誰も教えてくれないMAJIでオシャレなBGM特集!vol.5

コラム
音楽
2016.11.29

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runpes music library -DISC REVIEW-

 

ファッション、カフェBGMセレクターrunpeが提案するFASHION WITH MUSIC。誰も教えてくれないMAJIでオシャレなBGM特集! vol.5。

これをしっていれば、女の子とドライブにいっても「意識高い系」お洒落なBGMとして何気なく、かけてうんちくをサラッといえちゃう。

 

 

アーティスト  /    Ghost-Note

タイトル     /     Fortifeid

ドラマーのRobert "Sput" SearightとパーカッショニストのNate Werthによるユニット、Ghost-Noteのファースト・アルバム。
流石はリズム隊2人の作品。ジャズにファンクにアフロにラテンにヒップホップ、ブラック・ミュージックを軸にそのルーツ~現代的なグル―ヴまでも詰め込んだ、多彩で前衛的なビートが炸裂、カオティックなアレンジとライヴ感に溢れた演奏が唯一の中毒的な輝きを放つ。無秩序なものに無条件でゾクゾクし、音楽的マナーが後から付いてくるような感覚は、真新しく深い音に出会ったがゆえ、発見に対する高揚だ。クレジットを見てみると、Snarky Puppyのメンバーが参加、なるほど、音楽にはまだまだ可能性がある。「出尽くした」なんてことはない。そう認識させてくれるシーンが確かに存在している。

▼「Ewe」

 

 

 

 

アーティスト  /     Snarky Puppy

タイトル     /     Family Dinner Vol.2

芸術系においてはアメリカで最も名高いテキサス大学出身で、現在はブルックリンを活動拠点に置く、Michael Leagueを中心とした大所帯バンドSnarky Puppyが、第56回グラミー賞最優秀R&Bパフォーマンス部門受賞曲含む、アルバム『Family Dinner』の第2弾をリリースした。

自らのサウンドを「jafunkadansion」(ジャズ、ファンク、フュージョン、ダンス・ミュージックの融合)と表現、その言葉以上の様々な音楽を取り入れるセンスに、マナーはあっても制約は全く感じない。実際に観客を入れライヴ・レコーディングという形式を取ることで自由度は更に増し、思わず息を飲む繊細な演奏や、客席の大きな盛り上がりを想起させる華やかなパフォーマンスにある、リアルな熱を感じ取ることができる。それは確かな演奏力やユーモア、メンバー同士の阿吽の呼吸があってこそ成り立つもの。オーディオ体験におけるひとつの極みと言って良いだろう。

▼「I Asked~feat. Becca Stevens」

 

 

 

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