綾野剛が凛々しい制服姿から悪に染まっていく……映画『日本で一番悪い奴ら』場面写真を一挙公開
(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会
6月25日公開の映画『日本で一番悪い奴ら』から、綾野剛演じる主人公が登場する場面写真が公開された。
同作は、覚せい剤取締法違反などの容疑で2002年に逮捕された北海道警察の元警部・稲葉圭昭氏の著書『恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白』を映画化した作品。「日本警察史上の最大の不祥事」と呼ばれる"稲葉事件"をモチーフに描いた問題作だ。あらゆる悪事に手を染めた北海道警察の警察官・諸星要一の26年間の半生を、主演の綾野が狂気を持って演じている。
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今回公開された場面写真では、警察官・諸星が悪事に手を汚し、その姿までもが変化していくようすをとらえている。 綾野演じる諸星は「正義の味方、悪を絶つ」との信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく。若き日の諸星と思われる場面では、制服に身を包んだ凛々しい姿だが、そのほかの写真では警視庁・銃器対策課のライバルと取っ組み合いになるシーンや、ヤクザのような服装で仲間たちと陽気に銃を構える姿も登場。その他にも、先輩刑事の村井(ピエール瀧)が不敵な笑みを浮かべながら、諸星に一流の刑事になるための鉄則を囁くシーンも公開されている。諸星が徐々に狂っていくようすが如実にわかる場面写真が満載だ。
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諸星を囲む仲間は、彼を慕って集まり、裏社会のスパイとして捜査に協力者するS(エス)と呼ばれるものたち。中村獅童、YOUNG DAIS、お笑い芸人デニスの植野行雄らが扮しており、警察組織への忠誠を誓いながら誤った道にすすむ諸星とともに、狂気と波乱の物語の中心となっていく。果たして、正義を信じる諸星は、どのような道をたどって「日本警察史上の最大の不祥事」にいたるのか。
映画『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)全国ロードショー
映画『日本で一番悪い奴ら』
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出演:
綾野剛 ・ YOUNG DAIS 植野行雄(デニス) ピエール瀧 ・ 中村獅童
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗
原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)
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