劇団☆新感線の本格派時代劇『乱鶯』が《ゲキ×シネ》最新作として4月より上映決定
『乱鶯』
劇団☆新感線が36年目を迎えた際に初めて本格派時代劇に挑んだ古田新太主演舞台『乱鶯』が、《ゲキ×シネ》最新作として4月より上映がスタートすることが決まった。
劇団☆新感線『乱鶯』は昨年(2016年)春に東京・大阪・北九州で上演された舞台。倉持裕の脚本を、いのうえひでのりが演出。主演に古田新太、共演に稲森いずみ、大東駿介、清水くるみ、そして山本亨、大谷亮介ら人気実力派を揃え、江戸時代を生きる市井の人々の姿を生活感たっぷりに、立ち回りあり、サスペンス色もあり、ちょっぴり大人の恋模様もあり、と人情味溢れる人間ドラマとして上演された。ここ最近ではめったに見られなく王道時代劇を、エンターテインメントを追求する新感線が、江戸情緒漂うビターなハードボイルド時代劇へと昇華させ、好評を博した。
昨年(2016年)秋には、第29回東京国際映画祭(TIFF)の“特別上映作品”として全国に先駆けて上映され、話題を呼んだ。
『乱鶯』
<STORY>
物語の始まりは江戸時代。天明五年の春――
鶯の十三郎<古田新太>は盗賊の頭ながら、人を殺めず、盗られて困る者からは決して盗まないことで、その名を知られいた。しかし悪事を企む北町奉行所の与力、黒部源四郎<大谷亮介>の差し金もあり、子分に裏切られて一味は皆殺しの目に遭ってしまう。十三郎自身も瀕死の傷を負うが、その命を救ったのが幕府目付の小橋貞右衛門<山本亨>と、居酒屋鶴田屋を営む勘助<粟根まこと>お加代<稲森いずみ>夫婦だった。
それから七年。勘助を病で亡くした後、ひとりになったお加代を助けて十三郎は板前の源三郎と名乗り鶴田屋を繁盛させていた。そこに現れたのが火縄の砂吉<橋本じゅん>という盗賊を追っているという御先手組組頭の小橋勝之助<大東駿介>。勝之助が自分の命の恩人・貞右衛門の息子であることを知った十三郎は、彼に手柄を立てさせようと、砂吉が大店で押し込み強盗を企てている情報をつかみ、男まさりの女将のお幸<高田聖子>や女中のおりつ<清水くるみ>が働く大店の呉服屋・丹下屋にみづから潜入することを思いつく……。
『乱鶯』
《ゲキ×シネ》は、目の前で繰り広げられる舞台のライブを映像化。二十台近くのカメラで撮影、映画と同じ工程を経て製作される。ライブの迫⼒、臨場感、俳優の細やかな表情や⽬線、汗や涙などの普段観ることのできない舞台の魅力を満載。「演劇」を「映画」のように楽しめる。ジャンルが融合したハイブリッド・エンタテインメントだ。
■演出:いのうえひでのり
■出演:古田新太/稲森いずみ 大東駿介 清水くるみ/橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと/山本亨 大谷亮介 他
■配給協力:ティ・ジョイ
■製作・著作:松竹/ヴィレッヂ
北海道 札幌シネマフロンティア 2017/06/03(土) ~
東京 新宿バルト9 2017/05/20(土) ~
東京 東劇 2017/04/15(土) ~ 2017/05/05(金)
神奈川 横浜ブルク13 2017/06/03(土) ~
愛知 ミッドランドスクエアシネマ 2017/06/03(土) ~
京都 T ・ジョイ京都 2017/06/03(土) ~
大阪 梅田ブルク7 2017/04/29(土) ~
兵庫 神戸国際松竹 2017/06/03(土) ~
広島 広島バルト11 2017/06/03(土) ~
福岡 T ・ジョイ博多 2017/06/03(土) ~
鹿児島 鹿児島ミッテ10 2017/06/03(土) ~