ソン・ガンホ、オ・ダルス、ZE:Aイム・シワン出演 韓国史に残る冤罪事件を描く映画『弁護人』公開が決定

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2016.4.27
左から ZE:Aイム・シワン、ソン・ガンホ 映画『弁護人』  (C)2013 Next Entertainment World Inc. & Withus Film Co. Ltd. All Rights Reserved.

左から ZE:Aイム・シワン、ソン・ガンホ 映画『弁護人』  (C)2013 Next Entertainment World Inc. & Withus Film Co. Ltd. All Rights Reserved.

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韓国公開時に3日間で100万人、1ヶ月間で1,000万人を動員した映画『弁護人』が、11月に日本で公開されることが決定した。

『弁護人』は、韓国の故・盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の青年弁護士時代、1981年9月に実際に起きた“釜林(プリム)事件”をモチーフにした骨太ヒューマンドラマ。韓国が誇る演技派俳優ソン・ガンホが、ある事件をきっかけに人情派弁護士へと変わっていく主人公を演じる。

ソン・ガンホ 映画『弁護人』 (C)2013 Next Entertainment World Inc. & Withus Film Co. Ltd. All Rights Reserved.

ソン・ガンホ 映画『弁護人』 (C)2013 Next Entertainment World Inc. & Withus Film Co. Ltd. All Rights Reserved.


また、ZE:Aのメンバー イム・シワンが本作でスクリーンデビューを果たし、不当に逮捕されたクッパ店の息子を好演している。さらに、2015年に韓国映画史上初の累計観客数1億人を記録した個性派俳優、オ・ダルスも出演。弁護士事務所を切り盛りするドンホを人情味たっぷりに演じている。そのほか、ドラマ『太陽を抱く月』のキム・ヨンエ、『悪いやつら』のクァク・ドウォンらベテラン俳優が脇を固めている。監督は本作が長編映画デビュー作のヤン・ウソク。
 

キム・ヨンエ  映画『弁護人』 (C)2013 Next Entertainment World Inc. & Withus Film Co. Ltd. All Rights Reserved.

キム・ヨンエ 映画『弁護人』 (C)2013 Next Entertainment World Inc. & Withus Film Co. Ltd. All Rights Reserved.


釜林(プリム)事件とは、1981年の全斗煥(チョン・ドゥファン)政権時、釜山地検公安部が民主化勢力を弾圧するために事件をねつ造し、令状もなく被告人22人を不法連行、自白を強要したとされる出来事。事件に関わったとされた5人が国家保安法違反などの容疑で有罪判決を下された韓国史に残る重大な冤罪事件とされている。被告人の弁護を担当したのは、当時駆け出しの弁護士であったのちのノ・ムヒョン元大統領で、事件をきっかけに政治家に転身したとされている。5人の被告はノ・ムヒョン元大統領の死の翌年に再審を受け、全員の無罪が言い渡された。映画となった『弁護人』は、2014年に韓国で公開されるや平日の3日間で100万人、1ヶ月間で1,000万人を動員し、2014年の興行収入第4位という大ヒットを記録し、韓国で大きな反響を呼んだ。

映画『弁護人』は11月、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー

イベント情報
映画『弁護人』

(2013年/韓国/韓国語/カラー/127分/原題: 변호인)
監督:ヤン・ウソク
脚本:ヤン・ウソク、ユン・ヒョノ
撮影:イ・テユン
照明:オ・スンチョル
音楽:チョ・ヨンウク
出演:ソン・ガンホ 『運命の王-歴史を変えた八日間』 『観相師』『スノーピアサー』『凍える牙』
イム・シワン(ZE:A) 「ミセン-未生-」「トライアングル」「太陽を抱く月」、キム・ヨンエ『明日へ』「太陽を抱く月」クァク・ドウォン『傷だらけのふたり』『タチャ-神の手-』『悪いやつら』、オ・ダルス 『ベテラン』『国際市場で逢いましょう』『7番房の奇跡』
提供:彩プロ、スプリングハズカム 配給:彩プロ

 

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