内村光良が男泣き!桑田佳祐が映画『金メダル男』に主題歌「君への手紙」を書き下ろし
桑田佳祐
内村光良監督・主演、Hey! Say! JUMP知念侑李W主演の映画『金メダル男』に、桑田佳祐が主題歌を書き下ろしで提供していることがわかった。
『金メダル男』は、サンシャイン劇場で上演された一人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとに内村が初めて原作・脚本・監督・主演を務めた映画。世の中のあらゆる一等賞を獲ることを目指し続ける主人公・秋田泉一を内村が、その若き日の姿を知念が演じる。
監督・脚本・主演の内村光良
桑田がソロ名義で映画に主題歌を提供するのは、2008年公開の阪本順冶監督作『闇の子供たち』以来8年ぶり。 『金メダル男』の制作を進める中で、内村が「この映画の主題歌は桑田さんしかいない」という思いを直筆の手紙にしたため、作品のDVD添えて送ったという。すると、桑田はDVDを観てから1週間後、返事として書き下ろし楽曲「君への手紙」を届けたそう。
曲を聴いた内村監督は男泣き。また桑田の「最後は不覚にも泣けました。その根底には、御家族や共演者を見守る、とても温かく誠実なウッチャンの目線が感じられ、御自身の自己戯画的な描き方は、まさに久しぶりの<社長漫遊記>や<無責任シリーズ>と居並ぶ、喜劇の傑作だと思いました」との温かい感想をエールに、映画の完成まで走り続けたという。
内村は中学生時代、サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」に衝撃を受けて以来、桑田のファンに。初めて桑田と会ったのはバラエティ番組『夢で逢えたら』(CX系)がきっかけだという。同番組の初代オープニング曲でもあるサザンオールターズ「女神たちへの情歌(報道されないY型の彼方へ)」の映像収録時に対面し、内村はあまりの緊張でほとんど話せなかったそう。その後も、内村は音楽バラエティ番組『桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』(フジテレビ系)内でのコントに出演したり、桑田の食道ガン療養中の2010年にラジオ番組『ニッポンハム ムーンライト・ミーティング 桑田佳祐のやさしい夜遊び』(JFN)にゲスト出演するなど、公私に渡って交流を深めてきた。
桑田が提供する主題歌は美しいバラードで、歌詞も『金メダル男』で内村と知念が二人一役で演じた主人公・秋田泉一や、夢追う者への応援、挫折した悔しい思いを包む優しさに満ちた、人生賛歌ともいうべきものに仕上がっているとのこと。発表にあたって、内村は以下のようにコメントしている。
内村光良氏コメント
中学2年の時から現在までサザンオールスターズ、桑田さんはずっとずっと特別な存在です。自分の人生の節目には いつもサザンの、桑田さんの歌声がありました。そしてこれからも━━━━。 映画の主人公・秋田泉一の生き様を歌い上げてもらうには桑田さんしかいない、そう勝手に思いこんでダメもとでお願いしました。映画の元になった舞台のDVDや未完成の映画のDVDと共に手紙を添えてお願いしました。 それが『君への手紙』というタイトルで贈られてきた時、男泣きしました。自分にとって一生の曲となりました。 多くの方にこの曲を聴いて頂きたい心の底からそう願っています。
映画『金メダル男』は10月22日(土)全国ロードショー
(C)「金メダル男」製作委員会
原作・脚本・監督:内村光良
出演:内村光良 知念侑李(Hey! Say! JUMP) 木村多江/ムロツヨシ 土屋太鳳/平泉成 宮崎美子/笑福亭鶴瓶
配給:ショウゲート
公式サイト:kinmedao.com
(C)「金メダル男」製作委員会