[韓国MUSICAL]新キャストも合流して『イン・ザ・ハイツ』韓国再演！

今年来日公演も行われ、話題を集めたミュージカル『イン・ザ・ハイツ』が、来たる12月20日から、芸術の殿堂CJトウォル劇場で再演される。中南米系移民が多いニューヨークのラテンハーレムと呼ばれるワシントンハイツを舞台に、住民たちの悲喜こもごもを描いた本作は、いまNYブロードウェイで最もが取りにくいと評判の『ハミルトン』を生んだ、リン・マニュエル・ミランダが1999年に初演した彼の出世作でもある。

韓国ではSMエンタテインメントが制作する2番目のミュージカルとして2015年に韓国初演。ラテン音楽とヒップホップが融合した音楽と、多彩な俳優たちによる熱演が好評を博した。今回の再演では、初演キャストに加え、ニューフェイスも投入され、当代の人気アイドルが集結した豪華な顔ぶれとなった。

ワシントンハイツで食料品店を営みつつ、いつか故郷ドミニカに帰りたいという夢を抱いている青年ウスナビ役は、俳優・ラッパーのヤン・ドングン、ミュージカル俳優のチョン・ウォニョン、SHINeeのKey、INFINITEドンウという初演メンバーに加え、ダンスとラップの実力には定評のあるBlock Bのキム・ユグォンが加わった。

ニーナの父が運営するタクシー会社で働くベニー役は、初演に出演したINFINITEのソンギュにと来日公演に抜擢されていたミュージカル俳優のイ・サンイ。そしてミュージカル初挑戦となるVIXXのエンことチャ・ハギョンとBlock Bジェヒョに、ミュージカル『ベア・ザ・ミュージカル』で頭角を現した新鋭パク・ドンウの3人が新キャストとして加わった。

ワシントンハイツの外の世界を夢見ている美容師ヴァネッサ役には、ミュージカル俳優のオ・ソヨンとJ-Minが初演に引き続きヒロイン役を務める。そして、優秀な成績で大学に入学するも、経済的問題でワシントンハイツに戻ってきたニーナ役は、少女時代スヨンの姉としても知られ、来日公演にも出演していたミュージカル俳優のチェ・スジンと、ミュージカル『ドリアン・グレイ』にアンサンブルとして参加していた新鋭ナ・ハナの二人が演じる。

そのほか、ウスナビのいとこで、スーパーで働くソニー役は卓越したダンスの実力をもつユク・ヒョンウクが再び舞台に立つ。孤児だったウスナビとソニーを育て、ワシントンハイツの住民たちの心の支えとなっているクラウディア役はイ・ユンピョ。住民たちの出来事すべてに首を突っ込む美容室のオーナー、ダニエラ役はチェ・ヒョクジュなど、初演から引き続き出演するベテランたちも顔をそろえた。

演出のイ・ジナ、音楽監督ウォン・ミソル、振付チェ・ヒョンウォン、キム・ジェドクと初演からの制作陣がすべて揃い、一段とグレードアップした舞台を見せてくれそうな『イン・ザ・ハイツ』は12月20日から、芸術の殿堂CJトウォル劇場で開幕する。

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