテーマとして2001年9月4日に誕生した東京ディズニーシー。5年前に開幕した10周年アニバーサリー『Be Magical!』では、今や東京ディズニーシーに欠かせないナイトタイム・スペクタキュラー「ファンタズミック!」がスタートし、”魔法”をテーマに壮大なイマジネーションの世界を繰り広げてきた。

そして、このたび迎える15周年のテーマは”Wish”。未来を思い描き、そこへ向かうワクワクする気持ちを描く。かくいう筆者は15年前、当時8歳だったころはまさか大好きな東京ディズニーシーを取材する”未来”を思い描いてはいなかっただろう。子供から大人まで、気が付けばいつも側にいるディズニーの世界。周年のこの日を迎えるにあたって、あの頃に思いを馳せては特別な気持ちを抱く人も少なくないのではないだろうか。

メディテレーニアンハーバーでは、"Wish"の象徴となる色鮮やかな"ウィッシュ・クリスタル"を身につけた新コスチュームのディズニーの仲間たちが、ゲストと共に15周年の新たな冒険の旅立ちを祝う新ショー「クリスタル・ウィッシュ・ジャーニー」を公演。クリスタルのキラキラした輝きを想起させるイントロがスタートの合図だ。ミニーは「愛」を願う赤、ドナルドは「友情」を願う青、グーフィーは「元気と健康」を願う緑のクリスタルを身につけ、それぞれの願いを賑やかな歌やダンスで表現した。注目すべきは、ミッキーマウスが身に着けている”ウィッシュ・クリスタル”。このショーの大きな見どころの一つとなっている。

新ハーバーショー『東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"』 ©Disney

新ハーバーショー『東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"』 ©Disney

また、ミッキーマウスの迫力あるドラムでお馴染み、ブロードウェイ・ミュージックシアターで公演中の「ビッグバンドビート」が2006年7月の公演開始以来初めてリニューアル。グーフィーがバンドのマスターとして活躍するシーンや、新コスチュームを着たミッキーとミニーがリズミカルなダンスを披露するシーンも加わり、カーテンコールのシーンでは15周年のテーマソングをジャズアレンジした楽曲で華やかなフィナーレを迎える。

リニューアルしたビッグバンドビート ©Disney

リニューアルしたビッグバンドビート ©Disney

バンドマスターとして初登場のグーフィー ©Disney

バンドマスターとして初登場のグーフィー ©Disney

筆者の印象としては、新曲「Take the 'A' Train」や「Four Brothers」などの楽曲が加わり、セットや照明の雰囲気を含め全体的にグッとスタイリッシュに、かつ、格調高く生まれ変わった。特にミッキーマウスのドラム演奏とダンスは既存シーンのアレンジではあるものの、「もうお手上げです」とある種の敗北感すら覚えるほど輝きを増したパフォーマンスであった。(というほど、ビックバンドビートの大ファンである)。

無論、ほかにも見どころは盛りだくさん。

■新グリーティングプログラム「"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"グリーティングドライブ」

アメリカンウォーターフロント内では、新グリーティングプログラム「"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"グリーティングドライブ」が行われ、15周年のスペシャルコスチュームを着たミッキーマウスたちが、15周年の装飾が施されたビッグシティ・ヴィークルに乗ってゲストに挨拶して回る。

”ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”グリーティングドライブ ©Disney

”ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”グリーティングドライブ ©Disney

■15周年スペシャルグッズに仕掛けアリ!?

いつだってパークに訪れたなら譲れないのがグッズ。お土産迷子にならないように、事前に情報はチェックしておきたいところである。そして今回も15周年のテーマ”Wish”をモチーフにデザインされた期間限定のスペシャルグッズが約230種類登場!

まずゲットしておきたいのがこちら「クリスタルコンパス」。

©Disney

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実はこのコンパス、旅をナビゲートするコンパスをイメージして作られているそうだが、パーク内のさまざまな場面で連動する仕掛けがあり、我々の冒険心をなかなかにくすぐってくる。その魅力といえばお子様が欲しいと言い出しても、最後には親が夢中になっているような光景が目に浮かぶほど。主な仕掛けは下記のようになっている。

(1)デコレーションとの連動
パーク内7か所にある「クリスタルポイント」にコンパスをかざしてボタンを押すと、光と音で反応し、それぞれの「クリスタルポイント」に応じた色を集められる。すべての「クリスタルポイント」を制覇した暁にはコンパスが白色に輝き、効果音とともにミッキーマウスからの特別なメッセージを聞くことが出来る。クリスタルポイントには同じ色を集めたい同志が集っているため、そこで生まれるコミニュケーションもぜひ体感してみてほしい。筆者が訪れた際には「何色集まりましたかー?」と声を掛けてくれた方がおり、ちょっとした情報共有をするなど、また新しい楽しみが味わえた。(ちなみにその方はお誕生日!盛大にお祝いしました!)

クリスタルポイント ©Disney

クリスタルポイント ©Disney

ここにクリスタルコンパスをセットすると… ©Disney

ここにクリスタルコンパスをセットすると… ©Disney

(2)ウィング・オブ・ウィッシュ号との連動
イベント期間中、ディズニーシー・アクアスフィア前には、"ウィッシュ・クリスタル"を原動力とする船「ウィッシング・オブ・ウィッシュ号」に乗ってディズニーの仲間たちが旅に出るフォトロケーションが出現。コンパスはこのウィング・オブ・ウィッシュ号から数分に一回流れる音に反応して光り輝き、ミッキーマウスのメッセージを聞くことが出来る。

©Disney

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(3)キャストとの連動
キャストが持っている特別なコンパスにゲストのコンパスを近づけると、連動して同じ色に光り輝くエフェクトを楽しめる。ランダムに一色が出るため、やるたびにちょっとした占いをしているようなワクワクを感じられるのがポイントだ。

キャストと息を合わせてスイッチを押そう ©Disney

キャストと息を合わせてスイッチを押そう ©Disney

(4)ファンタズミック!との連動
さらには、冒頭で触れた夜のハーバーショー「ファンタズミック!」でも、ならではの楽しみができるように。なんと、ショーの演出に連動してコンパスが光り輝く仕掛けが!アリエルさながらに願った、ディズニーファンタジーの”世界の一部”になれたような気分が味わえる。

その他にも、ぬいぐるみバッジ、バケット付ポップコーン、Tシャツ、などベーシックに揃えておきたいグッズももちろん用意されている。

左からぬいぐるみバッジ(¥1,900)、バケット付ポップコーン(¥2,000)、ミニスナックケース付カラフルチョコレート・グミキャンディー(各¥720) ©Disney

左からぬいぐるみバッジ(¥1,900)、バケット付ポップコーン(¥2,000)、ミニスナックケース付カラフルチョコレート・グミキャンディー(各¥720) ©Disney

Tシャツ(¥2,600)はMサイズを着用(身長156cm)、ファンキャップ(¥3,000)、ファッション用グラス(¥2,000) ©Disney

Tシャツ(¥2,600)はMサイズを着用(身長156cm)、ファンキャップ(¥3,000)、ファッション用グラス(¥2,000) ©Disney

■はじまる、続く、”冒険の旅”。

15周年に限らず、東京ディズニーシーでは今後、「アナと雪の女王」の世界観を味わえる新テーマポートが建設されるほか、ディズニー/ピクサー映画「ファインディング・ニモ」と「ファインディング・ドリー」の世界観を舞台とした新規の屋内型アトラクションも導入されることが決定している。さらに7月9日(土)からは、「ミスティックリズム」を公演していたロストリバーデルタの「ハンガーステージ」にて、影の世界に迷い込んだ主人公の少女メイが成長していく姿を描いた新ミュージカルショー「アウト・オブ・シャドウランド」もスタート。

筆者の所感に過ぎないかもしれないが、こうして次々に変わりゆく姿を見れば、期待だけではなく少しばかりの不安や寂しさを感じるむきもあるのがファンというもの。そんなときは、この話を思い出してみてほしい。

7歳の少年が、開園3日目のディズニーランドを訪れた。彼はウォルト・ディズニーに憧れて映画作りを目指し、のちに「ジョージ・ルーカス」として世界に名を轟かせ、大成功をおさめたのだ。そしてそんな彼が、低迷期のディズニープロダクションズに贈ったアトラクションが「スター・ツアーズ」であった。

つまりは、誰かの心が動いた瞬間に生まれる「自分も同じ感動を与えたい」という”Wish”が、今日の東京ディズニーシーを作り上げ、15年という時が経った今も同じように、この場所で誰かの心が動いているのであると思う。15周年を迎えた東京ディズニーシー、それぞれにどんな”Wish”を抱き、また新しい冒険がスタートするのか、楽しみにしたい。
 

イベント情報
東京ディズニーシー®15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ"

日時:2016年4月15日(金)~2017年3月17日(金)
東京ディズニーシー15周年"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ":http://www.tokyodisneyresort.jp/special/tds15th/
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