実写『鋼の錬金術師』からエド山田涼介&アルのビジュアル、秋に大原画展も
©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
実写映画『鋼の錬金術師』のティザービジュアルが公開された。
オフィシャルサイトで公開されたビジュアルでは、蒸気に包まれた駅構内で山田涼介(Hey! Say! JUMP)演じる主人公エドワードと、フルCGで表現される弟のアルフォンスの姿が確認できる。
イタリアでのロケを行なった同作について曽利文彦監督は「イタリアに行きたかった一番大きな理由が機関車です。原作を読んでいて、“機関車”がモチーフとして一番重要だと考えました。兄弟が旅をする話なので移動は全部機関車で移動していて、機関車が日本の機関車だとしっくりこないので西洋の機関車を求めて街を探しました」と明かしている。
今回の発表とあわせて、2017年秋に『鋼の錬金術師』の大規模な原画展『鋼の錬金術師展』が開催されることも判明。詳細は後日発表される。また映画のオフィシャルサイトでは「ハガレンみくじ」が公開されているほか、サイトで見ることができる時計には仕掛けが施されているという。
12月から全国で公開される『鋼の錬金術師』は荒川弘の同名漫画が原作。亡き母の「人体錬成」の代償として左足を失った国家錬金術師の「エド」ことエドワードと、体を全て失ったが、鎧に魂を定着させて一命を取り留めた弟の「アル」ことアルフォンスによる「賢者の石」を探す冒険を描く。キャストにはエド役の山田に加え、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子らが名を連ねる。
荒川弘のコメント
『作品は自分の子供』とよく言われますが、原作が子供ならそこから派生した作品は可愛い孫のようなものです。この度ドラマCDやアニメやゲーム等に加えて実写映画という孫が増えました。完成までまだしばらくありますが、今度の孫はどんなやんちゃを見せてくれるのかな~と楽しみにしています!
曽利文彦監督のコメント
映画監督として、日本が世界に誇る名作「鋼の錬金術師」を実写映画化できるなんて本当に幸せです。10年もの長い期間、この映画のために開発を続けた映像技術を全編に駆使して、邦画の新しい可能性に挑戦したいと思います。